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ただの愚痴と、現実逃避

最近いろいろあって仕事が忙しく、

そのうえ忙しい原因となっていることが評価に関係ない、ときている。

逃げたい気持ちでいっぱいです。

 

夫は言いました。「自分のためにではなく、人のために仕事をするときが来た」と。

でも私は思うのです、最初から人のために仕事してきたと。

その結果として成果があり、評価があったのです。

 

 

新人さんよ、早く巣立ってくれ。

 

 

仕事が軌道に乗ってきたと思ったら、こういう仕事が降ってくるんだな、と…。なるほど仕組みは分かるが…。

毎日憂鬱。

会社に行きたくなくなったのは人生初めてです。

 

 

はい。

愚痴終わり。

終わりーっ!

 

 

現実逃避のほうですが、マリオ・ボッタのセコンダという椅子を買いました^O^

こういうの

MAKK - Seconda chair by Mario Botta

買ったのは手すりなしバージョン。

スパイラルにもたくさん並んでます。

真横から見ると正方形と正円が並び、とても美しい。

座面のパンチングメタルはかなりたわむので、座った瞬間は見た目によらずかなりソフトです。

 

こういう工業製品ぽい幾何学的なデザインが好きです。

似た系統でこういう照明を愛用しているのですが

FLOS Frisbi(フリスビー)

明かりを一度円盤に当てるので、光がきれい。

UFO??

 

もう一台買いたいなー、

でも狭いマンションで存在感ありすぎかなーと悩み中でして、

 

この左側のtoioのほうがいいかも?

frisbiと同じく、カスティリオーニのデザイン。

Castiglioni Studio Visit

全体像はこんな感じ。ついているのは自動車のランプらしく、照度強めらしいです。

FLOS Toio(トイオ)(ホワイト)

問題は実物を見たことがないということです。どこかに置いてないかな。

 

雰囲気はfrisbiのほうが好きですが、frisbiはちょっと暗いので補助でスポットライトも必要だしなー、

来月には決めよ。

 

 

以上、ただの愚痴と現実逃避でした。

 

潜水服は蝶の夢を見る(2007年、フランス・アメリカ)

潜水服は蝶の夢を見る [DVD]

アマゾンプライムで、題名が面白そうなので見てみた。面白かった。これも実話。

 

脳卒中により、意識はあるのに左目しか動かすことができなくなってしまった仏ELLEの編集長(ジャン・ドー)。おそらく彼のキャリアの絶頂期での発症なので、突然何もできなくなった絶望感が大きい。その絶望感を、狭い視界や変わり映えのしないインテリア、代わる代わるやってきて勝手なことをいう人たちなどで表現している。最終的には左目の瞬きを通じて意思疎通できるようになり、周りのサポートを得ながら小説を書くまでになる。

最初は狭い視界から見える世界と、美しい思い出だけを丁寧に描き、外に出られるようになってガラスに映った姿を少し見せ、ようやく中盤になってからマヒした全身を映す。これがすごく効果的で、「自分が自分でなくなってしまった!」というショックを自分事のように追体験することができる。

発症したその瞬間は物語のかなり後に描かれるんだけど、そのシーンの恐ろしさが忘れられない。カッコいいクラシックカーで子供を迎えに行くオシャレな中年男性が、壊れた機械のように突然同じことを何度も繰り返して言い始める。次第に歪んでいく口元。実際、脳卒中を発症するときはこんな感じなのだろうか。

時折挟まれるイメージ映像も、マヒしてしまった体から意識だけ抜け出していくようで印象的だった。

 

信心深い愛人とのエピソードはどちらかというとネガティブなもので、彼女があまり魅力的にも見えなかったため、愛人が電話してくるシーンはなんだか白けてしまった。その前に描かれる90歳の父親との電話が感動的だったせいもあるかも。発症したあとも美女が代わる代わる世話を焼きに来て、ジャン・ドーがかなり愛されているのも都合いいなーと思ったりも。ジャン・ドーは愛すべき人物という描かれ方はさほどされていないので少し違和感があった。仏ELLEの編集長がそれだけ影響力があるということなのか。

スリーデイズ(2010年、アメリカ)

スリーデイズ (字幕版)

アマゾンプライムで。ポール・ハギス監督が好きなので見てみた。これもかなり面白い。

ネタバレしたらダメなタイプなのでなんとなく空白を入れとく。

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2時間以上の映画だが、1時間半くらいは服を着て水中を進むような、非常にもどかしい状況が続く。家族のために超人的な力を発する「スーパー父ちゃんモノ」かと思って見始めたが、そんなことは全くない。眉毛をへの字に曲げたラッセル・クロウが何もかもうまくいかず、金をだまし取られ、逮捕されそうになり、両親と不毛なケンカをする様子が描かれる。この描写はなかなか細かくて、例えば緊張しすぎて吐いたり、一歩が踏み出せずにそのまま帰ってきたりする。見ていてかなり歯がゆい。最初の1時間半で嫌になる人も多いと思うが、リアリティがあってこれはこれで面白かった。簡単には犯罪に手を染められない父親の葛藤が伝わってくる。96時間のリーアム・ニーソンとは大違いだ。

ちなみにリーアム・ニーソンは本作でラッセル・クロウに脱獄の手ほどきをする役として出てくるが、同じ戦う父ちゃんとしてパロディのように感じられて笑ってしまった。リーム・ニーソンの「脱獄のルール」を聞いてドン引きするラッセル・クロウ。普通はそうだよねー。

それだけに、ラスト30分で覚醒したようにキビキビと動く父ちゃんにはスカッとさせられる。最後には本物の犯罪者になってしまう苦悩も表現されるが、前半の丁寧な描写あってこその重さだと思った。

神のゆらぎ(2014年、カナダ)

神のゆらぎ [DVD]

グザヴィエ・ドランが出ているからみた。彼は監督作品だけじゃなく、演技のみも面白い作品が多い。

 

白血病で死にかけているモルモン教徒とそのフィアンセ、飛行機事故に遭う麻薬の運び屋、不倫されているアル中の女。それぞれに不幸な3者を、悲劇的な飛行機事故がつなぐ。アル中女の夫は、乗るべき飛行機に乗らず難を逃れる。麻薬の運び屋は、全身に火傷を負いながら飛行機事故でただ一人生き残るが、けっきょく死んでしまう。モルモン教徒は戒律により輸血ができないが、飛行機事故が起こったこと、患者を助けられなかったことなどが心を動かし、輸血をすることを決断する。登場人物たちは自ら不幸を背負い込んでいるように見え、彼らの運命が飛行機事故を転機に変わってくのは、神の采配っぽいなーと思ったり(すごく雑な感想)

映像の雰囲気も音楽も良かったし、もともと群像劇は好きだし、グザヴィエ・ドランが出演しているという期待感もあったんだけど、なぜか最後まで乗れず。

自分の場合よくあることなのだけど、宗教的制約みたいな話が映画のストーリーとしてピンと来ないせいだと思う。物語の最後のカギが「輸血の決意をするフィアンセ」なので、なんだそりゃーとなってしまった。モルモン教徒以外の人たちが揃ってダメ人間なのもよく分からない、、モルモン教徒についてはどういう位置づけで捉えている映画なんだろう?

漂白したように清らかに見える、フィアンセの美しい顔が何度も象徴的に映る。「絶対に輸血しない」と決めて、目の前の恋人も全身に火傷を負った患者も助けない姿は冷たく見える。一方で、不倫に興じる老人たちやアル中の女、運んだ麻薬を排泄しようとしている売人たちはひたすら汚く見える。そのギャップと、神が実在していたらありえないはずの「燃える飛行機」と、フィアンセの最後の判断の対比が鮮やかではある。

 

超どうでもいい話なんだけど、この映画は「ハドソン川の奇跡」(飛行機が墜落し「なかった」映画)の後に見たので、「サリー機長が判断を間違えていたら、麻薬の運び屋がただ一人生き残ってアル中女が小さな幸せを思い出し、モルモン教徒が信仰を捨てるのかー。」など、頭がごっちゃになった(´・ω・`)

海街ダイアリー(2015年、日本)

海街diary DVDスタンダード・エディション

アマゾンプライムで。綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆というありえない3姉妹のところに、腹違いの妹(広瀬すず)がやってきてさらにありえない4姉妹になる話(違う)。すっかりお姉さん女優になった3人の元に新人女優・広瀬すずちゃんがビクビクしながらやってくるが、いい子なのでいい感じに溶け込めてほっとする感じだ。まあとにかくすずちゃん(役名もすず)の可愛さが素晴らしい。すずちゃんの可愛さを余すところなく味わうために、もっとアップを多用してほしいくらいだった。

この映画の(個人的)クライマックスはすずちゃんが町に慣れて同級生と自転車で桜のトンネルを走り抜けるシーン。不倫の子として「子ども時代を奪われ」、3姉妹のところに来ても凝り固まっていた心が解き放たれる象徴的なシーンだった。ここだけちょくちょく見返したいくらい気に入っている。

 

善人しかいない都合の良い話に見えて、実は描かれていないシビアな現実をヒシヒシと感じるシーンもありレイヤーの厚い映画だったと思う。長女の不倫相手の実に都合のいい発言や、次女の上司の語られない都銀をやめた経緯、3女の無視されっぷりや4女(4女?)の継母からの言葉などなかなかヒヤリと冷たいシーンが目立つ。病弱な妻を置いて不倫し、都合のいい発言を繰り返す堤真一には腹が立ったし、それを自分のせいのように受け止める長女にも腹が立ったし、「不倫されるのはあんたも悪いから」という樹希希林にも驚いた。

これらのシーンが、どちらかというと淡くて優しい日常として描かれているのが特徴的だった。多くの人は自分に都合の悪いことを悪く言い立てたり、悪役然とした態度をとったりはしないし、むしろ差別や相手にとって善意のように言うことだってある。まして田舎町ならなおさらだろう。辛いことがあってもしょうがない、しょうがないけど毎日はまったりと過ぎていき、家もあるし話し相手もいるし若くて仕事もあるからなんとなく生きていけている。

あまり4姉妹の未来は明るいように感じられなかったが、なんとなく幸せになれるんじゃないかなー?どうかなー?という感じで終わっていた。

ハドソン川の奇跡(2016年、アメリカ)

ハドソン川の奇跡(字幕版)

エンジンがガンの群れを吸い込んだことによる故障でエンジンが止まってしまった旅客機。滑走路に戻ってもいいが、その場合市街地の上を通らなければいけない。機体が地上に落ちるまでは200秒しかない。機長の判断でハドソン川に着水することを選択し、奇跡的に全員生き残ったが、機長の判断を国家運輸安全委員会で糾弾されることとなって――というはなし。実話なのでネタバレもなし。

糾弾されるうち、機長(サリー)も自分の判断が正しかったのか分からなくなるが、一方で自分が経験してきたことに対する自信もある。何度も脳内で滑走路に戻った場合のシミュレーションをして、NYの市街地に派手に落ちるシーンが衝撃的だった。

委員会のメンバーが極悪人のように見えがちなので、彼らも真面目に仕事してるだけなのよね…と思って見ないとおかしなことになる。ただ、彼らが悪人に見えていることは物語の盛り上げに少なからず寄与していることも事実。こういう構造って映画の必要悪なのかなー。

 

基本的には、「やっぱりクリント・イーストウッドってスゴイ」としか言いようがない、素晴らしい映画ではある。

ただ、完全に穿った見方なんだろうだけど、クリント・イーストウッドがトランプ支持者なのもあって“Make America Great Again”的世界観に感じてしまった。国旗を掲げて国歌でも歌いそうな雰囲気だ。「昔からある職種の職業人(白人男性)が、自分の技術を信じてニューヨークを救う感動的な話」というのがかなり(旧)アメリカ的に思える。サリー機長が経済的な問題を抱えているというエピソードも然り。サリー機長の素晴らしさに委員会のメンバーが感動して言うセリフはキザすぎだ。

トムハンクスは昔から「超優秀な職業人」という役柄を演じることが多くて、みんな同一人物に見えてくるようになってしまった。眉間にモリっとシワを寄せて正しいことを言うのはさすがに飽きた。

5年越しの手湿疹が治ったんだが…

最近びっくりしたことは、手湿疹がいきなり治ったことです!長期間、常に傷だらけでバリア機能極弱の深刻な状況だったので(症状はここ 

に書いてますが…)、こんなアッサリ治って嬉しいやら驚くやら。

 

方法は単純で、薬(私はステロイド系)+ワセリン+ポリ手袋+手袋で寝る、というだけ。

 

この方法だと手がびっちょり濡れて臭くなるので良くないと思って、以前1回やってやめていました。いつもは薬+ワセリンに綿手袋を2重にはめて寝ていました。しかしこれだと、何もせずに寝るよりはマシだけど治りはしない。

 

もうこれは持病だろうと一生付き合う気でいたのですが。ところが、いつまでも治らない(むしろひどくなっている)手湿疹にかかりつけのお医者さんが業を煮やし、「湿疹というか、傷だらけですね」「湿潤療法やってみましょう」とキレ気味に仰ったというわけです。

 

湿潤療法では多少の雑菌繁殖は問題ないとしているみたいで、手袋内がくさーくなってもまあいいんだそうです。ほんまかいな。あと、薬の成分が染み込みやすいのだとか。事実手は治ったので、湿潤療法さまさまなのでした。

 

手が綺麗になったので(自分比)、ハレが引いて指輪が抜けたし、爪が際限なく小さくなるのが止まってまた生えてきたし、ピザをこねたり餃子を包んだりもできるしで嬉しすぎる!久々にネイルでもしようかと思ってきました^O^

 

もししつこい手湿疹に悩んでいる方がいたら、お医者さんに相談してみてください。

 

川西工業 ポリエチレン手袋 内エンボス 100枚入 #2013 クリア M

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サンホワイトP-1 400g

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