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コンシーラー始めました

メイク動画を見ていると、たとえファンデを使わない人でも必ずコンシーラーを使っているようなので、私もいっちょ買ってみるか~と思い、

たまたま立ち寄ったドラッグストアでこれを買いました。 

ミシャ ザ コンシーラー No.21

ミシャ ザ コンシーラー No.21

 

サイズも小さいからお試しに良いかと思ったんだ

 

まぶた、目の下、ほうれい線、口の端にそれぞれチョン、と少しつけてぼかします。

最初はコンシーラーをつけると驚くほど化粧してる感が出て、肌の質感が不自然な感じがしたのですが、

下地の後にコンシーラーを塗って、上からファンデをつけてみるとうまく馴染んでくれました。

なんとなく、このコンシーラーはトーンが合っていないような気がする。2色しかなかったんだよね。でも、よく言われるような乾燥やヨレはないので、不満はありません。なくなりそうにないので、しばらくはこれ1本でやってみようかな。

 

コンシーラーだけで粗が隠れて、上につける色モノのベースになるので、コンシーラーのみの人の気持ちもわかる気がする。一日の終わりにはほとんどすっぴんになっていたような箇所も、ちゃんとメイクを落とすときまで色が残っています。隠すものがほとんどなくなるので、ファンデは顔の質感を整える目的でごく薄くつけるだけになって、崩れもますます気にならなくなってきました。

 

それにしても、コンシーラーに慣れると習慣みたいになってきました。セッティングスプレーみたいで、使ってなかったときは何とも思わなかったけど、使い始めるとないと落ち着かない!こうやって人は化粧が濃くなっていくのでしょうか 笑

最近好きなコスメ系ユーチューバー①violette_fr

毎日、ほぼ欠かさずコスメ系のユーチューブを見ています。

最初はヴォーグから入って、次にジェフリー・スターやジェイムズ・チャールズなど有名な方を一通り見て、今はたまたまヒットして気に入った女の子をフォローしています。

 

最近更新されていたら嬉しいのはこの方

 

Violette_fr


GETTING READY FOR NYE

ブルックリンに住むフランス人女性。ユーチューバーとしてスタートしたみたいですが、今はエスティ・ローダーのグローバル・ビューティーディレクターもやっているみたいです。

でも、動画ではエスティ・ローダーはあんまり出てこなくて、その時気に入ったものなのか、提供なのか、色んなブランドを使っています。

 

もっとも魅力的なのは、「ファンデは塗りすぎないけど、色物は楽しむ」という姿勢。

アメリカのトップユーチューバーは目の下にがっつりコンシーラーを塗る方が多いのですが、ヴィオラさんは「できるだけ塗らない」「ファンデは顔の中心だけ」など、できるだけ塗らず、反対にスキンケアにはめちゃくちゃ手間をかけるところに共感します。がっつりコンシーラーは西海岸の方の流行りなのかな。

 

動画では、なぜかあちこちのカフェやバーなどで自分自身にメイクしているものか、様々な分野で活躍している女友達に自分でメイクしてもらって、「あとひと匙だけ」ヴィオラさんがメイクを施すものが多いみたい。

スタジオで化粧するんじゃなく、場所の雰囲気やその時の気分、気に入った一枚の服を取り入れて化粧しているのが面白いし、そこにさらに女友達たちのライフスタイルや考え方も反映されているのが面白い。照明も自然。この「照明が自然」っていうのは今後増えそうな気がしました。

 

最近好きだったのはこの動画です

「女友達にメイク」シリーズ。すっぴんでも驚くほどキレイな女性なのですが、彼女にちょっとだけハイライトと真っ赤な口紅を施してあげています。この動画を見て、ノーファンデメイクに目覚めました。自然なコンシーラーが一つあったら案外できるもんですね

 

最近は、以前よりさらにさまざまな人とのコラボレーションを進めていくことにしたようで、とても楽しみにしています。

マルラオイルはすごい。パサつく剛毛も落ち着く

肌のキレイな友だちと話していると、「マルラオイルを通販でリピートしている」言っていたので何となく気にしていました。

ネット情報でよく分かりませんが、何か特殊な植物から取ったオイルとのこと。

ちょっと高いので、iherbでお安く買えないものか…と思っていると、ありました。

 

それでも高いけどね。

 

友だちは「髪にも肌にもつけている」と言っていたので、ちょうどアルガンオイルが切れたタイミングで髪用につかってみることに。

つけてすぐは普通のオイルですが、驚いたのは翌日の朝。ブローするまでもなく、落ち着いた広がらない髪質になっていたのでした。産後から髪が乾燥しやすく、広がりやすいので、外泊などであまり手入れせずに寝ると髪がウネウネして広がってしまうのです。それ以来オイルは欠かさずに買うようになりました。

今まで髪に使ってきたのは、ホホバオイル、スクワランオイル、アルガンオイル、馬湯、アンズ油などがありますが、マルラオイルは間違いなくトップの落ち着きです。

 

ワンプッシュでセミロングをカバー…なんてことはなく、瓶の構造もあってか7プッシュくらいつけています。

Iherbにはこれ以外にも3種類くらい、いずれも同じ価格帯のマルラオイルが売っていました。次は違うブランドを試してみたいと思います。

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左がマルラ、右がアルガン。アルガンオイルは、いまはメイク落としに使っています。

 

オイルはメイク落としに便利

オイルをよく使うようになってから、メイク落としを使わなくなりました。もともと「メイク落としって高い割に肌に良いことしてる感じがないなー」と気になっていたのですが、わざわざ買う必要もなく、単にオイルを馴染ませればどんな濃い化粧でも簡単に落ちることに気づいたのでした。

 

私の手順は、メイクしたままお風呂に入って緩ませ、出てタオルで水分を取り、オイルをクルクル馴染ませるというもの。冷たいまま馴染ませると時間がかかるし、手や顔の肌が固いので摩擦も気になります。

オイルのオフは蒸しタオルなどでも良さそうですが、私は摩擦を気にするマンなので泡で出てくる100%石けん素地の石けんで落とします。

 

オイルは万能で、なんにでもおすすめです。

エンドレス・ポエトリー(2016年、ロシア)

エンドレス・ポエトリー【R18+】(字幕版)

見るの遅くない?

ホドロフスキー好きーとか言っておきながら、劇場も逃し、DVDになってからもしばらく見るのを忘れていた情弱(情弱?)はわたしです。

 

「エンドレス・ポエトリー」は「リアリティのダンス」という前作の続編で、ホドロフスキーのマジ自伝的な連作です。なぜマジ自伝というような言い方をするかといえば、ホドロフスキーの作品はどれも何となく自伝っぽいからです。しかし、この連作では本人名でホドロフスキーの子どもが本人を演じているので、まぁ自伝だよねということです。

 

「リアリティのダンス」はチリのトコピジャで暮らしていた小学生くらいまでですが、「エンドレス・ポエトリー」はサンティアゴに移住し、成人するまでを描いています。冒頭では、前作で金髪のかつらを被らされていた本人役の美少年が、ちょうどいい具合に成長した姿で「とこぴじゃーーーー」と故郷に別れを告げます。

このシーンではマーチを描くのにわざと黒子に持たせた看板人間を行進させ、さびれた街を表現するのに書割を使っています。正確には分からなかったけど、何か表層的なイメージ、排他的なイメージを伝えたかったのかな。いずれにせよ、ともすれば出鱈目な、映画のルールを逆手に取ったような演出が却って目を引いて考えさせ、効果的でした。今回は1体だけでしたが、小動物を殺すのはやめてほしかったが…。本当好きだな…。

 

相変わらず高圧的な父に、徐々に反抗し、親離れをしていくアレハンドロ。父との邂逅はいちいち泣けましたね…。本人出演による、最後の「過去改変シーン」は心に沁みました。すばらしい環境だけが、才能を開花させるわけではない。あるいは、すばらしい才能は、環境に影響なく開花する、のか。アレハンドロは前者で、「この父がいなかったら今の自分はいない」という風に感じているんですよね。だから、父とは本当は分かりあい、別れたかった。それを「過去改変」で非常に詩的に表現しているんです。泣くでしょこんなん!この親子に全世界が泣いた!(泣いてない)

 

さて、前作では体中にタールを塗って現代舞踊をしたり、放尿したりしていたお母さんですが、今回は祖母にいじめられて変なケーキを作るくらいであまり活躍の場がありません…と思ったらなんと…!アレハンドロの最初の恋人になる、かなり常軌を逸した感じの詩人の二人一役だったーーーーーーーこの女優さんスゲーーーーーーー登場シーンでは、鬼のメイクをしたバーに表れ、「2リットル」とオーダー。その場でビールを2リットル飲み干し、男性を殴り飛ばします。ちょっと登場シーンが過激すぎて他のシーンが霞むのですが、いぜれにせよアレハンドロを開眼させた人物として存在感抜群に描かれていました。

 

他のアーティストたちとの祝祭的な集住や、実在の詩人との心の交流、その恋人である小人など、「いつも出てくるあのモチーフは、これが起源だったのだろうか」と思わせるシーンが満載でした。それらに、体ごと飛び込んで、愛しんで、でも不思議と「全く」執着していないように見えるアレハンドロ。ホドロフスキーって弱きものや美しいものなど、全てを愛しているように見えるんだけど、けっきょく自分のことが一番好きなんだろうなーと思います。この映画だけでなく、エルトポでもホーリーマウンテンでも、神っぽい存在なんですよね。見ている世界の広さが違う感じ。

 

いずれにせよ、ホドロフスキーファンにはたまらない作品がまた一つ世に出たということでした。

続編があるなら、映画の中でエルトポを撮ったりするんでしょうか?あ~~~~~っ、楽しみでたまらん。

 

ホドロフスキーさん、どうぞ長生きしてください。

ドラえもんのび太の月面探査記(2019年、日本)

小説「映画ドラえもん のび太の月面探査記」 (小学館ジュニア文庫)

娘と会社帰りに見に行きました。

世は春休みなので、子ども向け映画は「ダンボ」、「コナン」、「スパイダーマン」、「レゴ」、「プリキュア」といくらでも選べる状況で相当悩んでいましたが、最終的にはダンボとドラえもんに絞って、時間の都合がいいドラえもんにしました。

 

劇場でドラえもん映画を見るのは初めてです。

ピクサーアニメのような圧倒的な映像の美しさや、これでもかとマーケティングされた内容でボロ泣きさせられる…なんてことはないんですが、ストーリーがけっこう練られていて面白かったです。友情の話なのかと思いましたが、後半は家族の話。アンドロイドとその親とか、暴走するAIとか、ドラえもんらしいSF要素とファミリー世代にマッチした普遍的なテーマが骨格を成しています。

 

不思議だったのは、怖いシーンについて。娘が「シュガーラッシュ」や「インクレディブル・ファミリー」などよりも怖がっていたんです。映像のリアルさや迫力ではあちらの方が勝っているように感じたのですが、ドラえもんに出てくる悪役の方がなぜか怖いようです。これは他のお友達でも聞いたことがあったので、そういうものなのかもしれません。

それもあってか、娘の評価は「まぁまぁおもしろかった」というものでした。娘はシュガーラッシュが圧倒的に好きで、それ以外は「まぁまぁ」しか言わないんですけどね…。ヴァネロペちゃんが好きだったのかな。

 

自分はといえば、大長編ドラえもんは私の小学生時代を支えたコンテンツの一つで、アメリカでも売っておりしょっちゅう読んでいました。ドラえもんといえば、私にとっては道具のワクワク感が一番。とりわけ急ごしらえで生態系や街をつくるキットが大好きで、畑に植えたカボチャのようなものからカツ丼やカレーが出てくる道具などをよく覚えています。

ドラえもんが意外とテンパり症で、いざという時に間違った道具を出したり、慌てて次々とガラクタのようなものを取り出すシーンも懐かしく見ていました。思ったより古き良きドラえもん像から離れていなかったのは嬉しかったです。

ちょっと「変わったな」と思ったのは、意外にもスネ夫!他のキャラクターはそれほど変わったように感じられなかったのですが、スネちゃまは一人だけ現代っ子ぽさが出ていた気がして面白かったです。お金持ち像が変わったのかもしれん。せっかくならタワマンに住んでほしいです。逆に、他のキャラクターはあまりアップデートされていない感じの家族像に感じました。それもまた良し。

 

娘が行きたいといえば、またドラえもん映画を見に行こうかな思いました。

4月になった

 

娘は今日から年長さんです。娘は一人っ子なのに姉御肌なので、年下の子たちのお世話をすべく張り切って登園していました。

娘について、わたしからは基本的に親バカな話しか出てこないですが、本当にいい子でね…(しみじみ)最近は周りの人を気遣ったり、準備や宿題などの「じぶんのおしごと」をパッパと済ませたりして、いっそう成長したなーと思います。だれに似たんだかね…と残念な感じの母は思うのでした。

 

娘のおもしろいところはそのグルメっぷりで、なんでも食べるしおいしいものが分かるし、味の表現が独特です。

イタリア産の熟成したサラミを切っているとき、娘が興味を示していたので小さく切ってあげると、もちゃもちゃ噛んでから「カビのあじがしておいしい」と言ってました。確かにカビはうまいけど、早すぎたかもしれない。

エスカルゴやフグの白子など、見た目がアレなものも普通に食べます。

わたしが「なーんか味が決まらないな」と思って適当に味付けしてあまりおいしくならなかったスープを飲んだときは、「味が多い。牛乳はいらなかった」と渋面をつくっておられました。ごめんよ…。

わたしはけっこう大きくなるまで紫蘇も食べられなかったし、焼きナスなんかも苦手でした。いずれも娘の好物です。

もしや中にお酒の好きな紳士が入っているのでは…?将来いっしょにお酒を飲むのが楽しみです。

 

4月といえば新入社員もたくさん入ってきたのですが、入社式の冒頭で自分の着ているシャツが裏返しだったことに気づき、式の間中ずっと心ここにあらずでした。本当に残念な母なのでした…。もうやだ。

グリーンブック(2019年、アメリカ)

 

グリーンブック~オリジナル・サウンドトラック

アカデミー賞作品賞を受賞していたので、さっそく見てきました。公開1週目の休日の昼間とかだったと思うけど、お客さんほとんどいなかったです…。いい映画でしたけどね。気になる方は早めに行った方がいいかも。

 

黒人差別がまだ激しかった頃のNY、イタリア系移民のトニーと黒人ピアニストのドックのロードムービー。トニーは最初は黒人を差別していて、お金のために仕方なくドックの運転手を引き受けるんだけど、天才ピアニストであるドックの魅力に気づき、次第に友情を築いていく…というような話。実話なのですが、よくあることですがだいぶショーアップされているようで、主にドック側から「事実と異なる」というクレームが入っているようです。

 

アカデミー作品賞だというから何か新しいものを期待していったんですが、この映画、拍子抜けするほど「古き良きアメリカンファミリーコメディ(そんな言葉はないかもしれないけど)」なんですよね。ものすごく王道な「笑うツボ」(しかもちょーーーアメリカンなやつ)を丁寧に押していってくれるので、会場はずっとクスクス笑いが起こっていました。そして、お約束の「家族でのクリスマスの食事会に迎えられる珍客ドック」というシーン。いったい何回目なんだ。どんだけ家族の集まりが好きなんだ。別にいいけど。

そんな穿った見方をしている私なので、笑ったし泣いたけど、すごく物足りない気分で映画館を後にしました。黒人差別をテーマにした映画には良いものや新しいものがたくさんあるので、このテーマでこれを見たいかというと、別に…という感じでした。「ムーンライト」とか「それでも夜は明ける」とか「ドリーム」とか「バースオブネイション」とか…を見た後でこれを見ると、一気に初級編に戻ったような気分です。

 

いや、誤解しないでほしいんですが、すごくいい映画だし「今上映中の映画でおすすめを教えて」って言われたらこれは必ず上げます。上げるんですが、いちいちライトな感じに、映画のお約束からはみ出ない感じにキレイにまとめているのがヒシヒシと伝わってきて、それが私にはしっくりこないというだけです。魅力的なトゲがなく、キレイに磨かれた球みたいな感じ。つるんとして心に爪痕を残さない感じです。

 

その「しっくり来ない感」をMAXに高めたシーンがあって、ドックがバーでショパンのエチュードOp25-11を演奏するんですが、これ名曲で大好きなのでめちゃくちゃテンションが上がったんですが、音符二つくらい出たところで「うおキタ――――――!!!」ってなったのですが、

なんとばっさり省略!

この曲、3分ちょっとしかないんですよ!?それ、省略するとこちゃうやろ!!!!しかも、私の好きなとこーーーーー!!ドックの行き場のない怒り、苦悩、そこにいるたくさんの黒人たちの暗い目、そこにぶつける大嵐を表現してるのに!

もーーガッカリ。

 

なのでだいぶ辛目の評価でございます。

さようなら。

 

ポリーニのOp25-11


Pollini plays Chopin Etude Op.25 No.11 'Winter Wind'

これだよこれ「怒り」なんだよーーー

 

異文化交流×運転手ならこっちの方が面白いんじゃないですかね(投げやり) 

タクシー運転手 約束は海を越えて [DVD]

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