MENU

7月にブックマークした住宅

マンションリノベ事例:

 

1

床のクラックに、まさかの金継ぎ!細かいな~。とにかく減らしていく方向のリノベで装飾性がほとんど無いのが良い感じなのですが、金継ぎを始めさりげなく扉を鏡でつくっていたりするところがまた良かったです。鏡を使うのはマネしたい。

 

2

f:id:glasstruct:20160801165752p:plain

http://frontofficetokyo.com/project_014-d_flat.html

こちらも鏡使いがとてもいいなー。トイレの扉を始め、ちょっとした仕切り壁を縁なしの鏡張りにすることでかなり広く感じるし、不思議な雰囲気を醸し出しています。今の家に大きな鏡があるんだけど、指紋が気になるので毎日磨かざるを得ないのが玉に瑕というところ。造作の極薄スチール棚も良いですね。キッチンになぜかすごい造作照明がついているのが気になる。なんだこれ。気になる。

 

3 

真っ白リノベ。個人的には今までみたリノベーションでも一番くらいに好き!壁の境界線にライン照明を仕込んでいたり、キッチンをガラスで囲っていたりなどマネしたいポイントがたくさんありました。造作の壁面収納、これだけたくさんあったらだいぶお金かかりそうだな~(*_*)とても素敵だけど!

 

戸建て:

最後は戸建てで夢を見て〆ます^^;これはもう夢だなー。目の保養なのでした。

 

6月にブックマークした住宅

家が大好きなのに諸事情で購入に踏み切れず、最近戸建てが欲しすぎて夜眠れなくなってきました(›´ω`‹ )せめてもう少し住環境を良くしようと賃貸物件を眺めるのですが、気に入るのが見つけられません。「もう、安い中古マンションを探して好きにリノベしようかしら」という気持ちになりつつあります。梁のでっぱりとか、クロスとか、コンセント配線とかさ…細かいところが気になるわけよ…。

というわけで、今回はリノベ物件や内装のみ事例ばかりです。

 

1

チェコの首都、プラハにあるアパートの内装です。新築の内装のみ別途デザイナーに頼んだ案件。カラーパレットが完璧に管理されていてカッコいい。家具までインテリアに合わせて新調すると、さすがに統一感があって綺麗ですね。

f:id:glasstruct:20160629171050p:plain

照明が蛍光灯なのが好き

f:id:glasstruct:20160629171120p:plain

この月模様のローテーブル、欲しかったやつだ。

f:id:glasstruct:20160629171032p:plain

凹凸感の強い独特なタイルですね。なんだろこれ。ソリッドになり過ぎず、光を柔らかく反射していいですね。

f:id:glasstruct:20160629171259p:plain

f:id:glasstruct:20160629171314p:plain

f:id:glasstruct:20160629171341p:plain

 

2

神奈川のマンションリノベ事例。60~平米くらいかな?もともとの平面を大きく変えず、機能を箱に閉じ込めることで空間を分けています。プライベート空間、セミプライベート空間の二つに分けてハコの色を塗り分けているそうです。シンプルで使いやすそうだし、ゴチャゴチャしたものを隠せるので生活が楽そう。オープンなワンルーム空間にも憧れるけど、そうなるといつもきれいにしておかなければならず、それなりにストレスフルなんですよね…。

f:id:glasstruct:20160629172030p:plain

f:id:glasstruct:20160629172029p:plain

f:id:glasstruct:20160629172028p:plain

f:id:glasstruct:20160629171909p:plain

 

3

東京のマンションリノベ事例。76平米。デザイナーの自邸だそうです。こちらはオープンなワンルーム空間です。

f:id:glasstruct:20160629172950p:plain

普通の階高にロフトをつくってベッドルームとするの、よく見かけるようになりました。実際寝るだけなら天井が低くてもむしろ落ち着くのかもしれません。

f:id:glasstruct:20160629173118p:plain

このお風呂の配置はさすがだなあ。白い縁取りのある空間で、しっかり区切らずとも明確に雰囲気が変わるのがいいな~。

f:id:glasstruct:20160629172659p:plain

f:id:glasstruct:20160629173316p:plain

f:id:glasstruct:20160629173157p:plain

 

4

鳥取県、倉庫の改修です。こちらもデザイナー自邸。倉庫がこんな空間になるんだ!と新鮮でした。


5

徳島県。こちらはリノベではありませんが、コンテナを2つ使った住宅の例です。個人的にガルバリウム鋼板があんまり好きじゃないんだけど、これはとてもかっこよく見えました。

 

以上。もうさあ、とにかく引っ越したい(›´ω`‹ )

 

 

5月にブックマークした住宅

1

明らかに異質だったのでブックマークしました。機械チックなのは石山修武さんみたいだし、鉄骨のこういった使い方と言えば伊藤豊雄さんの自邸シルバーハット(1984)です。

いずれも30年以上前に「一番新しかったもの」なんだけど、こうやって現代につくられると新しく見えました。今は木造など自然さを感じる素材、自然回帰、曲線などが主流になってきて、機械的な造形はあまりないですね。しかし良く考えると鉄もプラスチックも自然な素材で作られている物だし、木や石を使ったところ自然への擬態に過ぎないとも言えます。Z4Z4AAAはスペインで学ばれた若手建築家の方のようです。この住宅もマドリッドにあります。どういう経緯でこういった建物をつくるようになったのか気になる。

f:id:glasstruct:20160527152339p:plain

f:id:glasstruct:20160527152345p:plain

人物モデルも宇宙人ぽくて凝ってる!箱をかぶっているということでもじゃまじょさんを思い浮かべてしまいました^^

f:id:glasstruct:20160527152148p:plain

f:id:glasstruct:20160527152138p:plain

もはや公共施設にしか見えない。シルバーハット(自邸の方)もよく店と間違えられたそうです。

 

2 

これも異質だったのでブックマーク。モントリオール。床が無くてとにかく階段!という…。1階は足場の間で生活するというとんでもないことになってるんですが、これはこれで楽しい…のか?いちおう壁際に必要最低限な機能が固められています。

f:id:glasstruct:20160527153114p:plain

f:id:glasstruct:20160527153121p:plain

f:id:glasstruct:20160527153125p:plain

しかもこの階段外せるぞ

f:id:glasstruct:20160527153045p:plain

基本は箱で、階段足場はインテリア的な設えなのかも。あとは余剰の大空間をどう使うかという話なので、今後も色々変えられのかな。まあやってみたというのが素晴らしい。リンク先のコメントでけちょんけちょんに言われていて「そこまでいわなくても…」と切ない気持ちになりました(´・_・`)

 

アルゼンチンの住宅。いつもながら「暖かい地方のオープンでモダニズム的な家が大好き」という話なんですが…

f:id:glasstruct:20160527152505p:plain

f:id:glasstruct:20160527152509p:plain

f:id:glasstruct:20160527152608p:plain

f:id:glasstruct:20160527152639p:plain

f:id:glasstruct:20160527152519p:plain

幾何学的だしコンクリートだしで好きすぎる。(←建築の進歩を阻害する発言(;゜∇゜))

 

マンションリノベ事例です。回転扉で色んな部屋の仕切り方ができるということで、リアルにやってみたいなーとおもいました。


おしまい。


 

4月にブックマークした住宅

 

4月は住宅のブクマが4件しかありませんでした。普段は10~20件くらいたまるんですが、なぜなのだろうか。たまたまですが、開放感があり、素材の質感を前面に出した物件ばかりでした。

 

1

豪邸ですが、廃材ばかりを仕上げにつかっている家です。ムンバイ。建物の前面に集合した窓やドアが圧巻ですね。

A House Full of Recycled Materials

ガラスを細くきって張り合わし、切り口を見せる手法、日本のどこかで見たな…どこだっけ?

Collage-House-S+PS-Architects-5

ちょっとわかり難いけど、竹林みたいに見える右の壁は廃材の鉄パイプだそうです。

Collage-House-S+PS-Architects-22

廃材を再構築する手法は日本のDAJIBAさんでよく見ますが、新築の豪邸でこういう取り組みをした例は見たことがないです。

 

2

一人暮らし、100~300㎡、2階建てで1階はほとんど壁なし、ローコストというまるっきり「六甲の住居」みたいな家なんですが、六甲の住居よりはデコラティブな印象の住宅です。ベルギー。

2階部分も六甲の住居のように明快に1階と対比させず、開いている面と閉じている面がありますね。

一人でこんな家に住む人生も、楽しそうだな…。

 

3

ベトナム建築が熱いです。VTNの名前を見聞きするようになって以降、かなりの頻度で気になる物件が発表されています。高密・高湿で都市汚染が進んでいるホーチミンやサイゴンなどでは建築的課題がたくさんあって、建築によって住まい方が豊かになると分かったので需要があっという間に高まったのかもしれません。

この住宅も、高密な従来型の住宅からガラッと変わって半屋外を多く取り入れた開放感ある設計になっています。VTNには日本人建築家が数人在籍していたようですが、この住宅を設計した西沢さんも実はVTNのパートナーだったようです。ベトナムの現代建築に、日本人のDNAあり。なんとも不思議な感じがします。

この床の葉っぱ模様

壁にも…?

外壁の飾り壁だったんですね!半屋外/プライベートと性格の違うボリュームを積み上げているので、むき出しになる半屋外空間に木の飾り壁が貼ってあります。床の文様も、外壁の木型で取ったのかもしれませんね。

海外の物件でも、日本人の方が担当しているとなんとなく分かります。歴史的コンテクストを省いた現代建築でも、なんとなくどこの人が作ったかわかってしまうのは面白い気がする。

 

以上

3月にブックマークした住宅

 

自分の家づくりの参考に、住宅の施工例をブックマークしています。中古マンションリノベが多めです。

最近、空間構成よりもインテリアでブックマークすることが多くなりました。構成の面白さもちゃんと見たいんだけど、Feedlyで流し見しているとパッと見の印象しか見ていなかったりします。反省。。。

 

1

京都。85平米のメゾネットのリノベーションです。下階で生活空間は完結していて、上階は仕事場+テラス。これはほぼ自分の理想に近いマンションでした。こんな物件、どこかに落ちてないかなー(落ちてはいない)。床は濃グレー、他は白一色でまとめて、半透明のカーテンをぐるっと廻らせて採光も叶えています。

f:id:glasstruct:20160328152632p:plain

f:id:glasstruct:20160328152640p:plain

f:id:glasstruct:20160328152717p:plain

f:id:glasstruct:20160328152901p:plain

窓と窓じゃない部分を無視して全部薄カーテンをかけるの、すきー。

f:id:glasstruct:20160328152707p:plain

ああ。どこかいい感じの立地に、同じようなマンションが落ちてないかしら(-人-;)(落ちてはいない!)。

 

2

パリ、60平米のマンションリノベです。絵のように素材を使い分けていて、実にオシャレだなーと。部屋の機能に合わせて床の素材・色を使い分けているようです。他は基本は真っ白に塗っていますが、窓枠など多くの場所で真っ黒を取り入れたり、収納は一部見せちゃったり(でも隠したり)などのさじ加減が絶妙に良いですね。

f:id:glasstruct:20160328152340p:plain

f:id:glasstruct:20160328152302p:plain

このせまーいワークスペースもいいなあ。

f:id:glasstruct:20160328152357p:plain

ちょっと見えてるWIC。扉をつくらないことで却ってスッキリ。

f:id:glasstruct:20160328152326p:plain

 

3

コレもマンションリノベですが、50平米とさらにコンパクトです。東京。壁はトイレ・風呂以外取っ払い、中心に収納を兼ねた箱だけつくって残りはカーテンで柔らかく区切るようにしています。実は我が家もほとんどコレに近い考え方かも。カーテンって音はさえぎれないけれど気配や空調はまあまあ仕切れるし、意外と便利なんですよね。

f:id:glasstruct:20160328152524p:plain

f:id:glasstruct:20160328152552p:plain

f:id:glasstruct:20160328152536p:plain

個人的にはこの照明の取り方が面白いなと思いました。

f:id:glasstruct:20160328152155p:plain

 

4

スイス。彫刻的な形と素材使いがただただカッコいい、2棟の連なった戸建て住宅。実は2棟は地下でつながっており、地下には神殿のようなプールが。水回りの石の仕上げとか、木とコンクリートの対比とか、なんだかもうゲンナリ(?)するくらいカッコいい住宅でした(›´ω`‹ )ゲッソリ 生活感を出すのは絶対NGな感じのこの住宅、見えていないけどどこかの壁面はことごとく収納になっているんだろうな~と思ったり。どんな住まわれ方をするんだろう。

f:id:glasstruct:20160328151743p:plain

f:id:glasstruct:20160328151745p:plain

f:id:glasstruct:20160328152020p:plain

f:id:glasstruct:20160328151828p:plain

f:id:glasstruct:20160328151832p:plain

 

以上。最後は夢に走ってみました(何)

 

2月にブックマークした住宅デザイン

1

イギリス南部の郊外住宅のリノベーション。施主の母が1970年から住んでいた、ヴィクトリア朝からの古い家のようです。平屋を2階建てにしたとありますが、増築ではなくもともと高い天井高にロフトを付けたような形です。素材使いが気になる。

f:id:glasstruct:20160229173219p:plain

f:id:glasstruct:20160229173222p:plain

f:id:glasstruct:20160229173303p:plain

 

2

これも明確に書いていないけど「ヴィクトリア風の建物」「リノベで面積を増やす」と似たような状況みたいです。しかしこちらは本来中庭であったところをつぶして段差のあるひとつながりの家に増築しています。天井光を取り入れて暗さを回避しているようです。ポイントでふんだんに黒を使っているの好き。

f:id:glasstruct:20160229172302p:plain

f:id:glasstruct:20160229172323p:plain

f:id:glasstruct:20160229172335p:plain

 

3

ガラッと変わって、ロシアはモスクワの週末用住宅です。これは家じゅう公園みたいな「お子様ハウス」。曰く「日曜日、子供たちが起きてきて親の頭の周りでジャンプしたりアニメを見始めるのではなく、階段やプレイハウスなどで朝の活力を喜んで発散することができるのだ。これで親たちはもう30分眠ることができる」ブラボー!

f:id:glasstruct:20160229171750p:plain

f:id:glasstruct:20160229171928p:plain

大人たち、はしゃぎすぎー!笑

f:id:glasstruct:20160229171926p:plain

 

4

ブラジル・サンパウロの低コスト住宅。「気候が良いエリア」「低コスト」の家は、荒々しい素材の使い方とか、解放感が魅力的です。こちらは年を取ったお母さんのための、古い家の建て替え。元の家が壊れ始めて、慌てて建て替えたとのこと。ほぼ平屋・95平米で、屋上がテラスになっています。建築家の息子さん、いいプレゼントですね。

before ↓

f:id:glasstruct:20160229171112p:plain

そしてafter変わり過ぎィ↓

f:id:glasstruct:20160229171343p:plain

f:id:glasstruct:20160229171225p:plain

f:id:glasstruct:20160229171438p:plain

 

5

こちらはメキシコ・コンデッサの集合住宅です。やはり南米の住宅はカッコいいなあ。歴史的建造物の多い地区でのリノベーションとのことですが、ファサード以外はバッサリ新しくなっています。中庭をふんだんに取り込んだ構成なのは、4軒での敷地1000平米と緩やかな条件だからでしょうか。

f:id:glasstruct:20160229170756p:plain

f:id:glasstruct:20160229170827p:plain

f:id:glasstruct:20160229170855p:plain

f:id:glasstruct:20160229170919p:plain

 

 

3.以外はリノベーションか建て替えでした。既存の建物がレンガや石の組積造だったりするとどうやってもかっこよくなるのでズルい(・ε・)ブー

 

 

以上

奥に細長い家

 

 細長い家が好き。縦に長いのも、奥に長いのも好きです。今回は奥に長い家。

 

エビ。確かに甲殻類のような鎧を背負っています。実は言うほど細長くないんだけど、奥に視界が抜ける構成のせいでかなり奥行きを感じます。

f:id:glasstruct:20160202143004p:plain

f:id:glasstruct:20160202143047p:plain

 

 

日本が誇るミニマリスト建築家、小川晋一先生の作品です。こんなところで暮らしたら、気持ちもクリーンになれそう。

f:id:glasstruct:20160202143139p:plain

f:id:glasstruct:20160202143202p:plain

以前も小川先生の家を取り上げていました。似てるけど違う物件ですよ!

 

 

文句なしに細長い。間口わずか5メートルですが、天井高や視線の抜けのおかげで、普通の間取りよりも解放感があります。気候が良いところの建築って好きな雰囲気のものが多い。

f:id:glasstruct:20160202143552p:plain

f:id:glasstruct:20160202143729p:plain

 

 

以上。やはり細長い家はいいねえ。フォトジェニックなんですよね。住みやすさは分かりませんが。

 

 

前にまとめた「縦に長い家」。こちらもいい感じですよ。

ただ、ブコメが非難轟々で逆に笑えたという…(ワラエナイ)。みんな羊羹型のマンションに慣れ過ぎ。人は大抵の場所に住めるのだ。