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アマゾン名作映画の旅 風邪でぼんやり編

 

連休は夫が忙しく三日間とも私が娘の相手をする予定でしたが、思ったより自分の体力がなく二日目の夕方にはダウンしてしまいました…。子供の体力ってスゴイわ。あと、夏キライ。

というわけで、三日目はじーじばーばに娘を預けて家で寝込みつつ、名作映画をアマゾンでぼんやり見ていました~。昔みたことあるはずなのに意外と覚えていないことに気づいたり、新しい側面に気づいたりして、たまには見返すのも良いなと思いました。ただ熱で朦朧としていたのでボンヤリ感想です。

 

これがプライムビデオに投入されていて驚きました:

2001年宇宙の旅

2001年宇宙の旅 (字幕版)

大学の時に見たけど、その時の感想は「映像はかっこいいけど意味分からん」でした。久しぶりに見てみると、映像の洗練度に改めてびっくりしました。ごく最近の映画にも大きな影響を与えているんですね。また、HALが妙に人間臭くて面白かったり。見返してもやはり意味は分からなかったので、これを機に原作を読んでみようかなと思いました。あと時空を超えて旅するシーンが長すぎて具合が悪くなりました…。

 

グラン・トリノ

グラン・トリノ (字幕版)

映画のトーンがちょっと変わる、東洋人の女の子が家に帰ってくるシーン以降しか覚えていませんでした。今回は荒廃したデトロイトの街とか、クリントイーストウッドが執拗に芝の手入れをする様子とかの方に目が行きました。芝の手入れって本当に手がかかるんですよね。

隙のないむちゃくちゃいい映画で、80近いおじいちゃんがこんな完璧な仕事をしている一方、二日間子供と遊んだだけでダウンしている自分が恥ずかしくなりました…。

 

ローマの休日

ローマの休日 (字幕版)

オードリー・ヘップバーンが有名になるきっかけになった名作映画です。文句なしに可愛い。オサレ。よく見るとちゃんと同じ衣装を着方で雰囲気を変えているのがいいなと思いました。

 

フォレスト・ガンプ

フォレスト・ガンプ/一期一会 (字幕版)

記憶していたのと全然違って、なんだか保守・過激派アメリカを称揚するような映画に感じてすごく気分悪くなりました。と夫にプンスカしながら話していたら、「でもガンプが知的障害者に描かれているし、どちらの立場も皮肉っているのでは」と言われトーンダウンしました。なるほど…そう考えると、ベトナム戦争に対するガンプのコメントが、反戦主義者にも受け入れられる内容だったにもかかわらず無音化されてしまう部分などが納得できます。まあでも、ジョン・レノンとかの描き方は最悪だと思うの。

 

きっと、うまくいく

きっと、うまくいく [DVD]

前みた時は明るく愉快なご都合主義映画っぽく感じていたけど、学生たちがすぐ自殺するところや、絶望的に貧しいところ、親との葛藤など、インドならではのシリアスなエピソードがたくさん込められていたのですね。今回はそういう暗い面にばかり目がいって、深く感動しました。インドにはインドの重い現実というものがあって、その上でショーアップされた映画が受け入れられているのだろうな。

 

今もときどき傑作・名作映画が順調に投入されています。最近だと「シンドラーのリスト」とか、「時計仕掛けのオレンジ」、「ビフォア・サンライズ」「ビフォア・サンセット」とかも入ってましたよん。こういう映画を思いついた時にちょっとだけ見たりできるって素晴らしいと思う。