今週のお題「ナイショにしていたこと」
我が家にはテレビがありません。
テレビ無いって、なんか強い主義があるみたいで嫌だから、
気付かれない限りテレビが無いことはナイショです。
(そして案外お客さんはテレビの不在に気がつかない。)
うちの場合、私がほとんどテレビを見ないし、
旦那氏は今どき珍しいラジオっ子なので、結果的に置かずに過ごしています。
テレビが無いことにはすっかり慣れてしまって、
たまによそのおうちにお邪魔すると、
テレビのあまりの賑やかさと、ついつい凝視しちゃう魔力にびっくりします。
番組を選べばテレビもなかなか面白いし、
どういう会話のやり取りが面白いとされているのか、とか、
番組内で空気を読み合う出演者たちから垣間見える、今どきの空気感とか、
「じぇじぇじぇ」が結局どういう意味だったのかとか 笑
テレビでしか知り得ないものも結構あると思います。
そうそう、スマホや本、映画から感じ取れないものに、
「ライブな空気感」というものがあります。
人が受け取る情報の9割だと言われ、話題になった「非言語コミュニケーション」というモノ。
それが時代感覚であり、
日本を実質支配しているらしい、「空気氏」という権力者なのだと思います。
テレビの無い生活では、欲しい情報は自分で取りに行きます。
とはいっても、
アマゾンで自分が欲しい本を買う、ネットで知りたい情報を得る、という行為は
自分の興味があることをどんどん深掘りしていくことになりがち。
突き進めば、マニアックにはなれるけど、
それこそアマゾンじゃないけど…木を見て森を見ないということになってしまうのかも。
街の本屋さんがどんどん減っているというし、
「大学では最近プチマニアばかり多くて、バランス感覚の良い学生が少ない。」と恩師が嘆いておられました。
そうならないためにも、
テレビをザッピングするように
新聞を広げて読んだり、
本屋さんの平積みをパラパラめくってみて
何でもバランス良く取り込むことが大事なのかもしれませんね。
そうはいっても、結局我が家にテレビを置くことはないのでしょうが…
親はこんなですが、子どもにお友だちができ始めたら「アイカツってなにー?プリキュアってなにー?」みたいになっていき
「テレビ買ってよー!」となりそうです…。
う~ん。
悩ましい。
ちなみに、Aてぃはあまりテレビ自体見たことがないため
たまによそのうちでテレビを見ると、ビックリして凝視し、裏側に人がいないかをチェックしたりします。
テレビってすごい。