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家事に仕事の手法を取り入れてみた結果

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実は、数週間前にこの記事(家事分担について我が家でしていること - 斗比主閲子の姑日記)を読み、早速「家事短」しようと思い立って、家のこと一覧をエクセル化したのです。そして、忙しそうだったので特に夫に相談することもなく、一人でPDCAを2週間回してみたのでした。その結果を簡単にまとめます。

 

エクセルで家事一覧とかかる時間、頻度、主担当者などをまとめてみた

とりあえず「何があるか」「誰がしているか」「どれくらいかかるか」を一表にしてみた。「担当者の考え方(ゴール)」欄も。でもまあ、考え方はふざけたことしか書いてません。関係ないのですが、口語で書くとエクセル表も一気に気の抜けた感じになりますね…。

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※詳細は伏せています。見えても見ないフリしてくださいね^O^

 

スペック:夫婦フルタイム共働き+1歳児。妻のキレイ好きに夫が付き合わされている形。保育園は家の超近くにあり。マンション2LDK。普通のルンバ、食洗機、洗濯乾燥機あり。今後は床拭きルンバ、より高性能な冷蔵庫が欲しい^p^

 

こういう意見もあったので(「夫婦の家事のありかた」を語る時は詳細な家庭の事情を教えてほしい。 - 壁に向かってフルスイング)、「より詳しい我が家の様子」が気になる方はこれ(~イクメン所感~夫について。 - poco blog)をご覧ください。※中身はただのノロケです 。見たらガッカリします。(なんだそれ)

 

分かったこと

平日の家事時間は186分、うち「寝かしつけ」がほとんど

我が家は平日最低限のことしかやらなくなったので、圧縮するとなんと1時間半ほどで家事が終わるのでした。ただ、あくまで「子どもの世話を同時にやらなくていい」前提です。朝は私担当ですが、30分で終わることを2時間半くらいかけて子どもと遊びながらやります。夜は、子どもは園帰りで興奮しているわ、妻はいないわで夫は大変だと思います。二人いればどちらかが子どもを見てられて楽なので、なるべく早く帰ります。寝かしつけは、最近なぜか二人がかりでやることが多い^^;単に3人でゴロゴロしているだけです、ハイ。家事とはいえ、楽しい部類に入るかな。

 

週末の家事時間は604分(≒10時間)

平日に手を抜いている分、週末の家事時間が上記を2日かけてやったとして、一日5時間くらいになります。子どもの世話も同時なことが多いので、もうちょっとかかっていると思います。朝6~7時に起きて、昼までに終わるのであまり負担は感じないのですが、数字にまとめると個人的には「かかり過ぎだ」と思いました。週末予定が多い時は、例えばベランダの掃除や窓磨きなどは飛ばしています。皆さんのお宅ではどうでしょう。

 

意外と時間がかかり、疲労もたまる「買い物」

食事、日用品、雑貨などの「買い物」は一応180分/週となりましたが、時間があればあるだけかけてしまう傾向があります。いっそのこと全部オンラインで済ませるようにすれば相当楽かもしれません。子どもと出かけることもままならなかった以前はそうしていましたが、子どもとお出かけを楽しめる今は、野菜を八百屋で選んだり、雑貨や子ども服を選んだりするのはそれなりに楽しかったりもします。格安品なども掘り当てられると思っていましたが、かかる時間と手間を天秤にかけると、安いとは言えないのかも。なかなか割り切れませんね。今後の課題です。

 

一番時間がかかるのは「育児×家事」

上記の内容は、全て「その間のAてぃの世話を除く」という注釈つきです。小さい子どもの世話が絡んでくると、家事は全く違ったものになります。

 

会社のイクメン先輩は、週末に怒涛の家事育児をしているので、月曜朝イチに挨拶すると「疲れたぁ」と仰います。そこから平日の数日間で回復するそうです。過労死が問題になったこともある会社なので、当社の仕事が暇という事はないと思うのですが、自分で時間をコントロールでき、やれば成果も出て、単純作業は外注できる環境の方が疲れにくいのでしょう。家事育児は、色んな人(子ども・パートナー)が色んなレベルのクレームを言ってくるのに全て自分で対処しなければならず、単純作業ばかりのように見えるけど並行して多数のことを考えなければなりません。終わりがなく、同時に色んなことを考えなければならない作業は疲れるのだと思います。

 

自分の場合は、やりたくない家事は放置して夫に頼むときもあるし、ある程度楽しんでやれる範囲でやっています。放置しすぎると怒られちゃうけど♥こういう「なるべくラクして家事を楽しむ傾向」は、私の世代(アラサー)の兼業ママには共通の傾向のようです(うちの会社でたまたま市場調査していたのでした)。家事がキツイとか不公平だとかの問題はほとんど気持ちの問題でもあるので、家族の成員全員が気持ちよく過ごせることが最重要です。

 

午前中掃除をし、昼を食べてから子どもと買い物に行き、帰りに公園で遊ばせて、生鮮食品などを買い足して晩ご飯をつくる。というのが、予定のない時の典型的な週末なのですが、上記を見るとなるほど一目瞭然ですね。

 

改善点:買い物の一部をネットにすることに決定

夫婦どちらも家事育児を主体的にやっていて、時短家事グッズをほぼ買い揃えて、保育園も会社も買い場も超近く、子が風邪をひけば親に来てもらえるという状況にあっては、これ以上できることはないように思います。週末の掃除を外注すれば劇的に変わりますが、成果とコストと収入を考えると、まだまだ自分でやんなさいよという段階です。

 

ただ、買い物は省略できそうです。実は、一つ一つはあまり時間のかからない家事に比べて、買い物はかかる時間が長いみたい。重いものを運んだり、店の中を歩き回るのも地味に疲れます。というわけで、調味料と洗剤系の日用品はネットに頼ることにしました。ただ、以前使っていたコープ系とネットスーパーはこりごりなので(受け取りが面倒くさい、勧誘がウザイなど)、lohacoというサービスを使ってみました。事務用品で有名なaskulと、yahooが経営しているようです。ドラッグストアで買える価格で、送料は無料、翌日配達と欲しいものが全て揃っていました。逆にドラッグストア系以外は弱いのですが、生鮮は買いに行きたいので問題なし。あったらいいなと思うサービスは、必ず出てくるものですね~。

 

土日の家事を17%減らせました

lohacoを使ってみて、土日の家事時間は、17%減りました。買い物時間が減らせたので、土日のレジャーの帰りに、疲れてるのに買い物して…みたいなことが、とりあえず2週間ありませんでした。一番よかったのは「洗剤などが切れそうな時にとりあえずカートに入れておける」という事です。よく、薬局について「あれ、なんか買い忘れてなかったっけ」ということが多かったのですが、買い忘れもなくなりました。思い立てば翌日つくので困ったこともありません。

 

平日の家事時間を増やしてみます 

週末偏重が分かったので、楽しい土日のためには忙しくとも平日にちょっとずつ済ませようかなと思いました。手始めに、テラスの掃除や窓拭き、トイレ掃除などを平日にちょくちょくやってみています。子どもと一緒じゃない時はお風呂も洗います。あんまりやりすぎるとまた苦しくなるので、気軽にやれる範囲で。

 

「家事短」やってみたまとめ

リスト化することでそれぞれの労力や時間配分が明確になりました。結果、家事そのものはそんなに時間がかからないこと、買い物時間を省略するのが効率的なこと、平日もうちょっと頑張れそうなことが分かりました。我が家では家事育児は担当制ではなく、時間がある時にできることをできる方がするやり方です。だから、平日は夫主体、週末は私主体で、週末は家事が溜まっているため、結果的に土日は家事ばっかりやっているような感じがしていました。自分が意識的に週末に寄せているだけだと分かったので、そこを改善しました。なかなか快適です。

 

一軒家に住むことになったり、どちらかの仕事がもっと忙しくなったりすればまた変わるかもしれません。その間に子も成長するので、夫と相談しながら臨機応変にやっていこうと思います。

 

願わくば週末に子なしで友だちとコーヒーを飲んだり、映画を見たり、本を途切れることなく読み続けたりする時間が欲しいな、と思いますが、ただでさえ平日にあまり一緒にいないし、子どもがベッタリしてくれる時期はそう長くないと思うので、しばらくは子どもと家事して買い物して…の日々を楽しもうと思います^^

 

 

以上、 「家事短してみた結果」でした。

 

我が家の共働き育児について、リクナビジャーナルさんに寄稿しています。良ければ読んでみてね~

 

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