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夫婦で誕生日に欲しいものが一致した話

 

先日、家族で晩ごはんを食べに行きました。夫婦で誕生日が近いので、同時に祝いに行ったのです。とてもおいしかったのですが、娘のAてぃも普段は「ぺっ」と吐き出す肉野菜をけっこう食べていて、お母さん悲しかった嬉しかった。ズッキーニのシンプルなソテーが気に入ったようです。私は「かすかな腐葉土の香りの後に、干しブドウの余韻」だという赤ワインがとてもおいしくて、「バジル白桃」味という謎味のアイスクリームが格別でした。味の表現って難しすぎると思うのですがどうでしょう。他の分野にも適用してみたい。

 

欲しかったのは「完全なる休日」でした

それで、「誕生日に何が欲しいか」という話なのですが、夫婦ともに「完全なる休日が欲しい」ということで一致しました^^;子どもができてから、平日は「1分たりとも無駄にはできねえ!」という戦いですし、休日こそ体力を使うし、なんだかんだで自分の時間が1日以上取れたためしがなかったのでした。スマホいじりの時間は合算すると結構取っていると思うのですが、欲しいのはまとまった自由時間。最近、本もろくに読めてないや…!

 

ですが、こういう「自分の時間」って普段からある人じゃないとうまく使えないんじゃないかと思うんですよね。独身時代は「自分の時間がたくさんある人」なりの時間の使い方ができていたと思います。日頃からイベントに行ったり話題の店に行ったり、その帰りに同じような境遇の友だちに連絡してお茶して、そのまま行ってみたかった店で飲みながら夕食をつまんでみたり。いつもそういう行動を取っていると情報も入ってくるし、なんとなく街をプラプラするのにも慣れています。


2年もそういう生活から離れていると、まずどこに行ったらいいか分からないし、友だちと話が合うのか不安だし、そもそも連絡取ってみるのも緊張しちゃうし、出かけたら出かけたで「子どもは元気かしら」等と気になってくるし、揚句オシャレな場所に行ったのに子ども服なんか物色しちゃったりしてる自分が容易に想像できます。そもそも自分の服装や髪形は大丈夫なのか!?みたいなことも気になりだして、もう1日くらいなら大人しく映画でも観に行くか…と思い始めています。ピラティスとかエステとかでもいいかなあ。なんだかな~。WMのワンデー・オフに合うものって、何かな~。

 

そういえば独身時代に、ちょうど今の娘くらいの子どもを育てていた友だちが泊まりに来たことがありました。せっかく遠くから遊びに来たのに、翌日は「子どもが心配だから」と予定を変えて、早朝に帰っていきました。その当時は「せっかくだからもうちょっとゆっくりしていけば良いのに」と思いましたが、今ならなんとなく理解できます。いつもの時間に目が覚めて、「あ、今日子どもいないんだった…」と思ったのでしょうね。

 

ちょっとずつ遊び上手になりたい

こちらのブログに書かれていて、すごく共感したのですが、独身時代それなりに遊んでいても子どもができると生活がシンプルになり、物欲も減っていきました。


息子君2歳に色んな欲を吸い取られている - 育児+共働き ゆのたつ家族日記


子供生まれてから どんどん生き方がシンプルになってきている - 育児+共働き ゆのたつ家族日記



確かに手料理を作って、食器や雑貨などの「インドアもの」に力を入れて、子どもが家で楽しげに遊んでいたりするのは一つの幸せの形なんだと思う。それはそれで生活満足度が高いし、料理も掃除もうまくなったと思います。嬉しいことに、うちに遊びに来た方に「QOLが高い!(→生活の質ってことらしい)」と言ってもらえることが増えました。

 

でも、仕事してご飯作って家族で食べて…って同じことを繰り返すのは、ある種窮屈な気もする。先日、久しぶりにIKEAに行ったんだけど、相も変わらず「家族でつくる楽しい我が家」の世界観が表現されていて、子どもがたくさん走り回っていて、前はすごく楽しめたのに今回はなぜかうんざりしちゃいました。かといって独身時代は「イベントに行っても同じような顔ぶればっかりだな」「こんな毎日でいいんだろうか」と思ってたことも事実。結局はバランスなのかもしれません。

 

普段から、1日どちらかが面倒を見るようにして、月に1度くらいは遊びに行くクセを付けていけるといいのかもしれない。今は夫が土日も仕事をしているのでどうにもなりませんが、もうちょっと余裕ができてきたら検討したいと思います。両親・義両親に子どもを泊まりで預けるのも、そのうちやりたい。何歳くらいからお泊りできるようになるのかな?

 

最後に、夫と過ごす時間を楽しめるようになりたい

記事の紹介ばっかり(しかもtsundokusyoさんばっかり)で申し訳ないんだけど、この記事も身に染みました。


息子君が離れていった後、一緒に人生を楽しむのはやっぱり妻 - 育児+共働き ゆのたつ家族日記


子どもが離れていったら、共に共働き子育てを戦った戦友であるパートナーと生活を楽しみたいという話。仕事でも、人として好きな人よりも、修羅場を一緒にくぐった人の方が会った時に熱い思いが込み上げてくるので(暑苦しすぎ?)、やっぱり子育て後の夫婦って良くも悪くも変わると思う。良い方に変わりたいな~。まあ、おそらくだいぶ先になりそうですけどね~=。=