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ラグ・カーペットの魅力

 

ラグ・カーペットについての自分用まとめ。

 

フォーマット:

メーカー名

原産国/原材料/価格帯、問い合わせ

 

Golran

ペルシャ絨毯専門店、デザイナーとコラボ多数。/シルク、ウール、コットン混など。/各種サイズ、オプションあり。要問合せ。

LAKE

イスラエル人アーティストYaacov AgamとVictor Vasarelyによる。見る角度によって色合いが変わる。水面を走る文様のような繊細なデザイン。

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鏡越しに見ると色が変わるのがお分かり頂けるだろうか。 

Lake - Golran

MEMORIES

フランス人デザイナーIsabella Sodiによる。伝統的な文様が薄れたようなデザイン。

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Memories - Golran

Carpet Reloaded

GOLRAN社オリジナル。ビンテージのリメイク。一点もの。

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Carpet Reloaded - Golran

 

そういえばここの傷んだラグシリーズは海外インテリア写真でよく見る。これらとか…

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個性的に見えるけれど、モダンな空間に良く馴染む。

 

COLONEL

フランス家具インテリア店のオリジナル商品。/ざっくりとしたコットンのラグ。/~10万くらい。

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Tapis - Colonel

 

BOWER/wooden carpet

ドイツの学生Elisa Strozykがデザインしたラグで、ドイツ家具インテリア店BOWERで扱いあり。/木製。/~25万くらい。

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Wooden Carpet, Design: Elisa Strozyk | Furniture | Böwer GmbH | Neuenkirchen

 

こちらのカラーバージョンは取扱いなし。

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デザイナーのサイト:ELISA STROZYK

 

Schönstaub

スイスのデザイングループ、Nadja Stäubli and David Schönen によるオモシロ系ラグ。/ウール100%/大体20万くらい。

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| SCHÖNSTAUB

 

番外編:アートとしてのラグ

ラグは非常に地道でかつ伝統的な手作業による製品であり、現代アートのモチーフとしてしばしば用いられている。

Faig Ahmed

アゼルバイジャンの東端、カスピ海に面したバクという地で生まれ育って、現在も創作活動を続けている。伝統的手法を緻密に再現することで、異常性を際立たせる作風。

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公式サイト

http://www.faigahmed.com/carpets/

 

WE MAKE CARPETS 

オランダのアーティストグループ。あらゆる素材でカーペット作品を制作し、その数50作品にも上る。スポンジ、絆創膏、レンガ、LED…おおよそ何でもカーペット作品の素材になりうる。敷くためのカーペットではなく、あくまで素材を規則的に並べているアート作品。

ペットボトル

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台所用スポンジ

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パスタ

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絆創膏

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TEDでのスピーチ

 

公式サイト

WE MAKE CARPETS

 

 

まとめ 

ラグ・カーペットの面白さを考えるとき、”WE MAKE CARPETS”のこの言葉を思います。

「手首が、文字通り叫び声をあげていた。僕たちは休むことなく、もう何時間も作業していた。もうカーペットは諦めて、地面に材料をぶちまけたい気持ちだった。カーペットは左右対称だ。決まった文様がある。重労働はその一部分なのだ。作業は深夜に及ぶこともある。ちょっと瞑想にも似ている。(一部抜粋)」

家具に比べて薄っぺらい、ともすれば存在感のないものですが、広い面積に一つ一つ人の手で文様を入れていく作業は気の遠くなるようなものなのでしょうね。最高級のシルクの絨毯であれば、糸が細く、目が細かく、さらに裏側にも同じように織り込んでいきます。絨毯一枚で1千万するなんてバカげたことのように感じるかもしれませんが、それはずばり人件費だということです。(私もペルシャ絨毯に憧れて、ほんの1・2メートルくらいのものを、値切りつつも私にしては高額で買いました^^;でも汚したくなくて結局仕舞い込んでいます^^;)

そして、その細かい文様の持つ文化的な意味、制作者の意図を考えると、工芸品の中でもとりわけ文化と思いが詰まったもののように感じます。