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「仕事で遠出」の魅力

仕事で遠出するのが好きです。長距離の出張もいいし、日帰りの遠出も好き。
見慣れない町並み、外からじゃ美味しいのか美味しくないのか分からない飲食店、猫が横切るサラリーマンのいない小路…、。仕事がなければ絶対行かない場所が、さらに辺鄙だったりすると、つまりは人生でほぼ接点のない場所だということになります。打ち合わせが終わってしまうと、その場所はただたまたまそこにループしてきただけの、アナザープラネットみたいなもの。周りに知り合いもいません。勇気を出して入った洋食屋が美味しかったり(美味しくなかったり)し、普段なら絶対入らないような喫茶店が良かったり(悪かったり)。なんて素晴らしいの…!!孤独のグルメはかなり共感しながら見ました。

今日はそんな場所でふと時間が空き、昼ごはんを食べようとたまたま見つけた古いホテルにはいりました。ちょっと不気味かなーと思いながら重厚なドアを開けると、思いがけずドアマンに丁寧に接客され、奥の方にはよくデザインされた中庭に面し、案外賑わっているレストランらしきものもあります。私の「アナザープラネット」感は最高潮になりました(^o^)

すすめられるままに注文していると、どこからか「おい、おい」と声が。浮かれぎみに声がする方を見ると、懐かしい顔がありました。数年前に独立した先輩です。
途端に浮かれモードは消滅し、いつものオフィスに舞い戻ったかのように、先輩との会話が始まりました。
先輩は一回りも二回りも貫禄がついて、自信に満ち溢れているようでした。先輩の前で食べた、美味しそうなはずの昼ごはんの味は全く覚えていませんが(^_^;)、独立してからのアレコレをいつになく饒舌に語ってくれたのは、その場所のお陰だったかもしれません。
ちょっとした移動やいつもと違う環境は、色んな刺激と出合いをもたらしてくれるようです。


出張小咄でございました。