デンデケデンデーンデンデンデン デンデケデンデーンデンデンデン デンデケデンデーンデンデンデン デンデケデンデーンデンデンデン デデーー♪デデデーーーー♪(^O^)
…すみません。
週末に「007スペクター」を観てからずっとこの曲が頭から離れませーん。
本当はスペクターのテーマ曲は"Writing's On The Wall"というセンチメンタルな曲のようなんですが、テーマ曲の方は劇中も冒頭にMVのように流れるだけで、観た後は記憶から消えていました^^;そもそも今までテーマ曲とかあったっけ?と、思ったら、ばっちり毎回デンデケデンデーン♪の他に1曲あったようです。知らなかった。
それくらい007のことをよく分かっていない自分が見てきたので、まともな感想文は書けないんだけど、備忘録として筋を書いておきます。007の歴史的文脈やらスパイ映画としての~とかは期待できません。自分でもよく分からなかったところがあったので、指摘・訂正してもらえると嬉しいです。
印象に残ったのはメキシコの「死者の祭り」シーン
・冒頭シーンの「死者の祭りシーン」がスゴい
・観終わってから、一番好きなシーンは?と言えば冒頭シーン
・何とも怪しげで魅力的な祭りシーンの中を、仮面をつけた美女と歩くJB
・そのままベッドインか…!?というところで「あ、ボク用事あるんで」と窓から出ていくJB
・路上の祭りの喧騒が聞こえるなか、屋根を伝って行き…(この横にスライドしていくシーンの魅力たるや)
・あるビルの中に、JBが狙っていたらしいギャングを発見!
・意味深な会話を盗聴しつつ、さあ撃つぞ!というところで
・何のきっかけか(JB発砲?)建物自体が崩落!JBが乗っている側の建物も崩落し始める
・冷静に壊れていく建物の破片に飛び移ったりしながら無事に着地するJB(んなバカな)
・途中、部屋が壊れて露出したソファにうっかり座っちゃうコミカルな演出
・同じく崩落したビルから無事に出てきたギャングを追いかけるJB
・ギャング、ヘリを呼んで乗り移るが、JBもヘリにしがみつく
・祭りの大観衆が集う広場の上空を、JBが格闘するヘリがフラッフラ動きまくる
・観客もその動きに合わせて「キャー」と右往左往
・ギャングも操縦士も乱暴にヘリから落とし、無事ヘリを奪って夕暮れを飛んでいくJBなのでした~
最高でした。ここまででお腹いっぱい。
ただ、たぶんこの後くらいにナゾの「主題歌」(Writing's On The Wall)のPV的映像が流れまして、一緒に見ていた夫と顔を見合わせて笑っちゃいました。悪の組織「スペクター」のロゴがたこさんなんですが、そのたこさんにいやらしい感じでまとわりつかれたり、美女にいやらしい感じでまとわりつかれたりする半裸のJBさんが炎の中から出てきたりして、なんか笑わせに来てるのかどうなのか(いや笑ったけど)
世界中飛び回るよー
その後は、間違っているかもしれませんがこういう流れだったと思います。途中からよく分からなくなったけど…。
<ロンドン>
・ロンドンに戻り、「業務外でやり過ぎ」とMに停職を食らう(キニシナイJB)
・国家安全保障局の新しいトップCとあいさつする
・マネーペニーから受け取ったスカイフォールの遺品から、意味深な親子の写真発見
・Qに血液に入れる極小の探索装置を仕込まれ、爆発するオメガの時計をもらい、009用だというアストンマーチンを見つけるJB。こっちの方が欲しいな~と思うJBなのであった。
<ローマ>
・モニカベルッチ演じる冒頭で死んだギャングの妻から悪の組織の会議の情報をもらうJB(相変わらずセクシーだけどさすがに老けたな~と感慨深くなりました)
・悪の組織の会議に出るJB、ギャングがもっていたたこさん指輪が組織の一員の証になっていた
・ブロフェルド登場
・会議で「青白い男」を始末するという話が出たと思う、その役を「会議の場で担当者の両目をつぶす」というやり方で奪うMr.ヒンクス。マジキモイ!
・「また会ったな」とブロフェルドに発見されるJB
・Mr.ヒンクスとローマ市内をカーチェイス、ちゃっかりQからアストンマーチンを奪っていたJBなのでした~(だがあっさり水没してアストンマーチンの出番は終了)
(この辺で、オーベルハウザーをJBが知っていたのかどうか、雪崩前の写真が彼だと知ったのがいつか、などがよく分かんなかった。)
<オーストリア山中>
・山小屋に隠れていた「青白い男」Mr.ホワイトを発見、彼は前作・前々作の組織のトップだった男。すっかりおじいちゃんに!
・なんと前作の組織は、ブロフェルドのさらに手下だったらしいことが判明。ナ、ナンダッテー
・Mr.ホワイトはブロフェルドの組織が弱者も犠牲にし始めていることに反発、逃げたが何らかの毒を仕込まれたらしく余命わずか
・娘の保護と引き換えに情報をくれと迫るJBだが、「アメリカン」というキーワードのみ教えてMr.ホワイト自殺
<引き続きオーストリア?>
・雪山の高級な診療所で医師として働いているMr.ホワイトの娘「スワン」に会いに行くJBだが、あっさり拒絶される
・JBの動きを追っていたQと会い、「もうつきあいきれん。オーベルハウザーはもう死んでるし。」などと言われる
・マティーニを飲もうとしたら、健康ドリンクしかなくてヤケになるJB。いいことない
・Mr.ヒンクスにスワンを奪われる
・Mr.ヒンクスをなんと飛行機で追いかけるJB。翼は折れるもうまいことヒンクス一味の車を潰し、スワンを捕まえる
・スワンはまだJBを信用していないが、組織の名前を「スペクター」だと教える
<モロッコ>
・「アメリカン」とはモロッコにあるホテルで、ホワイト一家がずーっと通っていた場所だった
・酔ってベッドに眠り込むスワン、ちょっと心を開きかけている?
・ネズミが穴に入っていくところを見て、「隠し部屋があるのでは?」と気づくJB
・隠し部屋にはMR.ホワイトが収集した情報が詰まっており、スペクターの施設の場所を突き止める
<ロンドン>
・MはCに00部門を廃止することを伝えられる
・マネーペニーはJBがある場所(スペクターの施設)に向かっていることから彼を追いかけようと提案するが、Mは「もう00部門はなくなる」と言って拒絶
<アフリカの砂漠かな?>
・旅客列車でスワンと移動するJB、さてマティーニを飲もうとするとMr.ヒンクスが登場!大乱闘の末、ヒンクス退場。盛り上がった二人はなんとなくベッドインするのでした~
・到着。ついた先にいたのはブロフェルド。例の雪山の写真や、スワンが小さい頃の写真などが貼られており、ぴったり合った服も用意されており全体的に不気味
・世界中の情報を集め、それを握ることで力を集約する計画があることを明かされる(某キングスマンでも同じような展開がありましたね…)
・さらに、Cがスペクターの内通者であることが分かる
・ブロフェルドに「実は私たちは一緒に育てられたが、父がJBの方を可愛がっていたので嫉妬して父を雪崩の事故に見せかけて殺した。その後は母型の姓ブロフェルドを使った」と言われるJB。スワンも小さい頃会ったことがあったらしい。JB・スワン「知らんがな」(これが今回のミソの部分なんだろうけど、出てくるのは写真だけで歴代の007の裏側にこの個人的恨みが関わっているというのはなんとなく腑に落ちない感じでした。小さい頃のエピソードも映像化されていたら、少しは印象が変わったのかな?)
・爆発するオメガ時計を活用して脱出、施設は大爆発。オーベルハウザーは死んだ、よね?
<ロンドン>
・M、マネーペニー、Qなどと合流し、「計画」を阻止するためにCへと向かう一行。スワンは去る
・JBはスペクター一味に誘拐されるが、一味を倒し自らM16旧本部に入る
・旧本部は爆弾が張り巡らされ、過去に亡くなったMなどの遺影が飾られていた
・最奥部には、死んだはずのオーベルハウザーが顔を負傷して存在していた。「あと数分で爆発する。スワンはこの建物の中のどこかにいる。」
・順当にスワンを保護し、船で脱出するJB。船からオーベルハウザーのヘリを打ち落とす
・同じ頃MたちはCを捕まえ、Qが「計画」を止めていた。Cは自分で足を滑らせて死亡
・橋の上に不時着したヘリから命からがら出てきたオーベルハウザーだが、JBは彼を仕留めることもなく「君なんかより大事なことがあるんでね」とスワンの元へ。オーベル氏、グヌヌの極み
という感じでした。
まとめ
色々詰まっていて、過去作に出てくる人が全部つながったりするんだけど、やはりブロフェルド=オーベルハウザーという話をもう少し描いて欲しかった、他のエピソードを省略しても。既に3時間近くの大作になっているので、これだけ多くのことを語るのが難しいというのは分かるのですが…。
とはいえ、今見直してみても、無くていいシークエンスがあんまりないですね。しいて言えば個人的にはMr.ヒンクスは丸ごとなくても良かったかな~^^;
それにしても今年はスパイ映画が多かったですね。いろいろ見たけど、ダントツで好きだったのはミッションインポッシブル・ローグネーションでした。チームのつながりやボンドガール的役割の方との関係性、それから悪役への本当にスカッとするスマートな仕返しなど魅力的な要素にあふれていました。ビックリするような特殊効果、爆発などだけなら、007スペクターですが。今作はお金が大変多くかかっているようです。
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