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マイ・インターン

映画の感想文

マイ・インターン(字幕版)

ワーキングマザーが心地よく観られる映画かも

アンハサウェイ演じるファッション通販会社の若きCEOジュールズのところに、高齢者インターンとしてやってきたベン(ロバートデニーロ)。人生経験豊かなベンはやがてメンターのようにジュールズを支えるようになって…という話。

とても元気の出る映画で、印象としては「プラダを着た悪魔」みたいな感じでしょうか?主演が同じアンハサウェイで、とてもオシャレな服装を見せてくれます。続編と言われてもギリギリ信じられるかも(そうか…?)

 

ジュールズ=ミランダ+アンディ 

「マイインターン」でのアンハサウェイは、「プラダを着た悪魔」の鬼編集長ミランダと、それに翻弄されるアンディ(アンハサウェイ)が混ざったような人物です。自分にも他人にも厳しく、社内はブラック企業状態。そういう自分を肯定して周りに「耐えてね」という姿勢はミランダそのものです。かと思えば弱みを他人に見せることも厭わないし、ミランダほど気に入らないものをバッサリ切り捨てることもできない普通の感覚も持ち合わせています。

この感じで、ワーキングマザーが直面するようなあらゆる問題…子供との時間問題、夫のキャリアと自分のキャリア問題、世間に「普通の母親像を押し付けられる」問題、実母の無理解、セクハラ、自らのオス化、自らのパワハラ…等々がモリモリに盛り込まれているのです。これは、感情移入しちゃう人がいるんじゃないかなー。

 

とはいえ、ちょっと歪?

ネタバレになるので書けませんが、「試練」から「受容」→「復活」にあたるラストの描かれ方は、ちょっと都合よすぎ~!と思いました。周りの好意に甘えて好きなことしてると思っちゃうのは、厳しすぎでしょうか?

そもそもベンが「理想的な老人の在り方」の欲望を形にしたような、かなり都合のいい(!)キャラクターだと思うので、この辺は気持ちよく主人公になったつもりでデトックスされておけばいいのかな。

あのロバートデニーロはほぼ妖精さんだと思うんだ。いや、アレだ。ベイマックス!そんなの現実にいないから、自分で心にそういう生き物を飼ってみるけれども、空しくなってくる私なのであった。

 

疲れ切って駅で飲む野菜と果物の生絞りジュースような、元気が出る映画でしたよん。

 

ところで、記事寄稿しましたので良ければ見てね。

偉大な椅子コレクターにお会いしてきました。