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インサイド・ヘッド(2015年、アメリカ)

映画の感想文

インサイド・ヘッド (吹替版)

「モンスターズ・インク」「トイストーリー3」などのピート・ドクター監督によるピクサーアニメです。いわゆる「脳内会議」みたいな話とはちょっと趣が違って、生まれる時からある記憶と情動を操るための仕組みを視覚化したような話でした。

「アメリカの良くできた商業アニメ」で泣くのはもう嫌なんだけど、正直泣きまくりました・゚・(TДT)・゚・子供がいなくても、心の勉強になる大人向けの話なので万人におすすめです。あと、親孝行しなきゃなあ…と思ったり…。

 

ストーリーはかなりシンプルでして、基本は「11歳のハッピーな女の子が引っ越しを通じて不安定になる→また元気になる」というだけの内容です。しかしそれを描くための脳内でのあれやこれはかなり見ごたえがありました。脳内会議の面々も面白いのですが、少女の記憶を司る保存庫や潜在意識、空想世界や抽象世界など色々な脳の部分を映像化していてこれがかなり興味深かった。映画をつくるにあたっては何名もの神経科学者と意見を取り交わしたそうです。

「人は色んな経験を通じて人格をつくっていくけど、ちょっとしたことでそれらがうまく機能しなくなったり、失われたり、短期間で別の反応に塗り替えられたりする。だが全て記憶の積み重ねによる変化であり、経験が人格をつくる」というようなことがよく分かりました。これ、適応や脳のつくりについての教材にできるんじゃないの!?と思ったりしましたよ。


ちなみに私は「ムカムカちゃん」がリーダーになってる気がするな。夫は「イカリさん」、娘は「ヨロコビちゃん」かなー。

 

特に、脳内司令塔を通じて見た親子喧嘩はかなり面白かったです。家族と話すときこそ、冷静にならないとなあ。色んな人の脳内を映像化したシリーズアニメが見てみたい。