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もらとりあむタマ子(2013年、日本)

もらとりあむタマ子

なんだ、ただの天才か

全然見る予定なかったのですが、各所で「もらタマのマエアツはすごい」(いろいろ略しすぎ)という評判を見ていたのでなんとなく見てみました。元AKBの前田敦子さん演じる、無職ニートの女の子の話です。めちゃくちゃ面白いという映画ではないんだけど、前に進めなくなっている人物たちへの愛ある視点が気持ちいい、良い映画でした。

何より前田さんの「素っぽさ」の出し方が素晴らしかった。若くから撮られることに慣れているから?いやいや、あのようなブサイクな自分ってそうそう演じられないものだと思います。「モンスター」とか「ゴーン・ガール」とか、きれいなはずの女性がブサイクを演じるものってたくさんあると思うのですが、前田さんは「ブサイクを演じています」感が全然ないのがすごいところ。前田さんの演じる女の子は醜いんじゃなくて、隙があり過ぎてぜんぜんない、みたいな不思議さがありました。

それを象徴しているのが、エンディングクレジットでNG集のように流れる、撮影中にマジ寝している前田さんの姿でした。そのシーンは「綺麗な寝顔だな~」と印象的だったのですが、まさかマジ寝とは…。いやはや恐るべし。