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ジャングル・ブック(2016年、アメリカ)

ジャングル・ブック (吹替版)

 

小さい頃、ジャングルブックが大好きだったので楽しみに見た。幻覚を見せる大蛇や、クマのお腹の上でモーグリが歌うシーンなど絵本を忠実に再現したシーン満載で実に楽しめた。何より赤いパンツ姿のモーグリが活き活きと動き回っているのが嬉しい。

4歳の娘も一緒に見た。時々残虐描写なしのちょっと怖いシーンはあるものの、子供も安心な映画。娘も最後まで楽しんでいた。ストーリーもよく覚えて、しばらく話題にしていたほどだった。最近は長い映画でも一緒に集中して見られるようになって楽しい。

 

動物たちのCGさすがに良くできていたのだけど、特に人間みたいな表現力と動物らしさのバランスがうまくいっていたように思う。サルの王様はかなり人間に寄せた表情になっていたが、他の動物はセリフに合わせてなんとなく口元が動くくらいで、動物らしさの方が目立つ。また、毛並みが汚れていてリアルな感じ。メイキングを見てみると、ほぼ真っ青な空間でモーグリが演技しており、改めてCG技術と役者さんの演技力にびっくりするなど。

 

普通のアニメーションよりも娘の食いつきが良かったのは、動物園に行くような楽しさもプラスされていたからだと思う。特に大人におすすめな点はないものの、子供と一緒に見るには最高なんじゃないだろうか。