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「ウォーキング・デッド」シーズン7 8話~15話の感想

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最近珍しく熱を出したので、一人で寝込んでいるときに後半を一気に見ました。WD視聴は風邪に良いのか疑問ですが結果的には治りました。

後半は面白かった!(以下ネタバレ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりの普通のゾンビファイトもあったし(こういうシーンって昔はすごくヒヤヒヤしたけど、キャラたちの戦闘能力が高い今は全くの余裕。余裕かましすぎてリックがピンチになる流れもなかなか良かった)、ゴミ収集所に住む新しいグループの設定も独特で面白かった(変な整列のルールとかリーダーのキャラも良かったけど、何より屑鉄ゾンビ!!ギレルモ・デル・トロのつくるクリーチャーみたいで最高すぎた)。そして、1シーズンまるまる引っ張ったうえでの反撃。サシャ登場の構成の良さ。久しぶりに新鮮なゾンビが出てくるのも良かったです。

 

モーガンは、ここにきて人道主義を捨てていきなり仲間を殺しだします。振れ幅大きすぎない?気がふれていた時期もあったので、元々かなりメンタルが弱いキャラという設定なんですよね。人が簡単に殺されてしまうことへのストッパーとして機能していたモーガンさんですが、この後どうなってしまうのか。個人的にはこういう人の心を持ち続けようとするキャラクターは嫌いではないです。その点、ヒューマニズムと強さを兼ね備えているキャロルは色々と都合よすぎなキャラクターだなと思います。今回も終盤でかっこよく登場させちゃって、今後どう動かしていくでしょうね。

 

ニーガンのキャラクター造形は、平板過ぎて少し面白くなく感じます。足を鳴らしながら長演説を垂れるのは飽きたし、ニーガンの背景が分からないので深みがないというか…。ニーガンはどのキャラとも深く関わることが無いので、本人がどんな人か分からず結局興味を持てない感じ。しかも、残虐ではあるけどびっくりするようなことをするわけでもない。グループの運営も合理的で良くも悪くも単純なんですよね。そこが人気なのかもしれないけど、その反面深みが無いっていうことなのかも。その点、ガバナーは娘やアンドレアの存在で人間くささとグロテスクさが感じられたし、策略もあって面白かったなあ。ただ力があるだけでなく、複雑なところが好きでした。一般的にはニーガンのほうが人気みたいですが、ううむ。

救世主との戦いはシーズン8に持越しのようなので、早くけりつけて欲しいなーと思いましたとさ。来シーズンごと救世主だったらやだなー。

 

おしまい。