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子供部屋づくり

年末仕事がクッソ忙しいのに、子供の部屋づくりにまで着手してしまうという悪手に出たわたしです。諸々やっと終わりが見えてきました。だいぶ無理した気もしますが、一息ついたと同時に家もなんとなく片付いているという状態で精神的には良い感じです。ついでに頭痛のタネだった収納問題も少し整理して、かなりスッキリしました。

 

子供部屋について

もともと子供部屋としては存在していたのですが、うちの子はほとんど部屋で遊ばず居間でいろいろやることが多かったので、居間に子供用のミニコーナーをつくっていました。小学校入学が見えてきたため、一人で寝たり、勉強したりする場所をつくってやらねばということで子供部屋を大改造することに。私自身も確か今のうちの子の年齢くらいから一人で寝始めたような気がします。

うちの子は一人で寝るのを断固拒否しているので、自分で進んで寝たくなるように形から整えてあげようという作戦です。添い寝をやめて自分のベッドで寝るようにした時も、寝床をかわいらしく設えるとすんなりいったので、今回も期待しているのですが。どうなるかなー。

 

考えたこと

子供部屋は、ほとんど新品の家具なのに全部9万いかないくらいで作れました。ニトリ、イケア、無印さまさまです。3社のライナップとにらめっこしながら、パワポで簡易な図面もどきを引いて計画しました。4畳半くらいの狭い部屋に、遊ぶ・勉強する・身支度・寝る と機能が満載なので、色々と工夫が必要そうです。具体的には高さ方向を活用しました。

 

空間のことで考えたのは、「巣篭り感」です。何よりまず子供に好きになってもらわないといけないので、イケアの展示スペースを子供と一緒に回りながら、どういう場所が好きかヒアリングしました。イケアは超偉いんです。日本の住宅事情に合った、せまーい場所の活用事例が山ほどあります。うちの子供が気に入ったのは、入れ子になっているスペース(部屋の中の小部屋みたいなもの)や、目隠しで閉じられたソファスペース、立ったまま使える小さな作業台など。空気は大きな部屋とつながっているけど隠れられて、子供の体の大きさに合っていることが好きポイントのようでした。あとはクッション的な素材感が落ち着くようです。これらをまとめると、「巣篭り的な空間」をいくつかつくるのがポイントになりそうでした。

 

あとは、子供にも片付けやすいように、ラベリングと物の見える化はかなりがんばりました。よくわからないガラクタ的なもの(子供にとっては宝物…)もうまく収納できないといけません。これは展示スペースをたくさんつくって、「その中に展示できる範囲内」で運用してもらうことに。と言っても壁3面分なので、何年かは余裕で運用できそうです。最終的には、名刺がびっしり貼ってある居酒屋みたいになったりして。

 

最後に、子供っぽくなりすぎないことも考えました。最初は子供の意見を聞きすぎて、ベビーピンクの床にカラフルな子供用の収納家具なんかを検討していたのですが、すぐに大きくなって趣味が変わることを考えると、「子供にも使える普通の家具」の方が後悔せずに済むかなと。理想は子供が家を出るときに、そのまま持っていけるような家具。本当にそこまで行ったらすごいですけどね!幸い、子供の方でも最終的にはシックな色を選び始めたので、一件落着なのでした。

 

具体的に採用した家具なんかの話は別にまとめます。