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『家事!育児!世界の危機!』インクレディブル・ファミリー(2018年、アメリカ)  

 

インクレディブル・ファミリー (ディズニーアニメ小説版)

5歳の娘は最近もっぱらアニメにはまっており、2時間くらいなら集中して観れるようになってきたので、一緒に映画館に行くことにしました。

タイミングと題材的にちょうど良さそうなのが「インクレディブル・ファミリー」だったので、カップルシートでホットドッグなどをつまみながら。いつもは一人でベストポジションに座り込み、かじりついてみているので、このような「カウチポテト方式」は新鮮でした。娘は楽しそうだったし、デートネタが増えて良かったです。

 

本作は日本向けのキャッチコピーが「家事!育児!世界の危機!」となっており、ターゲット層は狭いのですがメインターゲットにはかなり刺さりそう。アメリカではファインディング・ドリーを凌ぐ立ち上がりだったそうですが、日本ではどうなのでしょう。子ども、少ないからなあ。最大の問題は、ターゲット層が忙しすぎて映画を見る暇がないところかもしれません。

 

イラスティガールが世界を救いに行っている間、ミスター・インクレディブルが家事育児に励むという内容で、我が家でも夫氏が半年育休を取っていたためジンとしました。何もできない焦り、おいて行かれている感、そして昼夜問わず手間がかかりまくる赤ちゃん。ましてや、インクレディブル・ファミリーの子どもたちはスーパーパワーを持っているのです。前作でパワーに目覚めたばかりの赤ちゃん「ジャック・ジャック」が暴走し、ミスター・インクレディブルは寝不足に…。この赤ちゃんが最強にして最恐なのですが、特に悪を成敗することはなくもっぱら家族に面倒をかける係として活躍していました。次回作に期待!

おそらく中学生くらいの長女ちゃんの恋の話や、小学生男子である長男君の算数の宿題を見てあげるのが難しい話などあるあるネタ満載でした。宿題、見てあげるの難しいよね…。老眼をこすりながら頑張るミスター・インクレディブルなのでした。

 

アクション重視であまり人間性は掘り下げない感じなので、感動大作というわけではありませんでしたが、子どもと楽しく見る分にはよいのでは。

 

光が点滅する演出があるということで、日本向けには光量を押さえているそうです。娘は特に問題なさそうでした。「KUBO」ほどではないのですが怖い演出はそれなりにあって、その間は目をつむっていました。。