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オランダの思い出 終日アムステルダム→帰る

アムス四日目は、昔ここに住んでいた方お勧めしてくれたカフェに行ってみました。工場を改築して作ったカフェで、天高がとんでもなく高く、体育館みたい。この空間を空調するのは大変そうです。工場跡ではありますが、エッフェル塔のように鉄骨の細かい装飾があり、天井には飴色に光る木板が貼ってあり、とても美しい。料理はカジュアルでボリュームたっぷりでした。

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本当は温室の中にあるという有名なカフェに行ってみたかったのです、14時までで断念しました。ホテルでゆっくりしすぎました。

 

午後は少し散策して、ゴッホ美術館に行きました。だいぶトラムの乗り方にも慣れてきて、娘もいっちょ前にチケットをかざしていました。ようやく慣れた頃が帰る頃なんよね。んで、次回来たらもう忘れている、と。

ゴッホ美術館はチケットをネットで買う必要があるそうです。知らずに来て、ゲートの前で慌てて買いました。メールで送られてくるPDFのチケットを見せて、無事に入れました。

 

ゴッホ美術館、パリにもあるけど、個人的にはパリの方が好きです。アムスの方には有名なベッドルームやひまわり、たくさんの自画像があり、作品数は圧倒的に多いんですが、私が好きなのはグレーが混ざった水蒸気が多そうな何とも言えない色合いと、グネグネした線で描いてあるやつなんですよね。パリにはそういうものの傑作が多い気がします。一番好きな夜の空の絵もパリにあったような気がする。

今回一番好きだったのは、淡いベージュと淡いブルーで水平線を描いた、印象派の影響が強そうな絵と、荒れ狂う海を描いたものでした。ペールトーンの色がたまらん。色合いがオシャレなんだよね。彼が影響を受けた人たちの絵や、ゴーギャンなどお友達たちの絵もあって見ごたえ十分でした。

ちなみに、こちらの美術館は黒川紀章の設計、パリのゴッホ美術館は安藤忠雄設計です。ヨーロッパには日本人建築家の作品はけっこう多いですが、ことゴッホに関してはゴッホも日本に興味を持っていたからなんでしょうか。

 

ゴッホ美術館の周りは美術館だらけで、私としてはもう少し見て回りたかったのですが、娘が退屈で限界だったので帰ることにしました。

今回はアイパッドも持ってきていたし、娘としてはホテルでアニメを見るのが至福の時間だったようです。早めにホテルに帰ると、夫氏に買っておいてもらったご飯を食べて、のんびり過ごしました。

 

翌日は昼くらいの飛行機だったので、これまたゆっくり過ごしてスキポール空港に向かいました。

 

帰ったら、日本、暑っ!というのと、タクシー、安っ!というのに驚きました。娘はせっせとtrunkiのお掃除に精を出し、私は溜まった洗濯物を片づけ、夕方から何事もなかったように保育園のお友達と遊びましたとさ。

 

これにて旅行の備忘録はおしまい。