今年公開で自分が好きだった映画の、好き順です。
今年はあんまり映画を見に行けていません。
というのも、夏くらいから化粧にはまり、それ以降は化粧動画ばっかり見ていたからです…。
年々趣味が充実していくので、このままいくと48時間あっても足りないということになりそうです。どこかでなんとかせねば。
- スリー・ビルボード
- 万引き家族
- カメラを止めるな!
- シェイプ・オブ・ウォーター
- リメンバー・ミー(アナと雪の女王/家族の思い出)
- クレイジー・リッチ
- ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ
- 犬ヶ島
- 君の名前で僕を呼んで
- クワイエット・プレイス
- ハッピーエンド
~積極的におすすめしたい映画の壁~
- デトロイト
- デッドプール2
- RAW~少女の目覚め~
- ボス・ベイビー
- オーシャンズ8
- インクレディブル・ファミリー(バオ)
- グレイテスト・ショーマン
- 15時17分、パリ行き
12~19位も嫌いじゃないんですが、映画の中の「気になる点」が「好きな点」を超えられなかったりして、なんとなくお勧めしていない作品たちでした。グレイテスト・ショーマンなど、めちゃくちゃロングランでしたけどね。主人公が嫌なヤツ過ぎて、周りの人が良い人過ぎて、なんだよ、ってなった。オーシャンズ8も人気だけど、実は知ってました~からの流れが乗れませんでした。
以降、なんとなく「気分別」に2018年最もお勧めしたい映画のおすすめポイントを書いていきます。
とにかくエンタメを楽しみたいときにお勧め
リメンバー・ミー
クレイジー・リッチ
どちらも大ヒットしたハリウッド映画ですが、オール有色人種の映画でもあります。今年はそういう動きが活発な年でしたね。
リメンバー・ミーは色彩豊かで音楽も素晴らしく、非常にポジティブな気持ちになれるいい映画でした。メキシコの文化がふんだんに織り込まれているのも魅力です。後半、超泣いてしまうけどね…。いい意味で。タコス食べながら見よう!
クレイジー・リッチも同じくエンタメ色豊かでありながら、移民と特権階級、家に入る女性などの普遍的な課題を描いていました。主演の地味な感じの女の子が、実は真の強い頭脳派。階級の違う王子様のような男性に求婚され、男性の実家やライバルと戦う…って、ちょっと待って!その話いったい何度目なの!?というようなベタさですが、まぁよくできていてお勧めです。演出がまたいいのよ。
ハードボイルド系
スリー・ビルボード
ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(ボーダーライン2)
えっ、スリー・ビルボードってハードボイルドなの!?って感じですが。主演のフランシス・マクドーマンドの根性の座りっぷりと暴力がエグイいんですよ。不思議と笑えてくる。娘を殺された可哀そうな母親ではなく、戦い続ける強い母として独特の存在感を放っていました。周りを固めるちょっと変な人たちも、冷静に見るとひどいんだけど、なんだか愛すべき存在に見えてきます。何がいいのかうまく言えないけれど、じわりといい話。
ボーダーライン2はですね…ボーダーライン1が個人的に大っ嫌いで、2とか見るもんかと意地を張っていたのですが、まぁ見て(見たんかい)、なるほど1は必要悪だったのか…と気づきました。
ボーダーライン1は、過激化するメキシコの麻薬カルテルを制圧するために派遣された女性FBI捜査官(エミリーブラント)が、ほとんどカルテルと同じでたらめな捜査を行っていた国防省の顧問(マットクレイヴァ―)に良いように使われ、無力感を味わうという地獄のような映画です。
頑張っている女性がバカにされる流れで個人的にはプンスカしていたのですが、実は2にはエミリーブラントがいないんですよ。いいように使われた挙句クビ!で、その結果、不在の存在感がすごいという現象が起こっています。2の方はデルトロとマットクレイヴァ―が120%男の世界で少女を守るという、「王道ですが何か?」というような映画であり、めちゃくちゃ普通の映画に見えてしまう。だからか、カルテルの異常さが浮き立ってこないんですよね。もう一つのテーマとして、「おじさんたちが若いもんを助ける!」という浪花節が光っています。これも王道オブ王道なんだけど、1とのつながりで見ていくと「そこに行きついたか…」という謎の感慨がありました。今ならエミリーブラントをあまり関与させなかった理由もわかる気がする。というわけでおすすめです。この文章でお勧めと言われても…と思われるかもしれませんが。
ヒューマンドラマ・家族
万引き家族
クワイエット・プレイス
クワイエット・プレイスってヒューマンドラマなの!?っていう感じですが、この映画はエイリアンものだとかパニックホラーだとかを想像して見ると視聴者が怒るであろう矛盾が多いので、そこは深く考えず家族ドラマを期待した方が幸せになれる気がします。
万引き家族は言わずもがな。思い出しても心の涙が止まらないよ…。樹木希林さん、亡くなりましたね。合掌。。
実は「ハッピーエンド」もヒューマンドラマでは?と思ったのですが、悪い方のヒューマニズムしか描いていないのでなんか違うかなと思った次第です。それもまた現実ですが。
恋愛
んなもん見てない…。興味がなさ過ぎた…。
あれ、シェイプ・オブ・ウォーターでは!?と思ったんだけど、「恋愛映画見た~い」という需要に合っていない気がする。ギレルモやクリーチャー系映画が好きな人が見よう。
クレイジー・リッチは恋愛系ではあるけど、意外と恋愛話が主体ではないのですよね。
変わった映画が見たい人へ
変わった映画が見たい人、それはわたしです。
犬ヶ島
君の名前で僕を呼んで
カメラを止めるな!
犬ヶ島は変じゃないぞ!というご意見もあると思いますが、相当フェティッシュな、立ち位置のよくわからん映画ですよ。変わった絵本とかが好きな人はハマりそう。
君の名前で僕を呼んでは変じゃないぞ!というご意見もあると思いますが、正直どういう層に支持されるのか全く分からない映画ではありました。BL好き?西洋美術史ファン?映像の瑞々しさが比類ないので、やっぱりフェティッシュ枠のような気がします。
カメ止めは…正直ヒューマンドラマでもいいくらいだったのですが、構成が面白いというのが最大の特徴なので、やっぱり変化球枠かなぁ。フェティッシュでは全くないです。
今年もたくさん見逃したんだけど、じゃあ子供が寝たあとにDVDで見るかというと、映画よりYOUTUBEにいってしまうので、ここは劇場に行くしかないです。家の近くに映画館ができたので、来年は夜中にこっそり映画館に行くということを一度やってみようと思います。