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サーチ(2018年、アメリカ)

Search/サーチ  (字幕版)

高校生の娘がある日失踪してしまい、残されたパソコンを使って、ひとり親の父が娘を探す話。ほとんどのシーンがパソコン画面上で完結しているという意欲作で、そう聞くと絵変わりがせずつまらなさそうに聞こえるが、全くそんなことはない。同時に見た「アクアマン」よりも引き込まれた。


ネタバレ厳禁な映画なので詳しくは書かないのだけれど、パソコンの画面の中で何度となくヒントが表示される。一方でミスリードの情報も入ってくるので、同じ画面を見ても何に注目するかで印象が大きく変わるのが面白い。何度か見て確認したい。ネタが分かってしまうと、その道筋がずっと表示されていたことに気づく。

実は序盤で大ヒントが入るので、「映画では意味のあることしか起こらない」という原則に従えば、たいていの人は気づいてしまうだろう。そこが個人的には残念だった。

 

子供のいる親としては、様々な立場で見につまされる映画だった。まだうちの子は小さいのだけど、思春期になったらどうか、家族がバラバラになってしまったらどうか…など、色々なことを考えてへこんでしまった。

後悔しないように、娘と向き合っていきたいと思った。