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夏にぴったりのメイク仕上げ用スプレーと、夏のメイク崩れを防ぐ方法

メイクのセッティングスプレーは3本目で、まだまだ正解が分からずにいるのだけど、これは今のところ一番気に入っている。

Physicians Formula, Rose All Stay, Illuminating Setting Spray, 3.4 fl oz (100 ml)

最初ラベルに隠れていて気づかなかったのだけど、なんとこれ、ものすごい量のパールが入っている。

どうもこれをスプレーした後はツヤがすごく増えるなと思っていたのだけど、これだけパールが入っていれば納得。手足にかけても自然な艶肌がつくれてお勧めだ。

特にメイク持ちは良くならないけれど、メイクが馴染んでいい感じになるので気に入っている。

 

個人的に、セッティングスプレーに求めているのは、

・膜っぽくならないこと

・アルコールフリー

あまりメイク持ちについては期待していない。メイクの粉っぽく仕上がってしまったところが何となく馴染んで仕上がりが良くなるので十分だと思う。

膜っぽい仕上がりは、その瞬間はきれいなのだけど、ちょっと時間が経つとこすれてボロっと取れたりすることがある。顔をよく触ってしまうので、ボロボロと取れやすいテクスチャのものは敬遠している。

アルコールが入っているものが多いので、これは注意しないといけない。アルコールが入っていると乾きやすく便利だが、無くても風を当てれば乾く。Pixiのセッティングスプレーを買ったらアルコールたっぷりで、毎回酔っぱらうんじゃないかと思った…。アルコールが刺激にならないタイプの人もいるだろうけど、肌が乾燥してしまう。

 

夏ってベースが崩れがち

夏は汗や熱でメイクの油分が緩んで溶け、崩れやすい。これはもうどうしようもないのだけど、余分な油分を吸い取ったり、水分をはじいたりする成分で幾分か押さえることはできる。個人的にはアンチエイジングも気になるところなので、できるだけ地肌の油分まで吸い取る成分は使いたくない。そういうものを使っていると、なぜかいたちごっこのように油分が増えていく印象がある。

というわけで、夏のベースづくりには下記を気にしてやっている:

・フェイスマスクで保湿

・水スポンジでベースを叩き込む

・崩れやすいところは水スポンジで粉を厚めに乗せて、叩き込む

・風を当てながらメイク

 

混合肌なので鼻やおでこなど部分的にオイリーが気になるものの、いまは油分を取るよりむしろ保湿していく方に気持ちが傾いている。例えば、朝のフェイスマスクで日中のテカりはだいぶ抑えられた。

また、メイクの水溶性成分をあらかじめ取っておく。具体的には水スポンジで何度もベースを押さえて、余分を拭きとっておくこと。

さらに、パウダーは冬場よりも多目につける。普段は柔らかいブラシでほんの少し肌の上を転がしている程度なのだけど、真夏の「今日は崩れるぞ」という日には、水スポンジに直接粉をつけて、特に崩れやすい鼻まわりと目の下のエリアは押さえるように厚めに乗せておく。水スポンジなら粉っぽく仕上がらないし、気になるならセッティングスプレーで全体を馴染ませてもいい。これはよく欧米のユーチューバーがやっている技で、「厚塗りになりそうだな」と敬遠していたのだけど、やってみるとそんなに気にならない上に、持ちが段違いにいい。

粉があふれるくらい大目につけると「ベイク」になる。これは本当に崩れないので感心したのだけど、厚化粧感があって個人的には馴染まなかった。顔だけ高精度になる。

ベースを作っている間はずっと風を当てて、しっかり一つ一つのレイヤーを乾かしていくこともやっている。

 

保湿にベースづくりに…とやっていると手間も時間もかかるのだけど、夏はやっておいた方がいいみたい。メイクが完成したときは大して変わらなくても、昼前くらいになると持ちが如実に変わってくる。コンシーラーを塗っただけの時はぜんぶ溶け落ちてしまうようなところも、水スポンジで抑え込んで、パウダーでふたをしているとちゃんと残る。