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生まれる3週間前の話

予定日の3週間前には産んでやろうという私の目論見は外れ、
なんと全体の4%しかいないという「予定日当日」に息子が生まれた。
律儀に締め切りを守る男なのだ。

 

以前書いた通り、正期産以降は一刻も早く生まれるようにあれやこれやと体を動かしていたのだが、
出産日を早めることには効果はなかったらしい。

 

夫氏からすると「いやいや、予定日まだ先やし…まだ生まれたくないし」と胎児側の気持ちになっていたようで、それはそれで「一理ある」と思われた。
とはいえ、妊娠後期はほんとうにツラい。

 

身軽だけど体は傷ついている産褥期と、
健康そのものだが、制約が多くて体も重い妊娠後期のどちらが嫌かと言われたら、
間違いなく妊娠後期を選ぶ。
毎日叫びだしたいほど嫌だったのだー。
何かというと、異物感がひどい。血流の悪くなった足がむず痒い。骨がゆるんで腰がきしむ。夜は眠れず、昼はずっと眠い。
とにかくスッキリしたい!

 

そんな日々が、まる3週間あった。

奇しくも、それは娘の春休みと被っていた。

 

毎日嫌がってばかりはいられないので、
定期的な運動のほか、何か有意義なことをしようと考えた。
乳児がいる不自由と、身重の不自由は性質が異なる。
なので、乳児がいると、できなさそうなことを色々やっておこう。
それは、娘と一緒に過ごすことだった。

 

桜の季節だったので、毎日のように花見ランチをした。
桜の名所に行くこともあれば、眺めのいいカフェのこともあった。

 

歩いて行ける文化施設に通った。博物館、美術館、図書館。
特に図書館は毎日のように行った。

 

陶芸教室に通った。
敷居の高いレストランにも行った。
雑貨屋に行って「弟の出産祝い」を買うのに付き合った。

 

そうこうしているうちに予定日当日になり、
とてもとても長かった妊娠期間が終わった。

 

今となっては、娘と二人っきりの時間を過ごすのは難しいので、
この時に行っておいてよかったと思う。

 

二人目が生まれることにおいて、
一番気になっていたのは娘のことだった。
赤ちゃん返りする年でもないが、親離れできている年でもない。
周りの年が離れたきょうだいがいる知人たちに聞くと、
「下の子に親が取られたようでとても嫌だった」という意見がほとんどだった。
自分は下の子側で年が離れたきょうだいがいるが、
もしかしたら兄も、言わないだけで嫌なことがあったのかもしれない。

 

というわけで、
産後でバタバタしてはいるが、できるだけ娘の話を聞いて、一緒にできることを増やそうと意識している。

23本のろうそくと、生まれていた息子の話

ろうそくが1本、2本、3本、4本、…、23本!
深呼吸。
モニターをチェック。
胎児の心拍は132bpm。

 

これは私の陣痛の乗り越え方、である。
今回は出産はコロナの影響で一人ぼっちの孤独なものになりそうだったため、「いた~い」などと周りの人に泣きついていられない。
自分で何とかするしかないんである(そもそも出産は、けっきょくのところ母子で何とかするしかないともいえるが)。

 

助産師や医師がいるではないか!
と思うんだけれども、
実は、助産師さんは背中をさすったり、今の進み具合を教えてくれたりするだけだし、
医師は切開・縫合・危険なときの処置などのために顔を出すくらいで、そもそもほとんどの時間そこにいなかったり。
手術などと勝手が違うのだ。
コロナ禍においては、「無人の部屋で一人耐える」というのが、出産のほとんどの時間の過ごし方になる。

 

というわけで、
産院が公開している「アクティブバースマニュアル」なるものを熟読し、
夜な夜な動画コンテンツを予習し、
「どうやら呼吸が大事らしい」
「力を抜くことが大事らしい」
「痛みから気を逸らすことが大事らしい」
というようなことを理解。

 

冒頭の実践へとつなげたところ、
本当に楽だったので驚いた。

 

前回の出産では、頭が痛みに向き合い過ぎていたのか、「我慢できる閾値」を超えたとき、怖い、逃げたいとしか思えなかった。
究極的にはいつかは終わるので、痛みとどう向き合うかなんてあまり差はないのかもしれないが、
体の力を抜くことで体への負担を減らすことができ、
結果的に今回の方が予後が良かったように感じる。

 

前回は娘が青ざめた状態で生まれてきたのに、
今回はひと汗かいてきたかのような顔色のいい息子が生まれた。

 

前回は出血が多かったようだが、
今回は「普通」量と記されていた。

 

何より、逃げたいなどと思わず、自分でやってやらぁという強い気持ちになれたことで、前回みたいに精神的に落ち込むことがなかった。

 

ブログを遡って読んでみても、前回の産後は「ボロボロな気持ち」「落ち込んだ」とあった。

正直覚えていないが、辛かったのだろう。(単に年を取って図太くなっただけかもしれない!)


具体的には、NSTのモニターを見ながら取り組む。
陣痛の波は3分間隔から、最後は60秒間隔までの山形でやってくる。
陣痛の山がきたら、ろうそくを1本ずつ吹き消していくイメージで息を強めに吐き出す。
私の場合、そのろうそくが23本目のときに陣痛が遠のいていくようだった。
ろうそくは23本と分かってから、「いま10本目だからもう半分まできた」などと思えるようになり、自信がついた。

ちょうど半分の時が一番きつくて、これを超えると弱まると知っていることも重要だ。

 

呼吸をコントロールすることで体の力が抜け、意識を痛みから逸らすことができる。
呼吸は胎児にとっても重要で、息を止めると胎児の心拍が上がりすぎたり、もっと悪いと下がりすぎたりするので、とにかく落ち着いて息をし続けることが大事である。

 

陣痛は出産に必要な筋肉収縮なので、
痛みが消えたり間隔が空いてきてしまったりすると、出産が長引いて結果的によくない。
実は一度体勢を変えたときに3分間隔から5分間隔に伸びてしまった時があり、
慌てて体勢を戻した。
だから、強い痛みが来ているときほど、やり過ごしつつも前向きに取り組んだほうがいい。

 

痛みが強くなってくると意識がそちらに持っていかれそうになるが、
私の場合、近所の公園に生えている水草が、水流に任せて形を自在に変えている様子を思い浮かべ、力が入らないように、痛みのことを考えないようにした。

この季節の水草は美しい。水流に乗せられて、青くキラキラしている。水流が強くても、ちぎれて流されるわけでもなく、絶えず形を変えている。これになりきる。

名付けて「私は水草作戦」である。柳でもいいかもしれない。

 

まぁ、そんなわけで、人には安産と言われるお産が終わったのである。

 

息子ちゃんは、生まれてすぐに目を巡らせて周りをじっと観察していた。
目が合うと、「お前が母親か」というおっさん声のアテレコが聞こえてきた…のは、
生後の2か月の今も「小さいおじさん」と呼ばれる貫禄ある外見のせいか。

 

前も思ったけど、よくみんなこんなことを出来るよな…。
明らかに人生で一番のピンチなんだが、
終わってしまうとなぜだか忘れてしまうので、
人類はまた子孫を残してしまうんだと思う。

 

というわけで、前置きが長くなったが、2か月前に息子ちゃんが爆誕していた。
6月現在、もう仕事を始めているので、なんだか太古の話のような不思議な感覚。

 

産んだあとは、

・予定日を守る息子の話

・家族で乗り越えた産褥期の話

・混合栄養は面倒くさいぞ という話

・初めてのシッターさんの話

・仕事復帰の話

などの話があるので、また時間を見つけて書いておこうと思う。

正期産とお勉強と映画

37週以降は正期産と呼ばれ、

これ以降は予定日前に生まれても早産にならないらしい。

で、今日が正期産すぎて数日目。

 

体調は特に悪くはないのだけど、とにかくお腹が重い。

ときどきお腹がカチコチに張ってズーンと痛くなる。

頭がぼーっとする。

ずっと眠い。

のに夜眠れない。

仰向けでも横向きでも息が苦しくて眠れず、

最後は眠すぎて意識が途切れるようにして寝る。

 

生まれても大変だけど、

この状態がずっと続くのもしんどい。

前回もこんなんだったな~。

 

しばらくお休みしてた筋トレを、

臨月に入ってからは毎日行くようにした。

散歩も可能な限り1時間くらい実施。

家ではスクワットと骨盤トレーニング。

 

はよでてこ~い。

 

娘ちゃんにも赤子に声をかけてもらっているんだけど、

聞こえてるのかな…。

 

仕事はまだつながってはいるが、

かなり配慮して頂いていて、

日々会議やプレゼンに参加する以外、あまり手を動かしていない。

 

せっかくなので、最近疎かになっていた勉強を再開。

とはいっても集中力の低下がひどいので、

どうにかして意識を手繰り寄せないとすぐボンヤリしてしまう。

 

で、結局頼ったのが「紙の本」。

ここのところKINDLEやウェブサイトで情報を得る方が主流だったのだが、

集中力がないときは、

・紙の本を開き、

・マーカーで線を引いて、

・ペンで書き込む

といったリアルな動作が入った方がいいみたい。

夫氏はずっとこれを言っていて、やってみるとなるほど納得。

 

ウェビナーなどでカジュアルに得ていた最新事例も、

紙の本で読むと省略されていたあれやこれが載っている。

そういう情報がなくても基本的には困らないんだが、

奥行きのある情報を持っていると応用が利く。

 

産後はさらに集中力が下がった記憶があるので、

どこまで育児以外のことができるか分からない。

マイペースにやっていこうと思う。

 

しかし、ビジネス書を読む人って年々減ってそう。

最近はセミナーがとにかく多くて、

会員制のウェブサイトも豊富。

紙の本は、そういうところの情報の速さにはとても追いつけない。

そもそも、サービスの盛衰栄枯のサイクルも早く、

本にまとめたころには廃っていることすらある。

 

そうは言っても、人がモノを買う気持ちの作り方とか、

興味の寄せ方とか、

根本的に変わらないものもあると感じるのだけど。

 

 

最近見た映画:

・ブラックウォーター キリキリした緊張感のある社会派映画。こういう映画が好きなのよ。娘にテフロンの毒の話をしたら、テフロン加工のフライパンを鉄のフライ返しでひっかかなくなった。

・さがす 大阪のコミカルな父娘の日常と、グロテスクな殺人犯との邂逅。親子の過去の話がね…悲しいけど優しい話。イヤミスというのか、日本のこういうジトっとした映画は基本あまり好きじゃないんだけど、この親子が好きすぎて、映画自体好きになりました。

・ドライブマイカー 普通にいい話だった。けっこうずーっと会話劇。車に乗るのも演劇を見るのも苦手なので、劇場で見たから良かったものの、産前の今、家で見たら確実に寝ていると思う(コラ)。

・シング2 娘とのデート映画。最初からずっとクライマックスみたいな映画で、イルミネーションの力の入りっぷりがすごい。さすがに製作費が高いのでは?と思ったが、今までよりは高いものの安定の低予算。社内にジミークリスタルみたいな人がいるんやろな。娘が「ジミーって逮捕されるほど悪いことしてなくない?むしろ被害者じゃない?」って言ってました。そうなんだよね。イルミネーション、そゆとこけっこう雑だと思う。

家族がコロナにかかって家庭内感染を防げた話

これだけ毎日振り回されながら、自分はおろか身近な人で感染した人がおらず、どこか現実味のなかったコロナ。

ついに、唐突に、家族がコロナにかかりました…!
びっくりした~~~!!

自分が妊婦でいつ生まれてもおかしくないのでビビりにビビっていましたが、なんとか防疫に成功し、家族のコロナも治りました。

 

発症1日目

夫氏、喉痛そう。あれ?と思ったけど、まさか。とも思って特に何もしなかった。今思うとよくこの日にうつらなかったな。

晩ごはんはとんかつ、タラのスープ、サラダなど。

 

発症2日目

眠れない夜を過ごしたらしい。ますます喉が痛そう。咳はしていなかった。アマゾンで抗原検査キットを買っていたので、試してもらうことに。

これ。なんとなく常備している

う~っすらと陽性のマークが出て、慌ててかかりつけ医に電話。

かかりつけ医では、駐車スペースを利用して検査ができるようになっているらしく、予約していってきたみたい。

 

私は、とりあえずマスクして家中の消毒。恐!

普段からウィルスやばい菌が増えている様子が妄想で見えるタイプ(どんなタイプよ)なので、恐怖で家中を磨く。

夫氏を子供部屋に監禁。

抗原検査の結果自体はすぐ出るらしい。問題は保健所からの連絡だ。

 

晩ごはんは豚汁と山芋鉄板、めかぶ、ふき煮など。

 

発症3日目

かかりつけ医から、陽性のご連絡。。。

 

各所に電話しまくる。

学校→そもそもこの日は学級閉鎖だった。家族が陽性の連絡をすると、保健所からの連絡を待てとのお達しだった。保健所って連絡してくれるんだろうか…

会社→そもそもずっと在宅。学校と同じで保健所の連絡を待てとのこと。

産科→同じく保健所(略 余談だがこの産科さんはこの後ずっと頼りになった。

コロナ妊婦向け窓口→そういうものがあるかなと思ったが、あちこちたらいまわしにされた結果、家族がコロナにかかっただけという現段階で相談できる先はなかった。保健所と連絡がつかない状況で、万一のことがあったらどうすればいいのか途方に暮れる。

人間ドックセンター→たまたま人間ドックの予約をしていたので報告。ここだけ独自基準を持っていて、最後の接触から14日以降でないと来ないでくださいとのこと。ここは全く予約が取れないので焦るが、しゃーないので数か月先の予約を取る。絶対乳児育て中とかいけないやん…。まぁいいけど…。

かかりつけ医→自分と子供も検査を受けたいことを連絡し、1時間後にはPCR検査を受けていた。発症していないので抗原検査では分からないらしい。特に検査数を絞っているという感じはしない。鼻ズボ方式ではなかったので娘はホッとしていた。

 

意外にも陽性発覚日に保健所から連絡があった。

家に妊婦がいることを夫氏が保健所に熱弁してくれたみたいで、色々と早く対応してくれたらしい。ありがとう!

保健所からは080でかかってくる。ちょっと怪しいと思ってしまうが仕方ない。

出社&登校可能日を教えてもらう。

家庭内隔離かホテル隔離かがあり、ホテル隔離に。ホテルは翌日から空いているらしい。それまで防疫頑張るべし。

 

普段は部屋を分けられたのでいいんだけど、トイレとお風呂はうちには一つしかない。ここがボトルネックになりそうだと思って、コロナウィルスがどうやったら死ぬか、素材別にどれくらい生存するかを娘と一緒に勉強して、消毒液と水はたっぷり使った。二人とも手がバリバリになった。

 

症状はのどの痛みと咳、熱は37度が最高くらいであまり上がらないらしい。夜ぐっすり寝られないみたい。

 

晩ごはんはサーモンのレモンバター焼き、ポトフ、雑穀サラダなど。ご飯は普通に食べられるらしい。良かった。

 

発症4日目

濃厚接触者なので引き続き日がな娘と家で過ごすが、同時に家庭内隔離もしないといけないのでだいぶピリピリしていた。換気と消毒、加湿。

この日から毎日、産科から体調伺いの電話がかかってくるようになる。こちらとしては何も症状がないのでお医者さんの時間を取るのは申し訳ないだが、産科としては何かあったときの受け入れができなく、その場合は保健所と連絡を取り合って対処するとのこと。これは本当に心強かった。

かかりつけ医といい、お医者さんて素晴らしいなと思った。

 

晩ごはんはステーキ、ロースト野菜、昨日のポトフと雑穀サラダなど。みんなが元気が出るように、とっておきのイチボを出した。

 

発症5日目

前日の深夜に留守電があり、かかりつけ医から「二人とも陰性」の連絡。よかった!それにしても、遅くまでお疲れ様です…。

 

家中のインスタント食品とお菓子、ありったけのコーヒー豆を挽いたものとコーヒーセット等を持っていってもらい、夫氏ホテルに出立。バスが家の前に迎えに来てくれた。

ホテルはちょっといいビジホみたいなところで、さっそく写真を送ってもらったが、そこそこ広くて新しく、快適そう。

ご飯は3食お弁当で、お湯は作れるけどレンジはなし。

ロケ弁みたいなちょっといいお弁当で、普段からすると野菜が少なく炭水化物が多いけど、おいしそうなので安心。

ただ、冷たいので、持ち込めたインスタントスープがありがたかったらしい。

乾燥がひどいので、加湿器と、あと運動するスペースがないのでマットを持っていけばよかったとのこと。

甘味代わりにのど飴を毎日一粒ずつ食べたらしい。泣ける。

 

家での晩ごはんはハンバーグ、サラダ、ゴマプリンなど。ご飯くらいしかイベントなし。

 

発症6日目

娘の歯が抜ける!めでたい。

夫氏はホテルで健康的な生活を送っているらしい。筋トレ→仕事→弁当→以下くりかえし。

娘が作ってみたいというので、初めてのキャラ弁を作ってみた。超難しい。そのまま家で食べる。

 

晩ごはんはブリのグリルサラダ、ワカメスープ、ニンジンのグラッセ、ケチャップライスなど。三國シェフのブリのグリルサラダ、おすすめだ。

 

食材の在庫が怪しくなってきたのでイオンネットスーパーを注文。

通販が届かないエリアだったら、ネット通販できないご老人だったら、濃厚接触で自宅待機って食事をどうすればいいのだろう。

 

発症7日目

日がな仕事、娘はオンライン授業。リビングはさながらオフィス。

授業中の娘を笑わすことにハマり、怒られる。

夫氏は症状もほぼないらしい。明日で退所。

 

晩ごはんは手羽先の甘辛煮、白菜と鳥の煮込み、ドーナッツなど。忙しかったので味がいまいちだった。

 

発症8日目

昨日と同じような日。

晩ごはんはサーモンのマヨネーズ焼き、肉大根、坂田阿希子さんのパワーサラダなど。

 

発症9日目

娘1週間ぶりに登校。

夫氏、ご帰還!

まだけっこう咳をしているのでビビったが、ウィルスの拡散量がOKレベルと判断されているのだと信じる。

 

今日からまた日常だ。

外に出られて、寒いけど空気が気持ちよかった。

 

まとめ

1.2回ワクチン接種していたからなのか、オミクロンが弱毒なのか、症状はあまりなくて安心した。よく聞く「喉が痛すぎてご飯が食べられない」というのも、夫氏に関しては聞いていない。

2.地域医療って素晴らしい。保健所が大変な状況だからか、診療所が頑張っていると感じた。

3.かかったのが大人だったので、隔離やホテルなどの手が使えたが、これが子どもだったら無理。大人が一人犠牲になるしかない。

4.ある日突然、長期間外に出られなくなるのは、仕事もだが、まず食料的な意味で厳しい。しばらくはコロナ備蓄が必要だし、ネットスーパーの類は本当に助かった。

5.ホテル泊は、当たり外れもあるかもしれないが夫氏に限っては快適そうで、仕事もはかどって良かったみたい。隔離が難しいマンション暮らしには有難かった。

 

 

室温と湿度のコロナ対策

室温を20-25度に保つ

家の日当たりが良すぎて窓が多すぎて、太陽に振り回されています。

全窓に遮光カーテンでも付けたらいいんだろうけど、圧迫感が嫌いだし、部屋の雰囲気が台無しなのでノーカーテン生活です。

ベッドエリアは遮光カーテンつけてますが。

 

一日の流れ:

1.起きたらなんとなく灯油ストーブをつける。エアコンは前日から20度でつけっぱなし。この時室温19度くらい

2.太陽が昇る。午前中から午後3時くらいまで25度近くになるので、冬装備では暑すぎて窓を開ける。布団もこの時間に干す

3.日が落ちる時間に急激に冷え込むので、室温が20度くらいになったらエアコンを20度で設定してつける。

4.20時くらいになって家族全員リビングにいるようになったらなんとなく灯油ストーブをつける。見てるだけでも炎はたのしい

5.夜間はストーブを消してエアコンつけっぱなし。

 

天気が悪いと上と全然違ってそれなりに冷えるので、日中もエアコンつけっぱなしです。
太陽すごい。

 

ハムスター(かわいい)を飼い始めたので、その子のためにも部屋の温度は20-25度キープがマストです。

cute hamsters01 ジャンガリアンハムスター cute animal

かわいい

 

以前は冷えてもそれほど気にしていなかったのですが、室温をキープするようになってから自分の体調もよくなりました。体に負担がかかりにくいんでしょうねー。

 

湿度を40%に保つ

引っ越してから、何もしないと湿度10%台の時が増えました。高度のせいか?構造は一緒だし…。なんだこれ初めての体験だ。

家具やピアノにはいい環境ですが、「このままでは干からびてしまう」と思ったので、冬は隙あらば加湿しています。

瞬発力のあるスチーム式を2台に、ストーブの上のヤカン。この3つでも40%台にしか上がりません。恐ろしい。

ウィルスは湿度40%くらいがちょうど活動低下するようなので、なんとか維持したい。喉にもいいしね。

 

7年も使ってるこの加湿器。まだ現役。

見た目のいいスチーム式って当時これしかなかった(今もスチーム式だとない…気がする…)。エッセンシャルオイルが使えるのは何気にありがたい!

 

追加で買った、安い加湿器

大容量、上から給水可能で、プラスマイナスゼロより正直優秀。見た目はまぁ、炊飯器的な何かです。けっこうシンプルで邪魔にはならないけど、積極的に見せたいわけではない。あとフルオープンなのでグラグラ音がうるさい。

 

ほかには

 

・水分とる

産科医さんに言われたのですが、口腔やのどにとどまって増えるウィルスは飲み込んで胃酸で溶かすことができるので、うがいができないときはちょいちょい水を飲むのもいいんだとか。

もともと産科検診で水分量が足りないと言われていたので、意識して一日中ホット麦茶を飲むようにしました。ホットだと2リットルも意外といける。

 

・運動

してねぇ

どれだけ忙しくても続けていた筋トレも、オミクロンが増えすぎているためしばらく辞めました。筋トレの先生には「ちゃんと運動してくださいよ」と念を押されましたが…はてさて…

産科の理学療法士さんに体力のなさを指摘され、「息が切れるスピードで30分以上歩く」という明確な指示を頂きました。

もう全方位に言われてるやん

誰か私を連れ出して

 

・寝る

まぁまぁ寝られている。

娘に夜間起こされなくなってから睡眠時間が以前よりかなり増えました。以前は2・3時まで起きているのが普通だったのですがー。

子持ちの人って良く寝るイメージがあったけど、幼児期を超えたら夜間起こされることが無くなり、そのまま早寝早起きの習慣だけ残るからなのかもしれません。

睡眠の質をはかるという睡眠測定の時計が欲しいなと思っていたんですが、まだ買っていません。オーラリングとかどうなのだろう

 

・バランスよく食べる

これまた産科の栄養士さんに指導され、毎日の食事をレポーティングしています。手厚くて有難いのだが、けっこう大変(いや有難いやろ)。

カッコつけていつもより栄養価の高そうな食事をしています。これがレコーディングダイエットか!初めてやったよ。

 

免疫力を上げてなんとかコロナを防ぎたい…!

 

妊娠中じゃなったら正直ここまで気を付けないんですが、万一かかってしまったらちゃんと分娩できるのか心配で死にそうです。

さすがに病院をたらいまわしみたいなことは無さそう…と信じたいですが…いかんせんどこの病院もひっ迫しており、その時になってみないと分かりません。

 

どうか頼む…!

胎動とか妊娠線予防とか

 

まいにち胎動がぐねぐねドンドンひどいです。元気に生きてるってことなので良いことなんですが。

消化中の腸の動きとか、しゃっくりとかってある程度自分の意思と連動していると思うんですが、胎動って本当に自分と無関係に動くので、プレゼン中でも変なタイミングで「ドゥスッ」となったりして焦ります。

 

娘の時どうだったかなーと思い起こしてみるんですが、ここまで日中ぐにぐに動いていませんでした。そのころ、生存確認ために検診はかなり楽しみにしていたのに、今は別に検診に行かなくても「そりゃ元気でしょ」としか思えないのです。それだけよく動いている方の子なんだろうな。

 

娘の時は、ドン!みたいなのはほとんどなくて、手足を伸びやかに動かしているようなゆっくりした動きが、特にお風呂に入っているときなどに多かった気がします。娘ちゃん、落ち着いてるしわりとお風呂好きだもんね。

今回はそういう大きな動きがあまりなくて、どちらかというとちょこまか、脈略のないグルングルンした動きが多いような。暑いのが嫌いなのか好きなのか、お風呂に入ると時が止まったようになるし、ご飯を食べているとこっちにもよこせ!と言わんばかりに元気になられます。

人間だもの、体の動かし方にも個性があるよねぇ。

 

***

 

個性はお腹の出方にもでていて、娘の時は半年頃までほとんど目立たなかったのに、今回はめちゃ出ています。半年の時のお腹の出方をみて、「これで娘の時はほとんど出ていなかったなんて信じられない」と思いました。

その割に体は平均より少し小さいそうで、家族で「広い部屋じゃないと満足できないタイプなんだろうか…こりゃ大変だぞ…」となっています。

 

そんなわけで(どんなわけだ)妊娠線が出るのがいやなので、がんばって保湿するようにしました。

 

産院でいただいたオリジナルの妊娠線予防オイルがめちゃくちゃいい香りでなじみもよかったのですが、秒で使い切ってしまい、最初にこちらを買ってみました:

良くも悪くもなく。1か月持たなかったな。

 

なんとなく変えてみるかー、と、よく見かけるセタフィルを初めて使ってみることに。安いし、成分も悪くないし。

これがけっこうお気に入り。

少しでも効果があるように、クリームは全身に塗るようにしているんですが、生まれて初めてくらいの全身ツルツルさ加減(?)になりました。手が荒れるとかかかとが割れるとか言ってたけど、なるほど保湿すればよかったんだ!と、非常に文化度の低い気付きを得ましたね…。それは当然やろっていう。保湿クリームって知ってる?っていう。頭でっかちにならず、毎日継続するということが大事なんですねぇ。

 

自分しか気づかないであろう地味なお気に入りポイントとして、「お風呂に入るときにはけっこう消えている」というのもあります。オルナオーガニックと産院でいただいたオイルは、お風呂に入るとかなり残っていて気持ち悪かったんですが、セタフィルは残ってはいるけどかすかな感じ。商品名にローションとあるので、単に剤が薄いのかな。ほぼクリームみたいなテクスチャなんですが。

 

というわけで、しばらくこちらを使ってみることにします。そもそも無くなりそうにない大容量だし。

 

セタフィルのおかげなのか、2・3か月前にできかかっていた妊娠線が、どこにあったか分からなくなりました。もしかしたら皮膚が伸びすぎて消えただけかもしれませんが。お腹の皮膚が伸び伸びでかゆいかゆい。

 

娘もせっせと自分のお気に入り銘柄で保湿しており、ちっちゃいのに意識高いな~と思っています。お気に入りが廃盤になったとかで残念がってました。

ねぇ、中身女子大生なの?

スキンケアやメイクについて、娘から教えてもらうようになる未来がもう見えます…。

 

お題「これ買いました」

産褥期(さんじょくき)ってなんだっけ

 

屈辱みたいな字面でおっそろしそうな「産褥期」。子供が生まれて2か月くらいまでの、母親の回復期らしい(たぶん)。

前回の出産のときは何も考えてなくて、まぁ里帰りしときゃなんとかなるでしょと思って調べてなかったんですが、今回は里帰りしないことにしたのでボチボチ調べています。

 

労働基準法で定められている産前・産後休暇では、産前に関しては自己申告なので、正直産まれる日まで働いていても特に問題ないんですが、

産後休暇は「生後6~8週間は、会社が働かせることができない」と定められているみたい。それだけマジで休んどけよということなんだねぇ。

自分のブログを遡ってみてみると、確かに生後2か月までは不調っぽい。大怪我してるようなもんだしね。産婦人科で頂いた「アクティブ・バース・ブック」なるものにも、産後は医師の許可が下りるまで、お風呂に入るのも含めあれこれするな、とりあえず寝ろとありました。産後ってそこまで絶対安静というイメージがなかったな~。記憶がない。どうなるか分からないけれど、夫氏にも頑張ってもらおう。

 

ちょっと前までは、「産後休暇って2か月もあるやん!休み万歳!ネトフリ契約しよ」と思ってたんですが(オイ)、友達に「そんな余裕あるわけないでしょ」と言われ我に返りました…。

そういえば、私が映画にハマったきっかけって、「産後1日中抱っこでツライのでゾンビ映画を見ていた」だったんです。改めて考えてみると、映画の内容が良かったかどうかなんてどうでもよかったんですよね。なんか別のことを考えたいだけだったような気がする。

あとは子どものキャラ次第かなぁ。

 

***

 

保育園は赤ちゃんの首が座って、生後3か月から預けられるらしい。

前回は生後半年で復帰⇒生後1年まで夫氏が育休 だったのですが、今回は夫氏が被雇用者ではなくなっており、育休を取れないので、母子ともに健康そうなら3か月から預けて復帰しようかなと思っています。

早すぎるだろと言われまくりそうと思っていましたが、周囲には案外「そうすると思ってた」と言われました。私のイメージってそんななんだ…。

 

最近の働き方ですが、産前だとかいう以前にコロナ禍が苛烈になってきたせいで、ほぼ家に閉じこもっている状態。言わなければ妊婦だということも分からないので、なんだか不思議な気持ちで日々仕事しています。ごくたまに出社すると二度見されます。