これだけ毎日振り回されながら、自分はおろか身近な人で感染した人がおらず、どこか現実味のなかったコロナ。
ついに、唐突に、家族がコロナにかかりました…!
びっくりした~~~!!
自分が妊婦でいつ生まれてもおかしくないのでビビりにビビっていましたが、なんとか防疫に成功し、家族のコロナも治りました。
発症1日目
夫氏、喉痛そう。あれ?と思ったけど、まさか。とも思って特に何もしなかった。今思うとよくこの日にうつらなかったな。
晩ごはんはとんかつ、タラのスープ、サラダなど。
発症2日目
眠れない夜を過ごしたらしい。ますます喉が痛そう。咳はしていなかった。アマゾンで抗原検査キットを買っていたので、試してもらうことに。
これ。なんとなく常備している
う~っすらと陽性のマークが出て、慌ててかかりつけ医に電話。
かかりつけ医では、駐車スペースを利用して検査ができるようになっているらしく、予約していってきたみたい。
私は、とりあえずマスクして家中の消毒。恐!
普段からウィルスやばい菌が増えている様子が妄想で見えるタイプ(どんなタイプよ)なので、恐怖で家中を磨く。
夫氏を子供部屋に監禁。
抗原検査の結果自体はすぐ出るらしい。問題は保健所からの連絡だ。
晩ごはんは豚汁と山芋鉄板、めかぶ、ふき煮など。
発症3日目
かかりつけ医から、陽性のご連絡。。。
各所に電話しまくる。
学校→そもそもこの日は学級閉鎖だった。家族が陽性の連絡をすると、保健所からの連絡を待てとのお達しだった。保健所って連絡してくれるんだろうか…
会社→そもそもずっと在宅。学校と同じで保健所の連絡を待てとのこと。
産科→同じく保健所(略 余談だがこの産科さんはこの後ずっと頼りになった。
コロナ妊婦向け窓口→そういうものがあるかなと思ったが、あちこちたらいまわしにされた結果、家族がコロナにかかっただけという現段階で相談できる先はなかった。保健所と連絡がつかない状況で、万一のことがあったらどうすればいいのか途方に暮れる。
人間ドックセンター→たまたま人間ドックの予約をしていたので報告。ここだけ独自基準を持っていて、最後の接触から14日以降でないと来ないでくださいとのこと。ここは全く予約が取れないので焦るが、しゃーないので数か月先の予約を取る。絶対乳児育て中とかいけないやん…。まぁいいけど…。
かかりつけ医→自分と子供も検査を受けたいことを連絡し、1時間後にはPCR検査を受けていた。発症していないので抗原検査では分からないらしい。特に検査数を絞っているという感じはしない。鼻ズボ方式ではなかったので娘はホッとしていた。
意外にも陽性発覚日に保健所から連絡があった。
家に妊婦がいることを夫氏が保健所に熱弁してくれたみたいで、色々と早く対応してくれたらしい。ありがとう!
保健所からは080でかかってくる。ちょっと怪しいと思ってしまうが仕方ない。
出社&登校可能日を教えてもらう。
家庭内隔離かホテル隔離かがあり、ホテル隔離に。ホテルは翌日から空いているらしい。それまで防疫頑張るべし。
普段は部屋を分けられたのでいいんだけど、トイレとお風呂はうちには一つしかない。ここがボトルネックになりそうだと思って、コロナウィルスがどうやったら死ぬか、素材別にどれくらい生存するかを娘と一緒に勉強して、消毒液と水はたっぷり使った。二人とも手がバリバリになった。
症状はのどの痛みと咳、熱は37度が最高くらいであまり上がらないらしい。夜ぐっすり寝られないみたい。
晩ごはんはサーモンのレモンバター焼き、ポトフ、雑穀サラダなど。ご飯は普通に食べられるらしい。良かった。
発症4日目
濃厚接触者なので引き続き日がな娘と家で過ごすが、同時に家庭内隔離もしないといけないのでだいぶピリピリしていた。換気と消毒、加湿。
この日から毎日、産科から体調伺いの電話がかかってくるようになる。こちらとしては何も症状がないのでお医者さんの時間を取るのは申し訳ないだが、産科としては何かあったときの受け入れができなく、その場合は保健所と連絡を取り合って対処するとのこと。これは本当に心強かった。
かかりつけ医といい、お医者さんて素晴らしいなと思った。
晩ごはんはステーキ、ロースト野菜、昨日のポトフと雑穀サラダなど。みんなが元気が出るように、とっておきのイチボを出した。
発症5日目
前日の深夜に留守電があり、かかりつけ医から「二人とも陰性」の連絡。よかった!それにしても、遅くまでお疲れ様です…。
家中のインスタント食品とお菓子、ありったけのコーヒー豆を挽いたものとコーヒーセット等を持っていってもらい、夫氏ホテルに出立。バスが家の前に迎えに来てくれた。
ホテルはちょっといいビジホみたいなところで、さっそく写真を送ってもらったが、そこそこ広くて新しく、快適そう。
ご飯は3食お弁当で、お湯は作れるけどレンジはなし。
ロケ弁みたいなちょっといいお弁当で、普段からすると野菜が少なく炭水化物が多いけど、おいしそうなので安心。
ただ、冷たいので、持ち込めたインスタントスープがありがたかったらしい。
乾燥がひどいので、加湿器と、あと運動するスペースがないのでマットを持っていけばよかったとのこと。
甘味代わりにのど飴を毎日一粒ずつ食べたらしい。泣ける。
家での晩ごはんはハンバーグ、サラダ、ゴマプリンなど。ご飯くらいしかイベントなし。
発症6日目
娘の歯が抜ける!めでたい。
夫氏はホテルで健康的な生活を送っているらしい。筋トレ→仕事→弁当→以下くりかえし。
娘が作ってみたいというので、初めてのキャラ弁を作ってみた。超難しい。そのまま家で食べる。
晩ごはんはブリのグリルサラダ、ワカメスープ、ニンジンのグラッセ、ケチャップライスなど。三國シェフのブリのグリルサラダ、おすすめだ。
食材の在庫が怪しくなってきたのでイオンネットスーパーを注文。
通販が届かないエリアだったら、ネット通販できないご老人だったら、濃厚接触で自宅待機って食事をどうすればいいのだろう。
発症7日目
日がな仕事、娘はオンライン授業。リビングはさながらオフィス。
授業中の娘を笑わすことにハマり、怒られる。
夫氏は症状もほぼないらしい。明日で退所。
晩ごはんは手羽先の甘辛煮、白菜と鳥の煮込み、ドーナッツなど。忙しかったので味がいまいちだった。
発症8日目
昨日と同じような日。
晩ごはんはサーモンのマヨネーズ焼き、肉大根、坂田阿希子さんのパワーサラダなど。
発症9日目
娘1週間ぶりに登校。
夫氏、ご帰還!
まだけっこう咳をしているのでビビったが、ウィルスの拡散量がOKレベルと判断されているのだと信じる。
今日からまた日常だ。
外に出られて、寒いけど空気が気持ちよかった。
まとめ
1.2回ワクチン接種していたからなのか、オミクロンが弱毒なのか、症状はあまりなくて安心した。よく聞く「喉が痛すぎてご飯が食べられない」というのも、夫氏に関しては聞いていない。
2.地域医療って素晴らしい。保健所が大変な状況だからか、診療所が頑張っていると感じた。
3.かかったのが大人だったので、隔離やホテルなどの手が使えたが、これが子どもだったら無理。大人が一人犠牲になるしかない。
4.ある日突然、長期間外に出られなくなるのは、仕事もだが、まず食料的な意味で厳しい。しばらくはコロナ備蓄が必要だし、ネットスーパーの類は本当に助かった。
5.ホテル泊は、当たり外れもあるかもしれないが夫氏に限っては快適そうで、仕事もはかどって良かったみたい。隔離が難しいマンション暮らしには有難かった。