日経ビジネスの脳に関する記事が面白すぎたのでシェア。
「鍵をかけ忘れたかも?」と思って確認しに帰り、やっぱり閉まっていた、というアノ行動を説明しているのですが…
曰く、脳は慣習的にやっている行動に関して、
脳をあまり働かせずに実行できるような「自動化システム」を作るそう。
そうなると、鍵をかけたり通した切符をしまったりなどは無意識にできるので、
実際にやったかどうか、後で思い出そうとしても思い出せないそうです。
思い出せないから、確認せざるを得ない、と。
一方で、外国などいつもと違う環境に行くと、ある環境下で自動化した行動は役に立たないし、脳をフル稼働させないと色んな事に対処できません。
確かに、海外旅行から帰ってきた時、同じ景色なのにいつもよりたくさんの情報が目に入ってきたり、通行人の話している内容がクリアに頭に入ってきたりするなー。
それは「とてもクリエイティブな脳の状態」だとか。
やたらと海外旅行したがる年配の方がいらっしゃいますが(うちの親とか)、
脳が若くあるために、刺激のある場所にどんどん出向くことは実際に効果があるんでしょうね。
反対に、自動化した仕事は、クリエイティブであることが難しい。
確かに、私も企画書づくりからプレゼンまで、ある程度無意識に調査をかけたり、いつも同じ会社や担当に資料を依頼したり、企画書に同じお気に入りのテンプレートを使ったり、…
それって既に思考停止赤信号ってことなのかも(T_T)
自動化すると、一見たくさんの仕事量を右から左へ動かせるし、
ある程度予想通りの結果を生みやすい。
特に忙しい時、自分の決めたパターンで物事が進んでいると、安心できます。
上司も、安心して仕事をどんどん(どんどん∞)依頼してきますしね(*_*)
でも、「ずっと自動化システムに頼っていると、脳が育たなくなり、ブレイクスルーできなくなる」そうです。
私はどちらかというと要領が良い方の人間なので、
すぐに効率的なやり方を作りあげて、それにあてはめて物事を進めるクセがあるんですよねえ~~~~。危ない!
自動化したサラリーマンたちが作った平凡な企画が、他のサラリーマンに自動的に流れていき、つまらない物が世の中に溢れる様を想像してしまい、気分が悪くなってきました…。
ハイパーメディアクリエイターの何方かさんが、
「クリエイティビティは移動距離に比例する」などと仰っており(詳細失念)、
その時は「意味不明」と思っておりましたが…
常に自分の環境を変えていくことが、脳をクリエイティブな状況に置く一つの手法なのだと、いま腑に落ちました。
海外出張にばかり行けなくとも、脳をクリエイティブに保つ方法があります。
動植物を相手にする仕事:農業や漁業、そして子育てや料理などは「自動化システム」ができにくいそうです!
相手が予想付かないこと(子ども、動植物)
あまりに不確定要素が多いこと(相手の機嫌、体の調子、湿度や温度などなど)
については、その都度考えて行動しなければなりません。
パターンを作りにくいんですね。
Aてぃの扱い方について、ブログを読み返してみれば
「こんなやり方があった!大発見!」みたいな記事の2日後には「うまくいきません…」と書いてあったり(T▽T)
パターン化しようとして、見事に失敗しています 笑
子どもって思ったように動いちゃくれないですね。
そういえば、Aてぃが来てから、植物を育てたりお菓子を作ったり、
今まであまり得意ではなかったことが得意になりました。
自分のパターンや都合にあてはめず、相手を観察することや
辛抱強く相手することを学んだのだと思います。
これからはAてぃを先生に、脳をクリエイティブに保ちたいと思います^@^
仕事の方も、ボチボチ、ねf(^_^;