MENU

ブログを読まなくなるのは、更新が減ったときじゃなくて読むのを止めようと思ったとき

自分で編集した「読みたい記事フィード」が連日満員です

FEEDLYなどのリーダーや、ブログの更新をプッシュ型でお知らせしてくれるサービスなどのおかげで、ネットで気になったサイトやブログなどの更新を逃さず読むことができるようになりました。私は好きなサイトが多い方なのか、朝起きてFEEDLYを立ち上げると250記事ほど溜まっていて、その後の一日でさらに100記事くらい更新されていたりします。


今は「はてなブログ」をやっているので、こちらも読者登録したサイトの記事更新のお知らせが毎朝メールで届きます。


最近自分のブログにGUNOSYから流入する方が多いので、これも始めてみましたが、よく考えたら自分で選んだサイトでこれだけあるので、当然読まないわけです。

 

どれを読もうかなσ(´・ω・`)

それでももちろん全部は読めないので、その中でも気になった題名だったり、デザイン系のサイトなら写真をパッと見て判断したりして、読む記事を選びます。また、それとは別に、「このサイト(ブログ)は全部の記事を読みたい」と思うものもあります。そういうものは、まとめ系サイトなどより、個人が考えたことを書いてある個人ブログなどが多い気がします。

 

整理しないと無限に増えていく「読みたい記事」

そんなわけで、一度「購読したい」と思うと、FEEDLYなどのサービスとスマホが手の中にある限り一生購読し続けるし、その数は整理しないとどんどん増えていきます。そうなってくると、自分の中で取捨選択していかざるをえません。エラそうな話ですが、何度か「興味がない」と感じたり、まとめ系ならより見やすかったり情報が丁寧なサイトがあったりすると、そっと「購読を止める」のです。自分もブログを書いているので、購読を止めるのはとても申し訳ない気持ちがするのだけど、そのサイトが出てくるたびにスルーするのも面倒(なくらい購読しすぎている)ので、しょうがないのです。

 

自分ワールドをつくって楽しいのは良いことなの?

でもこれって怖いことだなと思っています。「自分の好きなものに囲まれる生活」は素敵な感じがしますが、ニュースも娯楽も社会思想も、自分が好きなものだけ集まっていたらどうでしょう。さらに、イチ個人の考えが書いてある個人ブログも、「自分の中で」面白かったり、興味深かったり、共感できるものが集まっていくのです。なんだか、イエスマンに囲まれた裸の王様にでもなってしまいそうです!

 

それでも、自分が好きなものを集めて編集して、磨きあげていく作業(つまりフィードづくり)はやめられそうにありません。

 

せめて、適度に色々な人と飲みに行ったり、色んな情報が自分以外の編集により集められた「新聞」を隅々まで読んだりして、雑多な情報に身をさらした方がよいでしょうね。

 

ネットは、このような一人よがりになりやすい環境をつくる、危険性のあるツールだと思っています。

 

余談:「読まれるブログづくり」のハウツーってあんまり意味がないと思う

私事ですが、このブログは里帰り出産&育休であまり育児に関われない夫のために作ったものです。育休が終わり、育児の主体者が夫になった時にその役目を終えたわけですが、せっかくなのでなんとなく続けようかなと思いました。それは全公開にしていたため、思ったより読んでくれる人が増えたことと、これから先も娘の成長を文章化して残していきたいと思ったことからでした。

 

その時に、「どうせならブログの書き方も調べておこう」と色々なサイトを見ましたが、大体下記のことが書かれてありました:

  1. コピーライターになったつもりで、ブログの題名に気を付けよう。
  2. 段落わけしよう。ナンバリングしよう。
  3. 写真を貼ろう。特になくても、記事の内容を象徴するような写真を貼ってみよう。
  4. ネット上で交流しよう。
  5. ソーシャルボタンを貼ろう。
  6. できれば毎日更新しよう。

最初はなんとなく上記を守った感じにしていたのですが、次第に自分のやり方に落ち着いてきました。

 

確かにこれを守れば、万人が読みやすいし、記事が広まりやすいかもしれません。でも、好きなブログに一つも改行の無いものもあるし、写真が無いものが多いし(変に気になる写真で本文と関係なかったりするとガッカリするということもあるなあ…)、それこそ毎日更新してるかどうかは、ちゃんと読まれるかどうかと無関係だと思ったのです。記事本文以外の、広告やソーシャルボタンなどが多すぎて重いサイトも、読み手にはストレスです。読んで欲しい人に読まれるためには、記事の中身より重要なことは何一つ無さそうだと、自分の中では結論付きました。

 

自分は未だに(毎日顔を合わせているにも関わらず)夫が筆頭読者なので、夫に「あの記事のここが良かった」等と言われるのが「書いたかいがあったなあ」と思います(・ε・`*)

 

でも、建築やデザイン、子育てに関心のある人なら誰でも嬉しいです\(^o^)/カモ~~ン。コメントも歓迎してます!