子供を産んでから自分自身に対しての興味が薄れてしまったので、危機感を抱いています。
別に自分の見た目に興味がある必要はないし、興味がないまま一生を終える人もいるだろうし、「自意識過剰乙」という話でもあるんだけど、あくまで自分比の話であって自分との戦いなのであります!(鼻息)
そんなことを思ったきっかけは、「お洒落なはずの後輩ちゃんの、よく分からないファッション」でした。
後輩ちゃんは若い女の子で、髪形もメイクもクルクル変わるので見ていてとても面白い子です。仕事もファッションや化粧品関係が多く、彼女を見て「これが流行っているのか」と気づくことも多かったのです。
そんな彼女が、ある日「ネルシャツをジャケットの下に着て、蝶ネクタイみたいなデザインの短くて大きいネックレスをして、足元はローファー」というファッションでやってきました。
コレが、全く理解できなかった…。
私としては「ネルシャツ=完全にオフなファッション」、もっというとBBQ用?くらいに思っていたし、ジャケットの下に着るなんて思いもよらなかったし、ネックレスでか!とびっくりし、ローファーは「私が中学生の時に履いてたやつ?!」と思ってしまいました。一言で言うと、「何か、ダサくない?」と思ったのです。
しかし、職場が別の友人に「この服装ってどうよ~??」と話していたところ、
「職種とかTPOとかが大丈夫なら、お洒落だと思うよ」とアッサリ言われまして…。なんだかハッとしたのです。
私、ついに流行に置いて行かれたのだ、と(´Д` )
流行を追えていたとして、件の恰好をするかと言えば、似合わないからたぶんしないだろうけど、そういう話ではなく。
後輩ちゃんが取り入れていた流行の空気感が、全く馴染の無いものだったこと。
「流行を着こなしているね」という感想を抱けなかったこと。
その流行のエッセンスを自分なりに取り入れようとする意欲も全くわかなかったことなどが、ビシビシと「私こそダサくなっているのかも」と思わせてきたのでした。
ここ数年の私と言えば、もう流行には興味ないな、と思い始めたのを皮切りに、服をちょくちょく買うことをやめ、次第にウィンドウショッピングも興味がなくなり…そういえば、ファッション誌も1年買っていませんでした。
何より、自分の外見を飾るための買い物に、何もときめかなくなってしまっているのです。機能的で安心できるものだったら、以前買ったものの買い直しでいいと思っているし。積極的な自己表現のためのファッションではなく、ただただ安心と無難さを求めているような気もします。
ファッションだけではありません。
メイクも、ギリギリ「現状維持」はしようとしているものの、新しいことは何もやっていないし、やる気もない。バッグも中身を変えるのが面倒で、同じものばかり使っているなあ。
とはいえ、流行への興味を取り戻すのは難しいと思います。年齢的にも。。
でも、せめて自分への興味を取り戻したい。
私は昔からお洒落な中年女性・おばあちゃんが大好きでした。しばしば海外のストリート・スナップで見かけるような、自由で個性的なファッションをした年上の女性たちは輝いて見えてました。
しかし、このままだとお洒落とは程遠い、無難なだけの老いた人になりそうです。
何か、違う気がする。
何かは分からないけど、「積極的にこうなりたかった人」ではない誰かに、なし崩し的になっていってしまう気がするー!
そんなわけで、今自分のデスクには顔がしっかり見えるように鏡をセットしてあります。
デスクの鏡は、「自分への興味を取り戻そう」という看板でもあるのです。
今のところ、ちょくちょくリップやスタイリング剤をつけ直すようになり、帰宅前に久~しぶりに鏡を見て、疲れた顔にびっくりするなんてことがなくなりました。よしよし^p^このまま服装にまで関心が広がっていってくれい。
***
こんな話を夫にしたところ、「え?整形するってこと?」と斜め上方向の解釈をしていました。いったいぜんたい、どうしてそうなるんだい?(^ω^#)
外見で自己表現するのが当たり前の人にとって、私の悩みは理解不能なんだなと改めて思いました(=_=;)
似たような話はこちら。
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