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ルンバよりブラーバの方が賢い説

 

「ルンバとブラーバにより非常に助かっているという」旨の記事を書いたばかりですが、 

数週間使ってみて「どうやらルンバとブラーバは動きが全然違うっぽいぞ」と感じ始めました。両者の違いなどをもうちょっとまとめてみました。 

 

動きの違い

・ルンバは同じところを何度も通る一方、全く触れずに終わるエリアもある。ブラーバは重複は少ないが万遍なく掃除する。

・ルンバは掃除の時間が長い。ブラーバは短い。

・ルンバは電池切れでもない限り基地に帰らないことが多い。ブラーバは基地という概念がないが、掃除をスタートしたところに戻ってくる。(律儀に向きまでそろえてくる)

・ついでに、ブラーバは「掃除終わりましたー。今から最初の位置に戻りまーす。」「最初の位置に戻りましたー。終了しまーす。」みたいな音を発するのが律儀っぽくて面白い。ルンバは突然止まって「終わりっ♪」という音を出す。基本、ルンバに比べてブラーバの音は可愛げがない。笑 余談でした。

 

夫氏も「ブラーバの方が頭いい。俺に似てる。」などと申しておりました 笑

 

実際のところが気になったので、アイロボット社のサイトやらを調べてみたのですが、動きを決定するテクノロジーが違うようです。

 

AIの違い 

ブラーバのAI

テクノロジー | ブラーバとは | iRobot 床拭きロボット ブラーバ 公式サイト

Northstarという別置きの司令塔があって、GPSのように正確な位置を把握しながら部屋をくまなく掃除するようです。これが優秀なようだ。

※公式HPから

ダブリが無いように掃除するイメージ。かといって死角みたいなところにもきちんと入りこむんだよなあ。いつも水拭きモードだけど、人が雑巾でこするように床を前後しながら進むので、床はピッカピカになります。

 

ルンバのAI

ルンバのテクノロジー | iRobot ロボット掃除機ルンバ 公式サイト

iAdaptというAIが本体に搭載されていて、センサーでその場所の形状を確認しながら動きを判断・決定しているようです。

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※公式HPから

本当にこの動き!「基本的によく通るルート」があって、他は運が良ければ通る。笑 時間がめっちゃかかる。体感的に、だだっ広いところよりも障害物がそれなりにある方がきれいになりやすい。ルンバの動きを見ていると、こういうのを思い出す↓

完璧かもしれないけど、無駄も多い…。見ていなかったら気にならないけど。なのでルンバ中は外出するのが吉^^;

 

アイロボット社とは? 

そもそもアイロボット社は地雷撤去用ロボットや宇宙探索ロボットを開発してきた会社らしい。今では家庭用ロボットが売上のほとんど(ウィキ情報間違っているのでは?)。その他にも雨どい掃除用やらプール掃除用やら、人じゃなくてもできる作業領域をどんどん広げていっているようです。こんなことが進めば、人の仕事ってどんどん減っていくだろうな~。 

 

AI以外の違い

両方持っている人はルンバの出番がなくなると聞きますが、まあ確かにブラーバたんのほうが使いやすいもんねえ。でも、我が家ではどちらも愛用していますよ。下記、いくつかその他の違いを書いていきます。

 

ルンバのお手入れ

・いきなりスイッチオンで使える

・たまったゴミはゴミ箱にポイで終了

・掃除機のようにほこりや髪の毛が絡むので、定期的に本体の手入れが必要

・付属の手入れグッズが全くイケてないため、こういう先の尖ったハサミで切っちゃうと簡単 

貝印 B's PCハンドル オシャレ用ハサミ(キャップ付) HK0441

貝印 B's PCハンドル オシャレ用ハサミ(キャップ付) HK0441

 

・手入れが大変という声もあるけど、個人的には掃除機と何も変わらないイメージ。慣れると2・3分で終わる。何より自分が暇なときに掃除できるので良い。

・半年に一度フィルターを交換。

・1年半に1度バッテリーを交換。体感的にブラーバよりルンバのほうが長時間稼働するので、バッテリーも強いのかな?

 

ブラーバのお手入れ

・うちは水拭きしかしないんだけど、毎回付属のクロスを雑巾のように濡らして絞って、タンクに水を入れてセット

・終わったらクロスを洗って干して、タンクはふたを外して乾燥させるべく立てかけておく

・使い捨てのクロスを買っている人が多いらしい。今のところ必要性を感じていないけど、さらに楽になっていいのかも。

・こちらはルンバと違って朝の忙しい時にセットが面倒だなと感じたんだけど、慣れたのでまあいいかな。やはり2・3分の作業。

・1年半に1度バッテリーの交換。

 

 

ルンバが向いている家

・ラグやカーペット、畳の面積が大きい(もちろんフローリングもOK)

・家を空けることが多い、または広い(稼働中はうるさくて作業や団らんはできないため…)

・細かい段差が多い家。2センチ以内の段差ならガンタンガッタン上がります。

・砂などの大きいゴミがあり、ブラーバだと床を傷つけてしまいそうな場合

・ただし掃除機で吸い取れるような大きいゴミは吸い取れない。これは「吸い込み方式」ではなく「掻き出し方式」であるためらしい。ただしラグの糸くずはめっちゃ取れる。いつかラグがなくなるんじゃないかっていうくらい取れる。余談でした。

 

ブラーバが向いている家

・フローリングの面積が大きい(畳やラグはNG)、でもちょっとした段差でも乗り上げないので、普通のラグであれば敷きっぱなしにしておけば問題なし

・ただし薄いラグNG(薄すぎるとブラーバが乗り上げて水拭きしてしまうため)(うちではラグの端をおりあげて使っていますが)

・赤ちゃんやお年寄りがずっと在宅の家

・段差がない家。数ミリの段差も上がれないので…。逆に言うと、決まった区画だけ掃除するのに向いている。20畳以上の段差のない空間だと、正常に掃除できないのかもしれない。

 

どっちも特徴があって使い道もあるんだけど、ブラーバの方が安いしコンパクトなので、どちらか迷っている方にはブラーバにしたら?と言っています。回しモンか!

最近、ようやく娘が「ラバ子ちゃんかわいい~」と心を開き始めたようです。以前は動きが人間臭くてキモイので「怖い」と本気で泣いてましたが…。今では「好き好き~」と言って抱きついたりするのですが、軌道がおかしくなるのでやめてほしいです^^;

 

あと、そもそも掃除ロボットを使うには

床にモノが少なく、

②中途半端な隙間が少なく(ロボットがはまって出てこれなくなるため)、

③ある程度片付いていること

が前提ですが…。これが意外とハードル高いので、「なんだかんだでほとんど使っていない」という人も周りにはいます。狭い部屋や、見えている床が少ない家なら、コードレス掃除機やクイックルワイパーの類で十分な気もする。