MENU

ゴールデンウィーク、暇している

基本、人と会ったり、営業している施設に行ったりすることがないので、予定をたてず、たてる必要もなくゴールデンウィークが終わろうとしている。

暇だし、何といっても「疎」な感じ。だけど、一日は過ぎていく。ごはんやおやつの時間が大事な感じになっている。慌てて移動中に食べる、なんてことはまず、ない。ずいぶん長いこと、そういう食べ方をしていない。運動を意識的にしているけど、一日が終わって疲れた感じはない。

こういう生活って、生き物として正しい感じもするし、時間がどんどん流れていってもったいないような感じもする。この時間でもっといろんなことができるのに。
娘が、「4月はあっという間に終った」と言っていた。子どもにとって、本来時間はもっとゆっくり過ぎるはずだから、この発言はかなり焦った。もっと色々経験させたい。しかし、どうしていいかわからない。


ゴールデンウィーク、いまのところこんなことをした:


●山奥の無人野菜売り場に、新鮮な野菜を買いにドライブ。ついで自転車で山道を走って帰る。ついでに干物の直売所で美味しそうな干物を大量に買う。
f:id:glasstruct:20200503133316j:plain
山道には蛇やカタツムリがいた。娘は坂道を一所懸命に立ちこぎしていた。一日に一回は、何かで一所懸命になれるといいな…。


●近所の行ったことのない大きな公園に自転車で行ってみた。もう一つのよくいく大きな都市公園に比べると、うっそうとした林や曲がりくねった坂道などがあって、人が少なくてけっこういい。頂上でピクニックして帰った。また行きたい。娘と夫のお気に入りスポットらしい。
家族で自転車という機会が増えたので、新しい自転車がほしくなってきた。こんな生活でも物欲の沸くことが何かしら見つかる。


●新居にもプロジェクターを投影できる壁を用意して、毎晩上映会をすることにした。娘とならんで観るのはいい感じ。最近見たのは「ワンダー君は太陽」や、「ブラッククランズマン」、それから生き物系のドキュメンタリーなど。「ワンダー」は子どもと見るのにかなりおすすめ。先天性の病気で見た目が変わっている少年と、周りの人たちとのヒューマンドラマ。
娘とではないが、カフカの変身のバレエを見た。コロナ禍でカミュのペストが話題になっているが、個人的には変身もコロナ禍を描いていると思う。それにしても、バレエダンサーはすごい。衣装もないのに完全に虫だった。


●友達夫婦とズーム飲み会。コロナ受け入れ科以外のお医者さんは超暇らしい。コロナは受け入れてももうからず、どう転んでも商売上がったりだそうだ。。。不要不急の商売である私はあまり忙しさが変わらないので、改めて医者は営業がいない仕事なんだということを思った。


●工作を頑張ることにした。娘は紙を使ってものを作るのが好きで、いまは新聞紙で動物を作っている。巻いた新聞紙で骨格を作り、そこに新聞紙で肉をつけていく。今日はトリケラトプスの一種で、フリルに小さい角がたくさん並んでいる「シノケラトプス」を作った。近年中国で発見されたらしいので、シノ。見た目がお気に入りらしい。なんだかんだで一日かかったが、娘も自信がついたみたいでよかった。
トリケラトプスなどの角竜は、戦国時代の兜のように色んな独創的なフリルがある。自分が生まれたあとにも、恐竜の研究がどんどん進んでいるのが当たり前だけど変な感じ。最新の図鑑には、毛むくじゃらの恐竜や羽と翼をそれぞれ持つ恐竜なとが紹介されている。私もハマってしまった。

恐竜2   最新研究 (講談社の動く図鑑MOVE)

恐竜2 最新研究 (講談社の動く図鑑MOVE)

  • 発売日: 2020/02/20
  • メディア: 単行本


●家は東南向きに一面ガラス窓があるので、ここで朝日を見たらいいのではないかと思って五時半に起きてみたが、普通だった…。またチャレンジする。そんなことより、雷雨だった夜にあまりに眩しいので見に行ったら、雷がどんどん空から落ちるのが見えて、キレイだし怖すぎた。こちらはもうチャレンジしたくないが、月に一度は見る羽目になりそう。


●テラスで娘とハンモックに揺られるのが幸福感高すぎる。ハンモック、おすすめだ。子どもにはちょっとしたブランコにもなる。

このハンモックは見た目もいい感じ。布はいろんな種類がある。


明日も当然予定はない。

いま一番心配しているのは娘のことで、こんな何もないぬるま湯のような生活で、心も体も発達するときを長く過ごさざるをえないことに悩む。娘はあまり何にもハマらず、やらされたことはそつなくこなし、人との交流を好むタイプ。家でやっていることは、私が喜ぶからやっているだけのような気もする。それなら他の人とも交流してほしいし、何より子ども同士で遊ばせたい。

また明日、何ができるか考えてみよう。