建築デザインの小ネタです。
2014春夏、ファッションでは透け感のある「シアーチェック」が流行っていますね。私も、似たようなものを持っているのについ買ってしまいました^^;
涼しげで、きちんとした感じもあるので、夏のオフィスカジュアルにも良いと思うのですがどうでしょう。
建築デザインにも、「シアーチェック」流行の兆し!?
どーん
(内観は普通なので省略します)
VIA:Fairbairn House / Inglis Architects | ArchDaily
でも、よく考えたらこういった感じのファサードは、隈研吾氏がよく設計されていました。
どーん@2013
どーん@2008
and so on !
ファサード(先ほどのシアーチェックのような建物の全面)といえば、建築のお洋服かもしれません。建築のファサードデザインは、基本的にあってもなくてもよいもの(特別にファサードを意匠的にデザインする必要はない)ですが、ファッションテナントなど商業的なものでは、デザインされたものが作られています。
ファッショナブルなファサード
ひとたび銀座を歩けば…
トッズとミキモト(伊東豊雄氏)は壁のデザインも構造に関わっています。ランヴァン(中村拓志)は構造壁にそのまま採光のアクリル極小窓が埋っています。店舗はもう無くなったとか?
よく吟味されたデザインがこの規模でみられるのは、贅沢だな~と思います。カネのカホリがしますね^∞^クンクン お金さいこー。
個人的に、今まで見て一番好きだったファサードは「アラブ世界研究所」です。もうベッタベタにベタですみません。笑
今はもうだいぶ壊れてしまっているようですが、日光の量によって絞りが調整されるそうです。生体みたいな、すごいコンセプトですよね。
建物の表層のお話でした。ファサードはとても面白いので、他の切り口でも紹介したいな。