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レディ・バード(2018年、アメリカ)  

 

レディ・バード (字幕版)

これは絶対好きそうなやつ!と思ってみてみたんだけど、思ったより面白くなかった。

家族を離れ、地元を出たいこじらせ系女子である「レディ・バード」が母親と対決しながら、最終的には自立していく話。

これ、母親がひどすぎない?レディ・バードちゃんが可哀そうすぎてちょっと嫌でした。何のために地元に引き留めているのか、最後までよく分かりません。しかも、レディ・バードちゃんはけっこう素直ないい子供なんですよね。母親に健康的に反発している、それほど痛いわけでもない女の子だと思いました。なんせシアーシャ・ローナンは素直でかわいい子の象徴みたいな存在感です。

母親の魅力がもっとあったらよかったのにと思いました。

 

他は、すごく普通の女子の成長を描いていると思いました。クラスのイケてる嫌なヤツ役でティモシー・シャラメが出てくるのは笑ったし、ジョナ・ヒルの妹だという親友もいい味を出していたような気がする。ゲイの男の子とひと悶着あった挙句、最後に彼自体を認めてあげる流れはかなり好きでした。