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コンテイジョン(2011年、アメリカ)

コンテイジョン (字幕版)

アマゾンプライムで、ソダーバーグ監督のパンデミック映画ということで見てみました。「トラフィック」がめちゃくちゃ好きなんです。

 

この映画も「トラフィック」と同じく群像劇になっていて、オスカー女優たちがその中で割とカジュアルに使われているのが面白かったです。絶対その役グウィネス・パルトローじゃなくていいやろ…とか。(ポスター右下の人ですよ!)マリオン・コティヤールやケイト・ウィンスレット、ジェニファー・イーリーが演じる正義感ある職業人は魅力的でしたね。マリオン・コティヤールは出番が少なすぎて存在を忘れがちでしたが。ジュード・ローのモラルのない変人役も良かったし、マット・デイモンの普通っぽいパパ役も良かった。色んなタイプの人が出てきましたが、全体的に女性がカッコいい映画でしたね。

 

感染の元をたどっていく様子が興味深かったし、「ブタ…コウモリ…ブタ…コウモリ…」と遺伝情報を解析している様子など「そんな風に解析するのか」と面白かったです。あんなきっかけでウィルスが発生するもんなんですね?不思議。

 

俯瞰的で本質を射ている、ソダーバーグ監督っぽいいい映画だなーとは思ったのですが、題材が題材なので「トラフィック」ほどハマれない感じではありました。「感染系でなんかおすすめない?」と言われたら推しておこうと思います。そんな機会無さそうではあるけれど…。