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RAW少女のめざめ(2017年、フランス)

RAW 少女のめざめ(字幕版)

話題になっていたので見てみました。

私はグロい映画が平気なほうだとおもっていたのですが、これはもう全然ダメでした…。主人公がウサギの肝臓を生で食べさせられて、じんましんになるエピソードがあり、肌をボリボリ掻き崩すシーンがつらすぎました。むかしアトピーの重症患者だったことがあり、それを思い出してしまったのでした。しばらく夢にも出ましたね…。

このシーン以外にも、全体的に音やビジュアルで拡張された「末梢神経的にきっついシーン」のオンパレードでして、試写で気絶する人がいたというのもあり得る話だと思った次第です。人が死ぬ映画よりも、こうやって小さい傷を執拗に見せる映画の方がしんどいですね。

 

ストーリーはけっこうシンプルなもので、荒唐無稽なのも「何かの比喩なんだろう」と思えば普通に飲み込める感じです。なんだろう…男好き過ぎる遺伝の女性たちもがき…みたいなもん…?(違うか)

それよりも最悪だと思ったのはフランスの大学の異常な新入生しごきで、監督はよっぽど大学でつらい目に遭ったのだろうなと思ったのでした~。子供にフランスの大学だけは行かせまい。