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(ネタバレ?でもない?)ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー観た

 

 普段、あまりこういう作品を好んで観ないのですが、(ビビリなので大きい音とかびっくりシーンで疲れる)機会があって3Dで観ました。結果、大きい音にビクッとし、迫りくる映像に目を逸らし、鑑賞後は憔悴してヨタヨタと帰りました…。観る前から分かってたよね、この結果((((=_=;))))3Dって後悔すると分かっているのに、機会があるとついつい観ちゃう。

まあでも面白かったので覚書です。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(字幕版)

 

心に残ったシーン

ステップを踏みながらお宝を取りに行く主人公

ヘッドフォンで懐メロを聞きながら、キモイ両生類エイリアンをマイクのように持って踊る主人公。色んな敵キャラみたいなのが次々に出てくるのですが、どこか他人事のような、ふざけているような感じです。映画の全編を通して言えることかもしれませんが、あまり大上段に構えず、絶対的な目標もなく、守るものもない「ヒーロー(?)」たちというスタンス。私には、この低温さが気持ちよく感じました。このシーンが一番ぐっときたな~。

 

 

 

 

えっ(^ω^)

ごめんなさい、心に残ったのは↑のシーンくらいだったかも…

 

たまたま正義を選んだ

物語の締めに、「これからどうする?良いこと?悪いこと?」「その両方」(うろ覚え)というセリフがあります。プロトタイプのヒーロー像…シリアス、正義と悪の葛藤、絶対的に守りたいものがある、…とはことごとく正反対。そもそもヒーローたちは、自分が守った星にそれほど愛着があるわけでもありません。クライマックス前に、主人公は取ってつけたように「この星を守るべき理由」を宣言するのですが、それもアライグマ君によってはぐらかされます。自分が生まれ育った地球を守るために宇宙で死ぬ選択をするのとはわけが違い、主人公の個人的興味はどこにあるのか最後までよく分かりません。5人のメンバーも、それぞれの思いはバラバラ。みんな「はみ出し者」なので、誰かが悪者になることもなく、明日一人いなくなっていても違和感のない、気安いメンバーです。

陽気な懐メロが流れる中、悪とも正義ともつかない異形のヒーローたちが、深い使命感もなく善を行う「ゆる正しさ」みたいな空気感が気持ちいい映画でした。