比較的なんでも食べられるようになる(はずである)、1歳半以降の幼児食期なのですが、食べるのが好きな子供、味覚が大人な子供などの場合、油断しているとどんどん大人と変わらない食事を与えてしまいがちです。これ、我が家の話なんですけどねf^^;苦いものや渋いものなど、子供が嫌がりそうな味のものも好きな子なので、大人が食べるものを何でも欲しがってしまい、気を付けないとなあと思っているところ。
そんなわけで、幼児食期(1歳半~3歳)に食べられない食材を自分用にまとめます。
「はちみつ」や「黒砂糖」は食べられる
満1歳まではNGだったはちみつや黒砂糖ですが、幼児食期は食べられるようになっています。気づかずにずっと避けてたわ。
※1 厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」の「離乳編」より
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/dl/s0314-17c.pdf
アレルゲンとなる食材は食べられるが要注意
アレルゲンとなる可能性のある食品は、下記の25品目に決まっている。
- えび かに あわび いか いくら さけ さば
- 牛肉 鶏肉 豚肉 卵 乳 ゼラチン
- まつたけ やまいも
- りんご バナナ もも オレンジ キウイフルーツ
- 小麦 そば 大豆 落花生 くるみ
その中でも、特に下記の7品目はアレルゲンとなることが多く、省令で通知することが義務付けられているそうです。
- えび かに 小麦 そば 卵 乳 落花生
※2 厚生労働省「アレルギー物質を含む食品に関する表示Q&A」より
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin12.pdf
それらしい症状があればすぐに原因物質を特定して、専門医の指導を受けて除去食などの対応が必要。摂りすぎない方がいいのだろうか?などと心配になるけど、卵や牛乳は大好きなものだしなあ…。パンもよく食べるし。勝手に心配して除去食にするのも、栄養学的にはよくないみたいです。なんでもバランスよく、そればかり食べないことを気を付けよう。
生魚は明確に禁止されていない
「新鮮なものは2歳から食べていい」などのソースのない情報は見つかりましたが、明確に国で定められている基準はないみたいです。うちではなんとなく恐くて、生魚含めて店の作り置き惣菜みたいなものも食べさせていません。問題は中に含まれている(かもしれない)細菌・ウィルスなので、新鮮であることが何より大事かと思います。刺身・生魚は、個人的にはまだまだ先かなあ。
生肉はNG
生肉は、生レバーやジビエについては大人も含めて禁止との省令が出ています。6歳の子供がユッケ(生肉)を食べてなくなった事件もありましたね。私事ですが、つい先日も、後輩(20代半ば)が焼肉屋で少々焼きが甘い肉を食べて急性胃腸炎になっていました…。これが子供だったらと思うと、本当に怖い。特に鳥・豚はしっかり焼くべきですね。
では、いつから生肉を食べてもいいかというと、「消化管の成熟が免疫能を含め完成する10歳を過ぎてから」※3 という情報を見かけました。まだだいぶ先ですので、本当に生焼けには気を付けようと思います。
※3 このソースが正しいかは不明です!他に信頼おけそうなものがあれば、更新します。
http://www.sukoyaka-ped.jp/information/post_58.html
香辛料は様子見か
辛いのが苦手な人は少量でもお腹を壊すし、得意な人はいくらでも食べる「香辛料」。子供のうちには、「避けた方が良い」という記述をよく見かけますが、これも「絶対NG」というよりも、まだ胃腸が弱いのでお腹を壊しがちである、という風に理解した方が良いのかな。うちでは、単純に辛いと食べたがらないのであげませんが、辛いのが好きな子もいるでしょうね。 お湯で洗って食べさせる、甘口カレーから少しずつ食べさせるなど工夫していけばいいという風に理解してこうっと。
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1歳を過ぎると、NG食材はぐっと減ります。なんでも気を付けて、薄味で、刺激弱く…というのも大事なんだろうけど、家族で食べるごはんが自分だけ違うと怒るうちの娘…。食べられないものはしっかり気を付けながらも、でも家族で一緒に食べられるように、あまりキツキツに規制しないようにしたい。辛いものなんかは、ちょっとなめさせて「ほら、辛いでしょ。美味しくないでしょ。」と気づかせるようにしています。刺身は、ずっと家で食べていないなー。悩ましいぞ。