最近読んだ絵本がとても変わっていて、「子供を眠らせるためにつくられた絵本」という触れ込みでした。出版社サイトから抜粋します:
スウェーデンの行動科学者により2010年に自費出版された本書。
好評のため英語版も自費出版で昨年刊行したところ、あまりに効果が大きいためイギリスで口コミで広がり、メディアが取り上げたことで人気爆発。 2015年8月に「英アマゾン史上初の、自費出版本による総合ランキング1位」を獲得し、ネット通販を中心とした限られた販路だけで、1週間で18000部を売り上げました。
人気が欧米で瞬間的に飛び火し、アメリカ、カナダ、フランス、スペイン、イタリアでもアマゾン総合ランキング1位を獲得。人口500万人しかいないデンマークでは、発売1か月で10万部を売り上げるなど、世界規模の現象になりつつあり、今後計40か国で刊行予定です。
本書について | おやすみ、ロジャー 特設サイト| 飛鳥新社
とのこと。なんだかスゴそう!
眠れるの?
結論から言うと、結構な割合で寝ます。ただ、ベッドに入って一冊目でコレを読んでも、うちの場合は寝ません。2・3冊他に読んで穏やかな感じになった時に、ダメ押しでコレなら寝るという感じです。我が家は子供が絵本を選んでいるので、たまたまこれを持ってこられたときは「お、寝るかな」という淡い期待が。娘には容赦なく「うさぎが寝るつまんない絵本」と言われています^^;つまんないと言いつつ「うさぎがねるえほん、よんでー」という娘、なんだか面白い。
どんな本なの?
なかなか眠れない子ウサギが寝るまでというストーリーは一応あるのですが、内容は娘の言うとおりあまり面白くありません。挿絵もほとんどなく、字だけのページもアリ。「眠たくなる~、今すぐ。」とか、「手が重くなってくる~、瞼が重くなってくる~」などというセリフがずーっと続きます。読み方が指定されていて、随所に「あくびをする」「おまじないをかけるふりをする」などの指示もあります。とても長くて起伏のないストーリー、随所に「眠い」「もう眠れる」という単語、なるほど眠くなるのも頷けます。始めは面白がって読んでいたけど、私はちょっと飽きるなあ。読んでいると眠くてしんどくなり、たまにコレを読んだのに寝なかったりすると謎の落胆が^^;
子どもが寝なくて困っている場合、試してみる価値はあるかもしれませんよ。「眠い」などの言葉の意味が分かるようになる、2歳くらいからがおススメです。
他の「うちの子がよく眠る絵本」
基本的に、文章が長い絵本をゆーっくり低い声で読むと寝やすい。よく寝る順。
かあさんうさぎと金のくつ
文章が長いので、日によって半分くらい読むと寝ます。
物語のある家
SANAAの「梅林の家」について書かれた本ですが、図面が多かったり文章が長かったりするせいかよく寝ます。最近、住人の男の子が「クレヨンしんちゃん」を読んでいることを発見した娘なのでした。
物語のある家 (くうねるところにすむところ―子どもたちに伝えたい家の本)
- 作者: 妹島和世
- 出版社/メーカー: インデックスコミュニケーションズ
- 発売日: 2005/04
- メディア: 大型本
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アニメ絵本各種(ピクサーや日本アニメのモノも含む)
長さが完璧すぎる。サイズも小さく読みやすい。言うことなし。これを発明した人は天才。
寝かしつけタイムはお絵かきもおすすめだ
(下手すぎて爆笑された食パン男)
寝かしつけタイムは楽しくもあるんですが、1時間も2時間も読まされるとこちらの睡魔も限界。適度に寝てくれると嬉しいですね^^;