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ただのオイルを使った化粧の落とし方

ただのオイルを使った化粧落としをやっていて、いまのところ肌の調子が保たれているのだけど、友だちから「やり方が全く想像できない」と言われたので写真付きで解説してみる。

 

ビフォ~

ZARAのリップはマジで落ちない。というわけで、これを使ってデモする。

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乾いた皮膚にオイル乗っけるよ。量は全顔でスポイト1.5回くらい、小さじ1杯というところだろうか。

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オイルは何でもいい。サラダ油でもいいんじゃないかな(そうか?)今回使ったのはアルガンオイルだった。

 

見た目汚い上に汚れた手で撮ったらブレッブレになったので、ダイジェスト版(それでも汚い)。上から、「オイル馴染ませる」→「泡乗っける」→「泡馴染ませる」ね。

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ちなみに「泡」は泡で出てくる洗顔料のこと。個人的に石けん素地100%を使いたくて(だってサッパリして気持ちいいんだよね)、ミヨシの企業姿勢が好きなのでこれ使ってる。

無添加 素材こだわり 泡の洗顔せっけん 200ml

無添加 素材こだわり 泡の洗顔せっけん 200ml

 

「中身変わらんやん」と思って詰め替えに5リットルのボディソープを買った。娘の手洗いも兼ねている。

無添加せっけん 泡のボディソープ 5L

無添加せっけん 泡のボディソープ 5L

 

 

アフタ~

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石けん素地100%なので、泡切れは早くてさっぱり。

新しいアイテムを使った場合は、落ちたかの確認のためにポイントメイクリムーバーで拭っている。今のところ落ちていなかったことはない。また、続けることで角栓もなくなる。

 

色々見聞きした結果、クレンジングをしっかりすることが肌のために一番いいと思っている。肌が荒れればクレンジングを見直す。クレンジングを純オイルと石けん素地にしているいまが一番落ち着いているので、私には合っているんだと思う。

 

なぜこれを始めたかというと、メイク落としがそのまま水で流せるよう設計するためには界面活性剤をいれないといけなくて、混ざった液状に安定させるためには安定剤や防腐剤もいれて…となり混ぜ物がどんどんふえていくため。100%オイルと100%石けん素地だと必要なものしか入っていなくて単純に心配事が減る。

さらに、メイク落としは強めの合成界面活性剤が入っていて、私は荒れることが多い。ならば弱めならいいかというと、落ちないので意味が無い。薄化粧の時期はミルクレだったんだけどね…。最近は口紅が全然落ちないのよ。

メイクは油性成分と水溶性成分(と界面活性剤)でできていて、水溶性成分は水で落ちるので要は油性成分を落とせばいい。となるとオイルを馴染ませるのが一番早く、根こそぎ落ちる。なので、「オイルで浮かす⇒純石けんで水と混じる形にする」と考えた。

 

ちなみに、上記の考えに勘案されていないのが「顔料」。顔料は肌に染み込んでしまうので、落とすのは厄介だ。

防衛策はオイルで、顔料の多いものを使う前に、口紅ならリップクリームなど、オイルの入っている下地でコートする。

それでも時間が経つと肌にしみこんでしまうことがあるので、顔料が多いものは基本避けている。顔料が多いというのは、ピグメントと呼ばれる粉状のアイシャドウや、揮発成分と顔料を混ぜて、乾くときにピタッと張り付くリキッドルージュ、ティンテッドリップなどが代表的な商品だ。

染み込んだ色素は新陳代謝で排出されていくが時間がかかるので、毎日同じティンテッドリップなどを使うのは個人的には避けている。