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最近使ったフェイスマスクの当たりはずれと、顔を乾燥させないコツ

最近使ったフェイスマスクで個人的に好きだったもの、そうでもなかったものを書きます。

いよいよ乾燥がひどくなってきて、フェイスマスクなしの日は露骨にぱりぱりするようになってきました。マスクは使い続けるべき!

まとめると、やはりミノンはいいよねという再確認に終わった感じでした。

 

ミノン アミノモイスト ぷるぷるしっとり肌マスク 22mL×4枚入

ミノン アミノモイスト ぷるぷるしっとり肌マスク 22mL×4枚入

 

実はこれ昔からそれなりの頻度で使っていたのですが、改めて「いいなぁ」と思いました。荒れないマイルドな使い心地、圧倒的うるおい感、それからシートの質の良さ。もっと価格レンジ高めのものと同等レベルな感じがします。それなのにどこでも買えるという手軽さが良いです。

美白プラスが出たみたい。 

ミノンアミノモイスト うるうる美白ミルクパック 20mlx4枚

ミノンアミノモイスト うるうる美白ミルクパック 20mlx4枚

 

 

 

オールインワン シートマスク ザ・ベスト 30枚

オールインワン シートマスク ザ・ベスト 30枚

 

いつも使っているクオリティーファーストの上位ランクを買ってみました。マスク本体は通常版と同じで、液が違うみたいです。即効性や使用感の良さは変わらないので、継続して使っていかないと評価できないかも。ちなみに、クオリティーファーストのマスクはもろもろが出てくるので、メイク前につけるのは向きません。

 

第一三共ヘルスケア トランシーノ 薬用ホワイトニングフェイシャルマスク 20mL×4枚 【医薬部外品】

第一三共ヘルスケア トランシーノ 薬用ホワイトニングフェイシャルマスク 20mL×4枚 【医薬部外品】

 

美白!!!とにかく美白!!!と売り場で目立っていたので、「そうかいそうかい」と買ってみました。これも(当たり前だが)即効性はなく、使用感はさっぱり目でごく普通なので評価しづらいところ。マスクのサイズが大きすぎて顔回りにダラダラ垂れてくるのがあんまり好きくないかも。

美白商材って使い続けないと意味ないから、けっこう売り方難しいよね。「美白!!!とにかく美白!!!」みたいなPOPになるのもしょうがないわ。

 

素朴な感じで目立っていたのと、成分としてはまぁまぁだと思ったので買ったのですが、つけた瞬間びりびりしたので15秒我慢して取りました…。悲しいです。こんなこともあります。しいて言うならエタノールだろうけど、エタノール入りのものでもびりびりしないものはあるので、ちょっと理由は分かりません。

 

好きなマスクの色違いがあったので買ってみました。これも通常版と同じ感じで、液がたっぷり含まれているので体中ケアできるほか、顔のうるおい感も良いです。ただ、いつもの青いのとの違いはすぐには分かりません。通常版より高いわけではないので、悩みに合わせて選んだらいいかも。

 

やっぱりベストオブベストはこれだな 

いま肌の調子がすこぶるいいので買っていないのですが、また気になってきたら頼るよ!いま、ここのEasy dew EXの日焼け止めを使ってみています。なぜなら日焼け止めはスキンケアの最後に塗るからです。できかけていたほうれい線が消えたよ。

 

 

最近やっている保湿ワザは、「メイク落としてスキンケアした後にお風呂入る、顔をお湯につけない」というもの。ついついシャワーや湯ぶねの温かいお湯を顔につけがちだったのですが、それをやめるだけで高級なスキンケアをした後のようなうるおい感が維持されます。お湯の脱脂力・脱水力の高さはびっくり。寒いし面倒ですが何もいらずお金もかからないので、ぜひやってみてください。

 

あと、下地やファンデにオイル混ぜるとかね。太字でかくほどのこともない、すごく普通の話ですが。保湿力の高い下地を買うより、まずは今の下地やファンデにまずワセリンかオイルを1滴混ぜてみて様子を見た方が良いと思います。自分の手のひらで混ぜ混ぜした方が、界面活性剤もいらず安定剤もいらないので結果的に良いと思うんだ。

 

以上です。

あした販売終了のPLAYLISTをいまさら買ってみた

前から興味があった資生堂のPLAYLISTがブランド終了するというので、今更ですが買ってみました。

 

これと

これ

 

資生堂の公式通販サイト「ワタシプラス」で買うと、年末だからかポーチだのチョコだのとおまけがいっぱいついてきてほっこりしました。おまけは全て娘にものに。

 

んで、本品は…

 

まず「インスタントリップコンプリート マットBRg39」。

 

死ぬほど小さくて驚いた。

わたしは手が小さいのでイマイチ伝わっていない気がするんだけど、こんなよ?

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1.8グラムと書いてあるから、まぁこんなものといえばこんなものなんですが…。

 

気を取り直して、塗ってみた。

色はBRg39で、赤にも青にも黄色にも振れない、本当に茶色中央!って感じの色。発色良好。これがめちゃくちゃよくて、元々赤みの強い唇なので一度塗りで自分にぴったりの赤レンガ色に発色するし、赤いリップに重ねれば深いワイン色に、オレンジに合わせるとテラコッタっぽくなる。重ね塗りすると本当に茶色になるので、よほどオシャレに気合を入れないとギョッとされそうだけど…。

質感はマット。やっと気づいたんですが、私リップにラメとかツヤを求めていない人だった。実はここまでしっかりマットな口紅って初めて買ったので、その嬉しさもかなりあって、すっかりお気に入りになりました。さらっとしたマットなのでチークやアイシャドウにも使える!でもオイルが絶妙でパサつかない。においもない!もう少し血色感のある色を買えば、さらにマルチに使いやすそう。

 

小さいのも、どうせ期間内に使い切れないことを考えるとちょうどいいと思いました。本当いまさらなのですが。

 

 

次、「インスタントアイコンプリート マルチプルカラー」のGYg39。

眉毛にも使えるアイシャドウとのこと。カチカチ回して出す、ブラシタイプです。このタイプはラディアントタッチ以来だわ。

 

これ、最初に「5~20回カチカチしてね」って書いてあるんですが、それをはるかに超える回数カチカチカチカチカチ…ってしても出てこず、非常に不安になりました。笑

使い心地は、けっこうイマイチでした。発色が悪い(というか単に薄い色を選んでしまったのかも?)のでぼんやりした印象になるし、これ一つでグラデーション完成とはならなかったんですよね。手の甲に取るとけっこう濃いんですがね…。

筆は私には使いづらく、洗えないのが気になって今は他のブラシにとって使っています。「アイライナーにも使える」って書いてあるんだけどなー。

色自体は茶色みのあまりないグレーで理想通りだっただけに残念です。パール感が繊細ですごくきれいではあるんですよね。GYg15の方にすればよかったかな~。気になるからこっちも買っちゃおうかな。いやいや、やめとこう。。

単にまぶたに淡いきれいな色を乗せたい場合には最適ですが、その場合、パウダーやクリームタイプの方が普通に使いやすくない?と思ってしまいました。なぜブラシタイプなのか。厚く乗せて乾くまで放置すればいいのかな。日々試行錯誤してみています。

 

 

というわけで、色々使ってみたくはなりました。ってなくなるんだけどね。

パッケージがさっぱりしているのが良くて、「きれいな色」にこだわっているのがとても好きでした。知り合いなわけじゃないけど、ついつい目で追ってしまう、オシャレで面白そうな人。っていう対象でした。友達になってみると、やっぱり好きだった!みたいな感じ。

このメイク動画シリーズとか、未だに見てる。絵具みたいにメイクしているのがかわいい!



 

せっかくだしマルチペインターセット買っちゃおうかな…とか思っているのでした。もう時間がないけど!笑

オランダの思い出 終日アムステルダム→帰る

アムス四日目は、昔ここに住んでいた方お勧めしてくれたカフェに行ってみました。工場を改築して作ったカフェで、天高がとんでもなく高く、体育館みたい。この空間を空調するのは大変そうです。工場跡ではありますが、エッフェル塔のように鉄骨の細かい装飾があり、天井には飴色に光る木板が貼ってあり、とても美しい。料理はカジュアルでボリュームたっぷりでした。

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本当は温室の中にあるという有名なカフェに行ってみたかったのです、14時までで断念しました。ホテルでゆっくりしすぎました。

 

午後は少し散策して、ゴッホ美術館に行きました。だいぶトラムの乗り方にも慣れてきて、娘もいっちょ前にチケットをかざしていました。ようやく慣れた頃が帰る頃なんよね。んで、次回来たらもう忘れている、と。

ゴッホ美術館はチケットをネットで買う必要があるそうです。知らずに来て、ゲートの前で慌てて買いました。メールで送られてくるPDFのチケットを見せて、無事に入れました。

 

ゴッホ美術館、パリにもあるけど、個人的にはパリの方が好きです。アムスの方には有名なベッドルームやひまわり、たくさんの自画像があり、作品数は圧倒的に多いんですが、私が好きなのはグレーが混ざった水蒸気が多そうな何とも言えない色合いと、グネグネした線で描いてあるやつなんですよね。パリにはそういうものの傑作が多い気がします。一番好きな夜の空の絵もパリにあったような気がする。

今回一番好きだったのは、淡いベージュと淡いブルーで水平線を描いた、印象派の影響が強そうな絵と、荒れ狂う海を描いたものでした。ペールトーンの色がたまらん。色合いがオシャレなんだよね。彼が影響を受けた人たちの絵や、ゴーギャンなどお友達たちの絵もあって見ごたえ十分でした。

ちなみに、こちらの美術館は黒川紀章の設計、パリのゴッホ美術館は安藤忠雄設計です。ヨーロッパには日本人建築家の作品はけっこう多いですが、ことゴッホに関してはゴッホも日本に興味を持っていたからなんでしょうか。

 

ゴッホ美術館の周りは美術館だらけで、私としてはもう少し見て回りたかったのですが、娘が退屈で限界だったので帰ることにしました。

今回はアイパッドも持ってきていたし、娘としてはホテルでアニメを見るのが至福の時間だったようです。早めにホテルに帰ると、夫氏に買っておいてもらったご飯を食べて、のんびり過ごしました。

 

翌日は昼くらいの飛行機だったので、これまたゆっくり過ごしてスキポール空港に向かいました。

 

帰ったら、日本、暑っ!というのと、タクシー、安っ!というのに驚きました。娘はせっせとtrunkiのお掃除に精を出し、私は溜まった洗濯物を片づけ、夕方から何事もなかったように保育園のお友達と遊びましたとさ。

 

これにて旅行の備忘録はおしまい。

オランダの思い出 終日アムステルダム

アムス三日目はあまり動いていません。この日と翌日は夫氏のプレゼンがあり、娘と二人で市内をウロウロしました。

 

アムステルダムの交通システムは非常に分かりやすく、主にメトロとトラム、バスがあります。郊外に行くのは列車ですが、それは料金体系が違うのでまた別の話。メトロ・トラム・バスは同じ「乗り放題カード」があり、とりあえず滞在日数分のこのカードを買っておけば間違いありません。一日券は7.5ユーロでちょっと高いかなという感じですが、三日、四日になるとかなり安くなります。売り場はどこにでもあり、黄色く目立っています。言語は英語を選べます。

Amsterdam Sky Radio Christmas tram 2058

Trams at Amsterdam Centraal Station

ちなみに子供料金も払っておく必要があります。一律1ユーロだったと思います。忘れがちだし分かりにくいので注意!スイスで一度払うのを忘れてとがめられたことがあるのですが、旅行者だったからか「今回は良いです」と言ってもらえました。そうでもなければ、1万近い罰金を払うことに!

スイスはランダムに確認する係の人が来るシステムで乗り降りは確認されないのですが、オランダは乗るときも下りるときも機器にかざす必要があります。

 

この日はまず動物園に行きました。動物園はArtisというらしいです。娘が生まれてからは各国の動物園に行くのが恒例になってきたのですが、どこも特徴があって面白いのです。

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アムスの動物園は、植物がうっそうとしていて森の中にあるようでした。目を凝らしてみると、実は目の前に動物がいたりしてドキッとする、なんてことがありました。また、それぞれが現代的なカッコいい構築物の中に住んでいたりして、動物たちもなかなか快適そうです。

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肉食動物が、まだ動物の形が残っている肉をくちゃくちゃ食べているシーンが多いのも印象的でした。キリンが異常にたくさんいて人懐こかったり、ハゲタカが羽を広げて日光浴していたりなど普段見られないシーンがたくさんあって楽しかったです。不思議と動物がみんなリラックスしているようでした。

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一点だけ苦情を言うとすると、けっこう臭い…。掃除が行き届いていない感じはしないのですが、かなーり臭かったです。笑 寒かったからまだいいものの、夏はやばそう。

 

 

夜はまたあの「めちゃくちゃ美味しかったレストラン」に行き、今度は娘もしっかり起きておいしいものを食べつくしていました。特にムール貝にはまったようです。娘は普段から大人の食べるおいしいものを食べるのが大好きなのですが、今回の旅行でまた舌が肥えてしまったのではないかと心配です…。

人の顔ばっかり撮ってて食べ物の写真がなかったのでイメージ写真で失礼します↓

Moules marinières

オランダの思い出 アムステルダム→ロッテルダム

アムス二日目は、午前中娘と散歩してユニコーン柄の傘(娘のお土産その⑤)を買い、昼からはロッテルダムという少し北側にある港湾都市に行きました。

ロッテルダムはかなり現代的な都市で、観光地的な印象のアムステルダムに比べるとビルばかりで少しとっつきにくい印象です。しかし建築好きにはたまらないエリアであり、実はほとんど現代建築が増えていないアムスに比べると勢い感はこちらの方が上。

Rotterdam

Rotterdam

 

 

ロッテルダムには、ここで開業しているロシア系の建築家夫婦に会いに行きました。彼らの事務所の近くでランチをご馳走になったのですが、そのレストランには私の大好きな「打ち壊した窓」がありかなり興奮しました!

左側にご注目

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インテリア事例ではよく見ますが、実際に見たのは初めてです。煉瓦の壁の間から断熱材が覗いており、けっこう生々しい感じ。このレストランのあるビルは取り壊される予定だったものを、若手の建築家が内装をやり直したそうです。屋上には養蜂場や畑があり、ここからロッテルダムの現代建築が一望できました。

 

食事もおいしかったです。メニュー表にはシイタケやサバのフライ、みそなどが並び、日本的なものがオシャレとされているのが不思議な感じでした。そういえば、シイタケってパリでも大流行していました。使われなくなった駐車場や、カタコンベ的な地下室で栽培しているそうですよ!

これ、実は鯖味噌!砂糖は入っていないけどサバと味噌なんよ。この見た目で。

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ロッテルダムは古い建物を再利用し、若いアーティストやデザイナーがアトリエとして利用している事例が多いそうです。

こんな感じで古い建物を塗り直したりしていて、意外と活気がある

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アムステルダムにもエイ湾の周りにコンテナを積み上げたアトリエがあり、安い賃料で若手の作業場として提供しているそうです。

すべてがキレイに設えてあるスイスが「大人の街」とすると、オランダのこういうエリアは「若者の街」という印象です。オランダは色んな人種や服装の人が多く、トラッドな服装の白人が多いスイスとはかなり印象が違います。オランダのフラットで自由、合理的な雰囲気は何物にも代えがたく、オランダファンがたくさんいるのも頷けます。本当はじっくり時間をかけて色々なアトリエを見て回りたかったのですが、今回は娘中心なので無理はしませんでした。

 

建築家夫婦さんの事務所に遊びに行ったら長い時間が経ってしまっていたので、せっかくロッテルダムに来たのですが何も見ずに帰りました。ここは駅だけでもめちゃくちゃかっこいいし、現地の方の話を聞ける方が面白いので良しとしました。

オランダの思い出 バーゼル→アムステルダム

バーゼル四日目は、早朝からユーロエアポート=バーゼル・ミュルーズ空港に移動してアムステルダムにいきました。

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ここはバーゼルと名前がついているのですが、正確にはフランス側に存在します。そのおかげで、飛行機代が安い!実はユーロ空港に行くまでの15分程度のタクシー代よりも、アムステルダムに行く飛行機代の方が安かったほどです。スイスのタクシー、メータがコンコンと上がっていくので心臓に悪いです。

怖かったメーターの記念写真

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空港内ではコーヒーが妙に安いなと思いましたが、そりゃそうだ。ここはフランス。

 

 

アムステルダムはスキポール空港に到着しました。スキポール空港はヨーロッパの中心で発着便が多く、何回か来ていると思います。ガジェットっぽい色使いといい、徹底的に自動化されたシステムといい、この空港は非常に好きです。というか、アムステルダム自体が好き。全てが合理的でデザインがすっきりしているんです。着いた瞬間からオランダクオリティを体験できる空港です。

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アムステルダムではずっとホテル泊でした。AirBに泊まったこともあったのですが、夫氏の仕事関係で多少安いということでホテルにしてみました。ただ、個人的には洗濯機や調理器具がないと困るので、結果的にはAirBの方が良かったかなと思います。アムスでは舟のAirBなどもあり面白そうです。

見えづらいですがこれが居住用の舟。丸見え過ぎるだろういくらなんでも

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ホテルはRAIという街のはずれにある会議場の近くで、ロビーが寛げてスーパーの隣だったのでなかなか良かったです。オランダの冬は風雨が強く寒いので、ホテルに長居してしまいがちでした。

午前中は娘の希望によりミッフィーの専門店に行きました。ありとあらゆるミッフィーグッズがあって迷いますが、娘はなんとか「ミッフィースマホ」を選び抜いていました(娘のお土産その④)。隣には高級食材店、そしてさらに隣には魅力的な子供服屋があり非常に目移りしました。子供服屋では翌日のために目星をつけ、高級食材店でおいしそうなものを買って、ホテルで食べました。

大根だかニンジンだか分からない

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ヨーグルトの種類がうなるほど多い (ヨーグルトの部屋なんてものもあった!)

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色んな人に「オランダはご飯がまずい」と聞いていましたが、アムスは都心なのでなんでもあり、比較的おいしいものを食べられます。ホテルの近くには日本食(なぜか札幌と博多の専門店がそれぞれあった)を始め、タイやインド、イタリアなど各国のレストランが軒を連ねていました。

 

その日はアムステルダムに住んでいる方のお勧めレストランに行きました。ここがまー洒落たおいしいレストランで、滞在中2回行きました。なぜか刺身とお醤油も食べました。ヨーロッパの現代的なレストランに行くと、けっこうな割合で日本の食材が出てくるのです。

食べている途中で娘が寝てしまい、必死に抱えて帰ったことは言うまでもありません…。こういう時の我々夫婦は、無言で耐え忍ぶのみです。

スイスの思い出 バーゼル→ローザンヌ

バーゼル三日目は、ロレックスのラーニングセンターに行きました。スイス南部のローザンヌという都市です。ここは完全にフランス語圏です。ジュネーヴ行きの電車に乗っていると、スイスの真ん中にある首都ベルンくらいからフランス語が増え、ローザンヌでは完璧にフランス語の車内放送に切り替わりました。こんなに違う言語が国内に存在しているのって、改めてすごい。

 

ローザンヌはIOC本部があるくらいで他には特に何もないのですが、レベルの高い教育機関がいくつかあります、その一つがEPFLで、EPFL内にラーニングセンターはじめ建築物がいくつかあるのが個人的な見どころです。

 

ラーニングセンターの話をする前に、ローザンヌの地理的な特徴を書いておきます。スイスの街は「切り立った山の合間にある平地」というような場所が多いのですが、ローザンヌはそうではなく、ゆったりとした丘陵が広がりレマン湖を見下ろす独特な地形です。とにかく坂道が多い。レマン湖の周辺の街並みが、また目が染みるほど美しくて…。夏に来たらキレイだろうなぁ。

Lausanne!!!

 

で、ラーニングセンターといえばこんな感じですよね。

Rolex Learning Center

voyage ABF (Rolex learning center)

EPFL Rolex Learning Center

実際、こんな感じです。

ただ丘陵をつくりたかっただけなのかと思っていましたが、ローザンヌを見てみると、元々ある地形のコピーでもあったのですね!

プログラムとしては大学の図書館と、飲食店、勉強スペースが集まっていて、あのがらんとした丘陵を想像して行ったのですが、実際には学生がみっちりと集まっておりました。無理やりスロープを取り付けている部分や、通れるか通れないか分からない隙間などがあります。スロープは全体的にきつい感じで、娘が喜んで上り下りしていました。

 

山があるから、ついつい歩きたくなる。持ち上がった建物の下の隙間を通って建物に入る感じも面白く、とにかく体験していくうちにどんどん進んでしまう、楽しくなってくる、そんな建物でした。あまりに有名な建物なので(学生のときちょうど計画中で、模型を作っていた!)、最初は芸能人に会ったみたいでよく分からなかったんだけど、体験していくうちにじわじわ感動してきました。建築ってこんなこともできたんだ、と。まだまだ、我々が見ていない風景が未来の建築にはあるんだろうなぁ。

 

大人には通れない隙間に挟まってみる娘たん 基本この建物で撮った娘は笑っている

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中にはカフェと、なぜか中華料理店がありました。意外と手頃。建物内にほとんど仕切りがないので、広範囲に中華のおいしそうなにおいが漂っていました。高いんだろうなと警戒して駅でパンを買って食べてしまったのですが、EPFL内は学生料金だからかまぁまぁお手頃なので、EPFL内で食べた方がいいかもです。

 

隣には、隈研吾さんのつくった美術館があります。これは鉄骨なのか木造なのか分からない感じの建物で、軽くてシャープな非常に日本的な雰囲気の空間でした。全体像はなかなかわかりませんが、実は太刀魚のように細長い建物です。

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木造を鉄板で挟んだような。。。

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中でやっていた参加型の展覧会が予想外に面白く、娘が夢中になってやっていました。顔を映しただけで年齢が映し出されたり、ひじをつくだけで音が聞こえてきたりするものがありました。

 

EPFL内では建築学科の展示もやっており、夫氏と「なんか落ち着くねー」「ねー」とやっておりました。学生の時はこんなんつくってたな~(こんなにレベル高かったかは置いといて)

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ちなみに、ローザンヌ⇔バーゼルは120キロくらいしか離れていないくせに、片道1.5万くらいかかります…。スイスでは3日以上滞在すると列車代が割引になるものもあるので、どうにかそういうものをやりくりしたり、なんなら車を借りたりして交通費を押さえたい所です。

 

 

バーゼルに戻ると、友だちがスイス名物チーズフォンデュを作ってくれました。これは大変な料理です。濃いチーズを溶かし、それを生ハムやピクルス、ゆでたお芋にかけて食べます。

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一口食べて「あ、けっこうお腹いっぱいだな」と思ったのですが、それがエンドレスに続くのかスイスクオリティ。スイス人はもともと山の民族なので、塩辛い・カロリーが高い食べ物が多いそうです。日本のチーズフォンデュって、もっとさっぱりしたものにつけるよね?

しかし私、完食しました。

美味しかったもんね。

夫氏は撃沈。

フフン。