先日、本屋さんで時間をつぶしていたら「はじめてのひらがな1集(2・3・4さい)」というのが目に入りまして、「えっ2歳からひらがな勉強するの!?」と驚いて手に取ってみました。中身は思ったより簡単そうで、普通の図形なぞりから始まってさりげなくひらがなに誘導している感じ。
↑表紙はこんなの
真っ白な画用紙に、お絵かきという名の「延々とアンパン一族を書かされる→出来不出来を判断されるゲーム」に飽きてきていたので(主に私が)、1・2集セットで買ってみました。「くもんの幼児ドリルシリーズ」らしく、他にもABCや数字もあるみたいです。
↑これが「アンパン一族の罰ゲーム」の例だッ。左中央のカレーパン男のように、イマイチな出来だと書き直しを命じられるぞッ。だいぶ上達したぞー
意外とめちゃ楽しそう
「ドリル」というだけあって、いかにもお勉強っぽいビジュアルなのでどうかな~と思ったのですが、むしろそれが良かったのかメチャメチャ楽しそうにどんどん進めます。1ページごとに「日付・名前」を書いて、終わったら「できたよシール」を貼るという一連の作業が、娘に「ワタシおとなっぽいわー!」と思わせているような気がする。一日目で10ページもやってしまって寝る時間を過ぎてしまったので、いったん「おしまい」となりました。
こうして
こうして
「つ」!ちょっとずれちゃった^^;この次のページは延々「つ」の練習になっている。
●から書き始めて★で止める、というだけのシンプルルールでどんどんひらがなを書くよ~。
何か開封した日は大体盛り上がるものなのかもと思ったのですが、翌日も「ぞうさんのお絵かきの、する~」と言ってました(ドリルの表紙が象)。書き始めるとやはり熱中していましたが、途中で宅配が来て離席すると、一人でどんどん進めていたので驚きました。ルールが簡単だから一人でもできるのかな。
2歳児、驚きの発見
ある日、絵本を読んでいて「くつ」という言葉があったので、「そういえば『く』と『つ』は両方ドリルでやった」と思い、
「娘ちゃん、この字なんて読む?」と聞いてみると
「く。」
「こっちは?」
「つ。」
「じゃあこの二つで?」
「く、、、つ、、、、くつ!!!」
「そう!読めたね!すごいね!」
「キャーーーーー!!!!!!」
となりました。字を読むと意味が分かるという初体験をして、だいぶ興奮していました。
ついでにひらがな本を買ってみた…けど難しい
「他にもひらがな系コンテンツないかな」と思って、個人的に安野光雅さんの絵本が好きなので彼の「あいうえおの本」を買ってみました。
思った通りとても凝った美しい本でした、が、出てくるモチーフが2歳児には分からないものが多かったので(かんな、木苺、けん玉など)、まだ早かったかなー。でもやはり安野さんの絵本はいいですね。見れば見るほど何か書いてありますし、とても美しいのです。あいうえおは全て木細工で表現されているのですが、「か」だとかんながかけてあったり、「く」だと釘で止められていたりします。娘も「分かんない」と言いつつもカエルなど分かるものを見つけると嬉しそうにしていました。
書くのは早すぎるけど、読むのはアリかな
なんとなく公文の「2・3・4さい」という言葉に引っ張られてやってみた「ひらがなの練習」ですが、この先「あ」とか「む」が出てきても娘に書ける想像が全くつかないので^^;、たぶん途中でやめるとは思います。でも、「字が読める」という体験ができて嬉しそうだったので、やってみてよかったなあと思いました。書くのは無理でも、読むのは意外とできるようになるのかも。そういえば、動物が見分けられたり、色や形を言えたりするので、文字も同じですしね。
以上、2歳児のひらがな体験記でした~。