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それぞれのペースとか妥協しないこととか

 

我が家は共働きで、平日の料理は夫婦どちらかが作ることが多いです。夫が料理に時間がかかって大変そうだったため「10分でつくれる方法」を書いてみたりしたのですが、記事は多くの人に読まれても、肝心の夫氏は全然このやり方を試しません^@^;先日は、忙しいのにとてもおいしいボロネーゼをつくってくれたんだけど、「ソースをつくるのに50分かかった。やはり玉ねぎはじっくり炒めないとね。」と言っていました。「玉ねぎはチンすると炒め時間が減らせるのでは?」と言うと、「さすがシステム化のオニですね!」と茶化されました 笑

なんだか脱力してしまったんだけど、「確かにこの味は10分じゃ出せないなあ」とか、「時間が多少省略できることは、おいしいパスタとサラダでワインが飲める楽しみには変えられないよなあ」とか、食べているうちに妙に腑に落ちるようでした。夫にとっては、そんなに時間を省略したいなら外食でも弁当でもいいし、どうせ家でつくって食べるならちゃんと作りたいのかもしれません。

もともと私は調理法の違う4品くらい一度につくっていくのが得意ですが、夫は「至高の逸品」を一品だけつくる傾向があります。その代り(なのか?)、私は1品にせいぜい1・2種類しか食材を使わないけれど、夫の料理にはいろいろ入っています。そういえば仕事の仕方も、私は同時にたくさんのことをそれなりにこなす方だけど、夫はいつも「こだわった仕事を一つだけ」やろうとしている気がする。これは性格の違い、だよなあ。

いくら「子供に7時までに食べさせる・ただし仕事は忙しい」という共通の与条件があっても、人によって妥協できないことは違うし、過程もアウトプットも変わってきて当然なのかも。個性っておもしろい。まあ、ごく当たり前の話なんだけど、一つのことを考え続けているとよく分からなくなってくる。たまには視線を上げて、周りを見渡さないとな、と思いましたとさ。

 

おまけ

昨日の晩ご飯^@^夫も大学生の若者もいたので、ダラダラ飲みながらの居酒屋メニューです。

・鮭と雑穀の出汁かけ:鮭ほぐし身、炊いた豆や押し麦などの雑穀、ゴマ、梅干しなどを混ぜてお握りのように握って焼いた海苔で巻き、熱い出汁をかけて崩しながら食べる。昨日思いつきでつくってみたけどおいしかったです。具をもっとシンプルにして、甘みそだれをつけてあぶったやつでも美味しいかも。ああ、そっちの方がおいしそうかも…。

・茄子の揚げ浸し:醤油、ハチミツ、酢、みじん切りニンニク、つぶしたゴマなどを混ぜたタレに素揚げした茄子を漬け込む。これめちゃくちゃ美味しくて我が家で流行中。茄子のツヤツヤ紫がとても美しい。ニンニクは玉ねぎや生姜で代用してもいいかも。茄子は大きめに切った方が美味しい。熱々もいいけど、一晩冷やすと身がふっくらしてこれまた美味しい。

・鯖の塩焼き:鮭とかぶった。まいっか。

・トマトと卵の中華風炒め:鶏がら出汁の味。

・ピーマンのジャコ炒め:すき焼きタレの味。

・冷奴。食べるラー油を買ったので、今度はこれで冷奴食べたい。

 

おしまい。