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ミキサー新調と、日本人の野菜不足について

毎朝スムージーをつくって飲んでいるのですが、先日ついにミキサーが壊れました。野菜が冷凍なせいかと思ったのですが、親の代が使っていた年代物なので普通に経年劣化でしょう。

買ったのはこれ 

Oster ミキサー シルバー 4090-J

Oster ミキサー シルバー 4090-J

 

Vitamixが欲しいのですが、高いし大きいしうるさそうだし何より高いので(←結局コレ)、ミキサー大国(?)アメリカで一番売れているというosterにしました。ミキサーは壊れやすいイメージがあるので、ガンガン使ってそうなアメリカで売れているなら間違いなかろうという判断です。国産も気になりましたが、メカメカしい見た目の方が良かったので選択肢に入りませんでした。

 

ミキサーが無い間はハンドブレンダ―で間に合わせていました。 

これでもできないことは全くない(というかカップが無いだけでミキサーとやれることは全く同じ)のですが、ずっと手で持っておくのがだるいし、すぐモーターが熱くなるので壊れたら嫌だなあと思い、ミキサーを買いました。バーミックスが本領発揮するのは、鍋に入れたままの熱い食材を滑らかにしてポタージュをつくったり、メレンゲや生クリームをつくったりするとき。特に生クリームはパックに入ったまま作れるので最高です。

 

他にも、コレは気になりました。 

TESCOM MetalLine ジュースミキサー TM8100

TESCOM MetalLine ジュースミキサー TM8100

 

安い、見た目が良い。でもね、なんだかレビューがよろしくない。毎日ハードに使いたい派として警戒せざるを得ず、保留にしました。たまたまかもしれないけれど、テスコムの製品って良くないのが多い。消費者庁のHPを見ていると不良品で上がるのをちょくちょく見ます。実際のところ、どうなんだろね。

 

欲しかったのはコレ。 

バイタミックス TNC5200 ブラック 【日本仕様・正規品・7年保証】

バイタミックス TNC5200 ブラック 【日本仕様・正規品・7年保証】

 

7年保証はいいよね。Osterが早々に逝ってしまわれたら思い切って買うことにします。

 

osterの調子はというと、まずまずという感じです。

<悪>

・爆音がします。子どもが怖がって逃げます。個人的には「朝が来た!」という感じで嫌いではないです。

・硬い野菜は小さく切らないと刃に絡んでくれず、全然ダメです。

・液体を入れないと空回りすることが多いです。

・長めに回しても、そこまで滑らかにはなりません。舌に残る程度。

・洗うのがとても簡単です。刃は鋭いので注意。

・ステンレスカップってどうなの?と思ったけど、清潔感があり、割れず、軽いのでガラスよりいいのではと思いました。ただ、熱いものを滑らかにするときは、取っ手もないしステンレスだから熱いしでどうしようもなくなりそうな気がします。

・750mlと、容量は中程度?3人暮らしの我が家ではちょうどいい感じです。以前小さいのを使っていたのでびっくりするほど使いやすくなりました。

・根元のうにょうにょがやだなと思っていたのですが、届いてみるとけっこういいデザインかも。と思いました。ハリオのケトルほど目立たない、滑らかなうにょうにょです(何)

 

総合すると、見た目が好き、管理はラクだが、使い方にはコツが必要…という感じでした。前使っていたやつは小さかったけど、優秀だったんだなー。音が小さく食材は完全に滑らかになっていましたからね。日本製も検討すればよかったかも…。まあ、毎日無事においしいスムージーを頂けているし、しばらくはこれでやってみます。

 

日本人の野菜不足について

スムージーというと一昔前に流行ったダイエット食品という感じですが、我が家では野菜不足解消のために飲んでます。私は悩んでいないので分かりませんが、便秘解消には抜群に効果があるみたい。一人当たりの内容は、野菜の可食部100gとヨーグルト100~200ml、オリゴ糖、その他チアシードやらゴマやらナントカ油やらを日によって入れています。先日モロヘイヤでつくったら非常に飲みづらく不評でした^^;プロテインを入れた時も不評だったなー。リアルにバリウムみたいな味になってびっくりしました。いやはや。

 

青汁なんかのCMを見ていると、日本人は圧倒的に野菜不足!みたいな話が出てきます。

実際のところどうかというと、2011年で280g程度と確かに目標量を達成していない様子。実はこれ、アメリカよりも圧倒的に少ないんです。下記のあまりに字がちっちゃいグラフはFAOSTAT*1という農産物の国際データのあるサイトから作ったのですが、アメリカと日本は1990年を境に1人当たりの野菜の供給量が逆転しているんですよね。アメリカは1999年あたりに目標量350gを達成し、その後はまた少しずつ減っています。

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そういえば、私がアメリカにいた頃は「なんでアメリカ人って野菜食べないんだろう…」と愕然としていた記憶が。野菜と言えばポテトフライかリンゴ(丸ごと)、人参(切っただけ)、缶詰の豆やビーツ。その頃と今では全然状況が違うんですね~。日本はむしろ右肩下がりです。

 

アメリカの野菜政策

農水省によると、アメリカでは国を挙げて野菜不足解消に向けて色々動いていた模様。*2

○1980年代から米国では「マクガバンレポート」を踏まえた栄養政策の推進により、野菜の摂取増を奨励。

○カリフォルニア州で行われた「ファイブアデイ」運動が成功し 1991年には連邦プログラムとして全国的運動になった

○カリフォルニア州で行われた「ファイブアデイ」運動が成功し、1991年には連邦プログラムとして全国的運動になった。

○2010年2月に、ミシェル・オバマ大統領夫人が、子どもの肥満撲滅運動である「Let’s move!」を呼びかけ、米国政府

や民間企業等が食生活改善の取組を開始した。

○2011年の米国食生活指針の改訂に伴い、理想的な食事を一目で把握できるよう、皿の半分を野菜と果実で占める「マイプレトー」を発表

結果は出ているようで、先述のグラフのように摂取量は右肩上がりになっているわけです(最近落ちているけど)。

 

日本の野菜摂取量が減っている理由

つい先日までこれに関する調査データを持っていたのに、なんでかなくなりました(オイ)。うろ覚えですが、「根菜類の消費が減少し、食べ方がサラダなど食べた実感があるのに量が少ないものがふえたため」だったような。確かに大根・レンコンなどの根菜を使った煮物類は、重さがある上にたくさん食べられる気がします。でも、葉物やトマト、ブロッコリーなど栄養価がある野菜の摂取は横ばいまたは伸びているので、大根ばっかり食べているよりは栄養学的に良いような気がするんだけどどうなの?

あとは、外食率・中食率(弁当など)の増加と、一人世帯の増加が挙げられます。一人暮らしの時は野菜を美味しく・手頃に食べるのが難しかった記憶があるので分かるなあ。また、野菜の価格高騰。余裕が無いとてっとり早くカロリーになる炭水化物や油脂に手が伸びてしまうということなのかもしれません。

 

いずれにせよ、野菜を食べることはガンや高血圧など日本人の主な疾患の予防策にもなる*3ので、積極的にとっていきたいですね。

最近はスムージーよりもコールドプレスジュースが流行っているそうですが、我が家は食物繊維需要も高いので今のところスムージー派。色んな野菜を安い時に大量に買って、洗って切って一日分ずつ冷凍しています。ラクだし、飲まないと途端に調子が下がるので必須品になりました。他にも、夕飯をつくるときに野菜をはかることもあります。家で作るときは朝と夜だけで500gずつは食べている計算になります。余裕^@^

 

野菜不足とスムージーの話でした。