人に勧められて見てみた。だいぶ古い映画で、なんとカトリーヌ・ドヌーヴのデビュー作らしい。ピチピチのドヌーヴはむちゃくちゃ可愛くて、彼女が歌ったり踊ったりしているのを見ているだけでも幸せになれる。実際は別の歌手が歌うシーンの声を当てているようだ。
今で言うラ・ラ・ランド的なお話で、若い頃愛し合った二人がすれ違い、全く違う人生を過ごした上で後戻りできないタイミングで再会。しかし、それぞれの人生に戻っていく。
題名通り傘と雨がテーマになっていて、最初に一つの傘で出会うところ、女が迎えに来ないから一人で傘に入るところ、最後に傘で会釈して別れるところなど、随所で人間関係を表現する小道具として使われている。当然、雨や雪も重要なファクターで、晴れているシーンがほとんど存在しない。それでも明るい雰囲気が漂うのは、主人公の華やかさとファッションのおかげだろう。
全篇歌で構成されたミュージカル映画はこれが初めての試みだったそうだ。そういう意味でもあらゆる映画のルーツになっている。だれでも一度は聞いたことのある主題歌はどこかさりげなくて、主題歌然としていなくて好きだった。
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