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フランスで日本人建築家による「屋外感」満載なマンションが計画中

日本人建築家 藤本壮介氏が、

フランスのモンペリエに屋外感たっぷりの集合住宅(+アートギャラリーなどの施設)を計画してました。

 

それがコチラ

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おお~…

イレギュラーなバルコニーの出方が面白い。

 

結構居住性は良さそう!

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バルコニー間が階段でつながれているのは、メゾネットでしょうか?

 

実際はバルコニーが2階に1つなので、そんなには無いのですが

屋外:屋内が1:1に見えちゃいますね。

うまいパースだな~

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このパラパラした外観デザインが景観上いいかはさておき、

見るからに「新しいことをしている」感じがするのがうまいな~と思いました。

 

同氏が設計したHOUSE NAに似ているのですが、

コチラは実は個人的にキライです。。。(私の意見はどうでもいいと思いますが…)

明らかに人が住む所じゃない!ただの遊具だ!と思っていました。

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でも、この集住は住みやすそう^O^

居室が奥に控えてる感じがするからでしょうか。

藤本さんのパラパラと屋内が屋外に分散していくような一貫したアイディアソースは、

素材やスケールの単位によって良くなったり、無理目になったりする気がする。


そうそう、このパラパラ、最初にお目にかかったのはSDレビューのCLOUD HOUSEでした。

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若い頃に発想したものは、

一生テーマとして続くのかも。 


バルコニーが広いなんて、新しい話では全くないのですが

こうやって屋外の割合を広く見せたり、

屋外が浮遊しているような、かなりの開放感を出すために不定形に、互い違いにしたりすることで

新しい、全く違うモノに見えます。

 

実際に、空間体験としても、ランダムに視線が抜けるし

バルコニーどうしはスキップフロアのように互い違いに入っているので

「バルコニーの吹き抜けやで~!^p^」という感じで屋外感はかなりあると思います。

 

建築デザインって、空間構成でできることもあるけど

細部の設計でできることのほうが、ヒューマンレベルでは影響を与えやすいですね。

 

 

 

関連記事:こんな家を建てたい。その1.「屋外感」について - poco blog


VIA:Sou Fujimoto designs nature-inspired tower for Montpellier

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