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アトミック・ブロンド(2017年、アメリカ)

アトミック・ブロンド(字幕版)

個人的に筋トレにはまっており、ふとした時に「もったいない」と思って特定筋肉に力を入れたりスクワットしたりしている毎日なのですが、本作はシャーリーズ・セロンの美しい背中の盛り上がりや引き締まったふくらはぎが堪能しまくれて最高でした。背中の筋肉、いいねぇ…。背中はなかなか筋肉がつかず、悩んでいるのです。シャーリーズセロンはトレーニング中に歯を食いしばりずぎて2本割れたとのこと。簡単には手に入らない背中なのであろう。

しかも、非力な女性ならではのリアルな戦いを盛り込んでいるらしく、見慣れたアクション映画よりも数段痛そう&必死でした。シャーリーズ・セロンは毎日戦っているので、いつもあざだらけで顔がぼこぼこになっていたりするんです。

また、そのような痛そうな毎日を送りながらも彼女からは毅然としたプロ根性みたいなのしか感じず、可哀そうだったり心が傷ついたりといった描写があまりないのもポイント。かといって殺人マシーンではなく、ただただ職業人という感じでした。アリシア・ヴィキャンデルだとこうはならない気がするので、やはりシャーリーズ姐さんのゆるぎなさがすべてなんでしょうな。

 

そういう「リアルなかっこよさ」はあるんだけど、私のせいなのか話の筋がよく分からず、シャーリーズ・セロンを愛でる以外の効用がないのが残念でした。ソフィアブテラもただの飾り的な感じで…。「アンタ戦えるやろ!!」ていう(他の映画と混同した発言)何がしたいのかよく分からなかった…。オチで「結局アメリカかーい」とずっこけたのもなんだかなあ。最後は無性に腹が立って終わりましたね…。