題名通りなんだけど、半年以上愛用していたビューティーブレンダーたちを捨てた。理由は、「清潔に保つのが難しい」という点。それ以外は好きだった。
ビューティーブレンダーはこういう大きめの涙型のスポンジで、水を含ませてベースメイクを馴染ませるのに使う。これが非常によく、キレイに馴染んで持ちがよくなる。サイズの大きさもいい仕事をしていて、しっかりファンデーションを叩き込みつつ、こそぎ落としてしまうこともない。
ただ、大きいせいで洗っても中心がいつまで経っても乾いた気がせず、梅雨になったので清潔感が気になってしょうがない。
洗うのも手間だ。使用後は毎回洗顔料で軽く洗い、週に一度洗剤に付け込んでしっかり洗う。この週1のディープクレンジングでは、何度すすいでも洗剤の泡がちょっと出て、洗剤のにおいも抜けづらい。
ある日、全てが嫌になり全部捨ててしまった。
しかし、ファンデーションブラシだけでは仕上がりに不満があり、水スポンジは絶対に欲しい。というわけで、これを見つけて買ってきた。
よくある30個入りの使い捨てスポンジ。ロージーローザというブランドだった。350円程度なので、ひとつ12円程度。
これを片面ずつ使い、2日目に捨てる。ビューティーブレンダーが2500円程度なので、ビューティーブレンダーひとつ分の値段で14か月分のロージーローザが買える計算だ。ビューティーブレンダーは1年も持たない(割れていく)ので、ロージーローザの方が値段的には多少安い。
洗う必要もないので時短に繋がるし、何より清潔感があっていい。濡らして絞るのも面倒だなと思い、使う前にスポンジに直接フィックスミストを2・3度かけるようにした。こうするとますます手軽だし、ついでにフィックスミストをかける手間も減らせる。
使用感は、正直ビューティーブレンダーに負ける。単純に厚みがないので、何も考えずにポンポン抑えることができなくなった。そのうち慣れた。
この経緯、どこかで見たことがあるぞ…と思ったら、これと全く同じだった。
メイク好き女子たちは、夏もスポンジを清潔に保てているのだと思うと尊敬する。私には面倒くさすぎる。ブラシも洗うのが面倒で洗い替えをたくさん買ってしまった。