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模様替えと、パワポで描く簡単な図面のはなし

模様替えとか、家具選びとかの時は簡単な図面を描いた方が結果的には早くて便利なんですが、その話です。

 

どんなパソコンにも入っているパワポやら、ワードでもいいんですが、A3など大きめの用紙設定にし、「図形」ツールで実際の10分の1とかのキリがいい縮尺の四角をどんどん量産するだけ、です。

部屋のサイズは最初に計っておいてまず大枠の四角を描き、柱などの動かせない障害物を描き入れ、窓の位置や扉の開く軌跡、コンセントの位置なども描きます(この時点で、家具の自由度がガクッと減る)。次に、ネットで家具のXYZ方向のサイズを調べて、ポンポン入力します。入る家具と入らない家具が分かります。図形に「どこの何とかという家具:url」などを描き入れます。縦方向については、シートを変えて、断面図を描くといいです。

方眼紙に手書きでももちろんいいんですが、家具を入れ替えたり回転させたりが容易ではないため個人的にはあまり好きではないです。

 

「人が通る隙間」は50センチが目安

というのは設計の教科書に書いてあるんですが、実際の住宅事情ではそれ以下の隙間でも運用されていますよね。50センチ以下でもアリだと思います。とはいえ、うまくやらないと事故多発地帯になってしまうので、50センチを目安に作った方が無難です。人が通る場所をヘビみたいな感じでつなげて考えてみると、導線に無理がないかなんとなく分かります。

 

この「部屋の障害物などの前提」と「同線」、「家具」のパズルをやっていくと、あまり自由度ってないんだな~となります。なので、どこに置いても違和感のない、背板のない棚や不定形や円形のラグ、方向性のないソファなどが便利だと、個人的には思うんですよね。あと、ロフトベッドとか、ベッド下収納、天井までの棚などの高さを使える家具。高さ方向がうまく使えると空間が広くなるし。

 

家具配置と図面の話でした。