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映画の感想文

正期産とお勉強と映画

37週以降は正期産と呼ばれ、 これ以降は予定日前に生まれても早産にならないらしい。 で、今日が正期産すぎて数日目。 体調は特に悪くはないのだけど、とにかくお腹が重い。 ときどきお腹がカチコチに張ってズーンと痛くなる。 頭がぼーっとする。 ずっと眠…

最近見た映画の短評

映画も公開延期が出てきましたね。別に禁止されているわけではありませんが、なんとなく遠のいていると思います。映画館では換気を積極的にやっているようですし、静かに過ごす場所でもあるのでそれほどリスクが高いとは個人的には思っていません。もちろん…

2019年公開映画 6歳児のお気に入り

昨日に引き続き、娘ちゃん篇です。 1位 アナと雪の女王2 コメント「音楽もいいし、映像もきれいだし、おはなしもよかった。エルサがかっこいい。オラフの歌(大人になったら)はけっこう怖い。クリストフの歌はよく分からなかった。」 文句なしの満点という…

2019年公開の映画お気に入り

あけましておめでとうございます。年末忙しく全然更新していませんが、私は元気です。 昨年は家の近くに映画館ができたのにも関わらず、けっきょく見た映画の数は例年以下という結果に。ROMEとかボーダーとか、絶対に外したくなかった映画も見逃してます。ま…

ジョーカー(2019年、アメリカ)

公開日にさっそく見てきた。夕方頃で、満席。「本編後、明るくなるまで誰も立ち上がらない」タイプの映画だった。心をえぐり、重苦しい。爽快感があるようでない。帰りに、女子高生二人が戸惑った感じで「階段を降りるシーンがめっちゃかっこよかったけど、…

忘れられない映像体験「ジェミニマン(2019年、アメリカ)」

いつも映画の感想を書くときは「題名(年代、製作国)」なのだけど、興奮して副題もいれてみた。あまり期待してなかったのに、映像体験がすごすぎた。 ジェミニマンは「ブロークバック・マウンテン」や「ライフ・オブ・パイ」で知られるアン・リー監督作品。…

アド・アストラ(2019年、アメリカ)

ブラピが宇宙で父親探しをする映画。 美しくて抑制のきいた表現、シンプルで一直線なストーリーライン、そして寡黙なブラピと雄弁な眉毛。素敵な映画だと思ったけど、あんまり心に残らない。人物も事象も記号的にしか存在していないからかもしれないし、スト…

ライオンキング(2019、アメリカ)

またまた娘との放課後デートで見てきた。実は、リアルでちょっと怖そうだったのでしばらく娘が拒否していたのだけど、電車ジャック広告を見てコロリと意見を変えたようだった。やっぱり電車ジャック広告、けっこういいよ!(何) 映像がリアルすぎて、直前の…

ペット2(2019年、アメリカ)

いつものごとく娘6歳とのデートで見た。イルミネーション・エンターテイメント社の作品。イルミネーション・エンターテイメントはピクサーなどと比べて制作費が安く、あまり説教臭くないところが特徴で…などと書き始めようと思ったら、全く同じことを3年前に…

お盆中にお勧めのアマゾン・プライム作品

まずはサクサク見れるドラマ。 セルビア難民がキャンプで食べる食事、ロシアのカルト教団の少年が食べる夕食など、危険な環境や極限の状況で暮らしている人たちが何を食べているのかを取材しているドキュメンタリー。忘れられなかったのは、リベリアの元少年…

パッドマン(2018年、インド)

インドで小ロットでの生理用ナプキンづくりの仕組みを開発し、女性たちに生理期間中の自由だけでなく、感染症予防から仕事まで与えたという男性のお話。インドらしい非常に壮大な話で、間の休憩をはさんで2時間超となっているものの、多岐に渡るテーマをてん…

シェルブールの雨傘(1964年、フランス)

人に勧められて見てみた。だいぶ古い映画で、なんとカトリーヌ・ドヌーヴのデビュー作らしい。ピチピチのドヌーヴはむちゃくちゃ可愛くて、彼女が歌ったり踊ったりしているのを見ているだけでも幸せになれる。実際は別の歌手が歌うシーンの声を当てているよ…

サーチ(2018年、アメリカ)

高校生の娘がある日失踪してしまい、残されたパソコンを使って、ひとり親の父が娘を探す話。ほとんどのシーンがパソコン画面上で完結しているという意欲作で、そう聞くと絵変わりがせずつまらなさそうに聞こえるが、全くそんなことはない。同時に見た「アク…

アクアマン(2018年、アメリカ)

キング・オブ・スローンズで異様な存在感を放ちつつも、ちょっとだけ出てすぐいなくなってしまったジェイソン・モモアが主役をしているということで見てみた。やっぱり彼の存在感はすごい。普通の人の隣に立っていると、違う生物のように見える。単に筋肉や…

20センチュリー・ウーマン(2016年、アメリカ)

20世紀になる前にガンで死んでしまった女性の話。鑑賞者側は女性が死ぬことが分かった上で、1980年くらいに起こった思春期の息子とのすれ違いを見守る、なんとも変わった映画だった。冒頭から女性(ドロシー)と息子(ジェイミー)がその当時の声で、「◯年〇…

ある少年の告白(2019年、アメリカ)

だいぶ前になってしまったが、グザヴィエ・ドランが出演しているとのことで見てきた。LGBTの子どもたちが矯正施設に入れられる話で、グザヴィエ・ドランは矯正施設の思想を妄信しようとして抜けられなくなっている役回り。病的な表情はハマっていたけれど、…

アラジン(2019年、アメリカ)

娘と、保育園帰りのデートで見てきた。娘初の4DX。色々と予告なしで連れて行ったので、終始目がキラキラしていてたまらんかった。問題は保育園帰りだとご飯を食べながら見ざるを得ず、4DXとご飯の組み合わせが非常に悪いということだ。ポップコーンが跳ね…

ワイルドライフ(2019年、アメリカ)

※ポールデイノではなくダノなのでは?と指摘されました 日本語訳はダノの方が正しいらしいので訂正します。が、面倒なので本文はこのままです…すんません 俳優ポール・デイノの初監督作品ということで見てきた。ポール・デイノはリトルミスサンシャインも好…

ハウス・ジャック・ビルト(2019年、アメリカ)

ラース・フォン・トリアーの新作映画。なんだかんだ言って毎回見に行っちゃうんだよな…。今回もいそいそ見に行って、予想通りゲンナリして帰ってきた。前回も「こんな映画を見るために家族を家に置いてくるなんてどうかしてる」と思った記憶がある。今回もそ…

トイストーリー4(2019年、アメリカ)

娘が絶対に見に行きたいというので見に行った。今度はIMAX。実はこの間、ピカチューやダンボ、天気の子などを飛ばしているのだが、娘もだんだん「自分が見たい映画」ができてきたようで、これらは「見に行く?」と言っても行かなくていいとのことだった。 ト…

映画 プリキュアミラクルユニバース(2019年、日本)

娘とみてきました。プリキュア映画は、私は初見。 うーむけっこうつまらなかった!そういうものを期待して見に行くもんでもないのだろうけど。 娘はプリキュア的世界観に魅了されているのだけど、映画としてつまんないことは彼女自身も指摘していて、そのう…

サバイバルファミリー(2018年、日本)

ポスターの雰囲気で勝手に面白くなさそうと思っていたのですが(失礼)、「思ったより面白い!」と言っている方が多かったので見てみました。確かに、思っていたよりずいぶんとディープな作品でした。終始コミカルなのにちゃんと重みのある映画で、家族で見…

彼女がその名を知らない鳥たち(2018年、日本)

最初は蒼井優さんの粗雑で嫌な女感がすさまじく、阿部サダヲさんが気持ち悪すぎて、「これは見たくない映画だ」と思ってしまいました。こういう露悪的な映画って、現実を単純化しすぎている感じがして嫌だな。リアリティもないし。…なんてネガティブな気持ち…

女は二度決断する(2017年、ドイツ)

すごく楽しみにしていたし、すごく好きなタイプの映画だったのだけど、ラストがイマイチ納得いかなくてずっと感想をかけなかった映画。 監督は欠かさずチェックしているファティ・アキン監督。愛や正しさの意味を問うような作風で、とにかく熱い映画が多いん…

ロスト・シティZ 失われた黄金都市(2016年、アメリカ)

思ってたのと全然違ったけど、けっこう面白かったです。インディ・ジョーンズのモデルとなった実在の探検家の話で、位の低い貴族だった青年時代から死ぬまでを描いた壮大なストーリーでした。 想像していたのは、探検に取りつかれたろくでもない人の話だった…

タクシー運転手~約束は海を越えて~(韓国、2017年)

「グエムル」でひどい目に合う貧乏で陽気な父親を演じていたソン・ガンホが、ひどい目に合う貧乏で陽気な父親を演じる話(間違い探しか)。最初は目が三日月のような笑顔なのに、途中からは泣きながら走っているあたりも似ていますが、こちらは実話をベース…

タンジェリン(2015年、アメリカ)

「フロリダ・プロジェクト」が素晴らしすぎたので、同じ監督の過去作品を見てみた。こちらは全篇アイフォンで撮影しているらしい。 まず最初に言っておきたいが、「ショボいカメラで撮っている」という感じは、全くない。なんだ、アイフォンでよかったんじゃ…

寝ても覚めても(2018年、日本)

うーん…? 夫氏が誰かの絶賛を聞いてお勧めしてくれたんだけど、うーんなんだか合わなかった。主題が恋愛だからかも。なんだか苦手なんですよね、恋愛映画。 濱口監督は「ハッピーアワー」をものすごく見たかった(そして未見)のですが、少なくともこちらは…

エンドレス・ポエトリー(2016年、ロシア)

見るの遅くない? ホドロフスキー好きーとか言っておきながら、劇場も逃し、DVDになってからもしばらく見るのを忘れていた情弱(情弱?)はわたしです。 「エンドレス・ポエトリー」は「リアリティのダンス」という前作の続編で、ホドロフスキーのマジ自伝的…

ドラえもんのび太の月面探査記(2019年、日本)

娘と会社帰りに見に行きました。 世は春休みなので、子ども向け映画は「ダンボ」、「コナン」、「スパイダーマン」、「レゴ」、「プリキュア」といくらでも選べる状況で相当悩んでいましたが、最終的にはダンボとドラえもんに絞って、時間の都合がいいドラえ…