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映画の感想文

彼女の人生は間違いじゃない(2017年、日本)

まだ震災の傷が癒えないいわきの近くの町に住む男と娘。男は被災して死んだ妻のことが忘れられず、補助金をパチンコにつぎ込む毎日。娘は市役所で働くが、父親に嘘をついて週に1回デリヘルでも働いている。なぜデリヘルで働いているかは最後まではっきりとは…

パターソン(2017年、アメリカ)

アーハン? よく分からないけど嫌いになれないし退屈もしない映画でした。 アダム・ドライバー演じる「パターソン」さんはアメリカのどこかにある田舎町「パターソン」で暮らすバス運転手。妻と寝ている窮屈そうなベッドから起き上がり、コーンフレークとコ…

ゲーム・オブ・スローンズのジョフリーがバットマン・ビギンズに出ていた話と、アマゾン・プライムにクリストファー・ノーラン作品がたくさん出ている話

アマゾン・プライムでダークナイト3部作を見ていたら、「バットマン・ビギンズ」でやけに見覚えのある子役がいました。ケイティ・ホームズに守られているこの子、ジョフリー・バラシオンにそっくり…? and Jack Gleeson, who played Joffrey Baratheon, was …

リメンバー・ミー吹替版(2018年、アメリカ)

ふと時間が取れたので見てきました。ちょうど始まるのが吹替え版だったのでそれにしたのですが、これが大正解。主役のミゲル君の声が本当に子供の声に感じられて、でも歌がめちゃくちゃうまいけど…?いったい何者?と思って調べてみると、本当に13歳の少年が…

パーソナル・ショッパー(フランス、2016年)

これは予告編詐欺映画でして、パーソナル・ショッパーをやっていたら魔が差しちゃって…などというお洒落女子映画だと思ったら予想外の結果になります。オカルトと気のせいを行ったり来たりして、映画のほとんどを割とガチなスピリチュアル風味で突き進んでい…

散歩する侵略者(2017年、日本)

これ以上ないくらいストレートな愛の話でして、そことなく漂うB級感も相まって無性に照れました。舞台をベースにしているせいか、演技が敢えてなのかお芝居っぽい感じにしているのも不思議な雰囲気。ないはずの書割が見えてきます。しんちゃんじゃない方の宇…

愛を読むひと(2010年、アメリカ)

見た後に考え続けてしまう映画。 15歳の少年マイケルと、17歳年上の女性ハンナの恋愛物語としてスタートするが、ハンナには重大な秘密があって…という話。恋愛要素の大いにあるが、ドイツが抱える社会問題と、罪と恥の問題が絡んできて複雑な様相を呈する。 …

アトミック・ブロンド(2017年、アメリカ)

個人的に筋トレにはまっており、ふとした時に「もったいない」と思って特定筋肉に力を入れたりスクワットしたりしている毎日なのですが、本作はシャーリーズ・セロンの美しい背中の盛り上がりや引き締まったふくらはぎが堪能しまくれて最高でした。背中の筋…

君はひとりじゃない(2017年、ポーランド)

なんというか不思議な映画。 霊媒や幽霊が出てくるので(そもそも冒頭から死んだはずの人がスタスタ歩き出す)、オカルトかなーと思いきや全然違う。リアルな中年の人生風景が出てくるし、精神病ももう一つの柱だし、かといって全体的に漂うのは妙にコミカル…

A.I.(2001年、アメリカ)

最近仕事でやたらAIづいているので、「そういやA.I.っていう名前の映画があったなー」と思ってみてみました。 このA.I.くん、可愛さ絶頂期くらいのオスメント君が演じているのですが、けっこう怖い!最低限の倫理観などがなく、やたら力持ちで、ひたすら「マ…

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年、イギリス)

イギリスのずさんな福祉制度の話。 心臓病で働けなくなった59歳のダニエルは、援助金を申請するも申請人とのかみ合わない会話の結果なぜか却下されてしまう。年金はもらえない年なので今度は失業手当に申請しようとすると、求職活動ののち解雇されるという完…

T2トレインスポッティング(2017年、イギリス)

やっぱりきらい 前の作品も嫌いだったんだけど、今回も本当に嫌だった…。そう、心が狭いんです。 それでもなんで見るかというと傑作と言われた作品がちゃんと20年経って同じ人物で撮っているというのに飛びつく浮ついた心のせいです、むしろシニカルで稀有な…

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年、アメリカ)

先日のアカデミー賞で作品賞をとっていました。めでたい。 この作品はかなり楽しみにしていて、公開初日にいそいそと見に行きました。その日はアカデミー賞とる前だったけど満席だったので、かなり注目度は高いみたいですね。 ギレルモ・デル・トロといえば…

スイス・アーミー・マン(2016年、アメリカ)

ダニエル・ラドクリフが死体役!という奇天烈さで、見ないわけにはいかなかった。見た結果、思った以上に変な映画だった。完全に一人相撲みたいなドリーミーな映像や下ネタが許容できればけっこうおもしろいのでは、と思う。個人的にはそんなに好きな題材で…

ドリーム(2016年、アメリカ)

昨年だいぶ話題になっていた作品だけど、ようやく見た。 アメリカで「ラ・ラ・ランド」よりも興行収入が高かったらしい。映画的な分かりやすさと社会的なテーマがうまく組み合わさり、さらに息つかせない編集の妙もあってすごく見やすかった。子供にも見せた…

マリリン七日間の恋(2011年、イギリス・アメリカ)

アマゾン・プライムで。マリリン・モンローが「王子と踊子」を演じたときの話。マリリン・モンローの内面に深く切り込んでいくスタイルの映画で、モンロー役はミシェル・ウィリアムズが演じている。あまり似ているとは言えないのだけど、しぐさや話し方はか…

ゲーム・オブ・スローンズのオシャって「愛より強く」の人やん!

今日も海外ドラマネタ。 ゲーム・オブ・スローンズに出てくるティリオンの恋人「オシャ」、どこかで見たことある…と思ったら、ファティ・アキン監督の「愛より強く」の主役でした!シベル・キリさんというそうな。気ままで情熱的な、オシャと似たところのあ…

汚れたミルク/あるセールスマンの告発(2014年、インド・フランス・イギリス)

ダニス・タノヴィッチ監督作品。 これは絶対見たい!と思っていたのだけど、映画作品としてどうかというよりは、この事件の一刻も早い映画化が重要だったんだろうなという印象でした。映画化にはかなりのハードルがあったようで、事件が起きたのは20年以上前…

ディストピア パンドラの少女(2017年、イギリス)

ゾンビもの。これはけっこう画期的なゾンビ映画で、なんと最初から最後までゾンビ視点です。「人間を生かすか、ゾンビ(≒病原菌)を生かすか」という選択を迫られたゾンビは…?という話でした。その結果については見ていただけたらいいのですが、今までにな…

ゲーム・オブ・スローンズにはまっていました&見たいものが多すぎて困る話

更新が滞るときは「アメリカドラマにはまっている」か「仕事が忙しい」かのどちらかなのですが、今回はアメリカドラマにはまっていました。 そう、ゲーム・オブ・スローンズのエピソード1-6がアマゾンプライムにて公開されたのです。 このドラマは「うっかり…

映画は映画館で見た方がいいという当たり前な話

映画は映画館で見た方がいいというのは誰でも思うことかもしれませんが、これはマジで本当です、映画館で見られなくても、できるだけ大画面で、できるだけいい音響で見るべきです。小さい画面、よくない音で見ると映画の魅力ってがた落ちしてしまいます。も…

グレート・ウォール(2016年、アメリカ)

マットデイモンが「マンチェスター・バイ・ザ・シー」を断って出演していたということで少し気にしていたものの、「アメリカ人と中国人が一緒に万里の長城で怪物退治する映画」と聞いて「うへぇ…」となっていた作品。ひょっこりアマゾンプライムに出ていたの…

ボス・ベイビー(2017年、アメリカ)

「なぜ、赤ちゃんによってこうも大変さが違うのか」というのは、子を持つ人なら大体感じたことがあると思います。友達の子と比較して「なんでうちだけ…」となったり、お店で騒ぐ子を見て「あの子はもっと大変そう…」となったり。第2子が生まれようものなら、…

ありがとう、トニ・エルドマン(2016年、ドイツ)

コンサルで働く30代くらいの娘のもとに、フラッと遊びに来た変人の父親。親子ほっこりモノかと思って見始めたのですが、意外と色んな身近なテーマを包含していて非常に身につまされました。大企業で働くということについて、会社の傘を着た傲慢さや、一方で…

エヴォリューション(2016年、フランス)

今で見た映画の中でトップクラスに気持ち悪かったです、、、しかし画が非常に美しいのと、衣装演出なども詩的でなんとなく見続けてしまう感じでした。設定は本当にキモいのですがグロテスクなシーンはさほどないのでボンヤリ見ている分にはダメージ少ない…か…

グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年、フランス)

映画監督・俳優・脚本家・演出家のグザヴィエ・ドランのドキュメンタリーです。グザヴィエ・ドランの作品を一つでも見ていないとよく分からないかもしれませんが、個人的には旬な若い才能を眺めるだけでも楽しめるように思いました。50分程度ととてもコンパ…

メッセージ(2016年、アメリカ)

「宇宙船のモデルはばかうけ!」という、監督の捨て身のリップサービスが記憶に新しい映画ですが。普通に面白かったです(普通ってなんだ)。 ネタばれ厳禁なので見る気がある人は読まないでね。 なんとなーく見る前に知っていた内容では、「言語学者の子供…

2017年公開映画振り返り

2017年公開映画の備忘録です。 見たやつ(好き順) 雨の日は会えない、晴れた日は君を想う 「わたしはこういう映画が見たかった」2017年賞受賞(なんだそれ)。抑えた冒頭の雰囲気と謎の交流、破壊、車のメモ、全部良かった。大したことが起こらない…

ラビング 愛という名前のふたり(2016年、イギリス・アメリカ)

1950年代、公民権運動真っ只中のアメリカの、異人種間結婚を描いた映画。ラビングというのは実際の人名で、この夫妻が結婚の権利を勝ち取ったことを「ラビング事件」というそうです。つづりもLoving。かわいい名前ですね。 けっこう地味な映画なんだけど、寡…

コンテイジョン(2011年、アメリカ)

アマゾンプライムで、ソダーバーグ監督のパンデミック映画ということで見てみました。「トラフィック」がめちゃくちゃ好きなんです。 この映画も「トラフィック」と同じく群像劇になっていて、オスカー女優たちがその中で割とカジュアルに使われているのが面…