上の子が赤ちゃんのときから、ほぼ10年近く経っているので、育児用品もずいぶん進化していた。
私は物持ちがいいので、友達から頂いたものも含めると、今回新たに買い足すものはほぼないかな~なんて思っていたのだが、
我々夫婦ももういい年でもあるし、
文明の利器にはどんどん頼っていこうという気持ちになり、
結果的には色んなものを買うことになった。
中でも「これは素晴らしい!」と思ったのが下記の3つだ。
1.コニー抱っこ紐
2.スワドルアップ
3.アイクレオ液体ミルク
上記はほぼ欠かせなく、洗い替えやリピート購入をしているもの。
他にも、バウンサーとベビーカーも進化していた。
バウンサーは10年前から存在していたが、キャンチレバーみたいになっているシンプルなタイプはベビービョルン一択で、使える期間が短いのに2万以上するのでその当時買っていなかった。
10年の間に西松屋で5000円の廉価品が出ていたので買ってみたら、これが素晴らしく便利だった。
家の中で移動したときに赤ちゃんの居場所を簡単に作れる。
ソファだと落ちる心配があるし、床だと埃っぽそう…みたいなシーンに使える。
バウンサーに乗せていると機嫌がよくなることが多いし、場合によってはそのまま寝てくれる。
日中シッターさんにお世話を頼んでいた時も、多くの時間が「バウンサーで過ごす」と書かれていた。
ベビーカーは「サイベックスのメリオというのが流行ってるのかな」と漠然と思っていたら、たまたま夫氏がメリオを買ってきた。
10年前に使っていたものと同じような価格なのに、
段差に強いし取り回しも楽で、子供が乗るエリアが広くて気持ちよさそうだった。
コニー抱っこ紐
さて、最も素晴らしいと思った育児用品(生後3か月目)1位は「コニー抱っこ紐」である。
抱っこ紐は10年前にベビービョルンのものを持っていて、娘も私もなぜか苦手でほぼ使っていなかったが、一応取ってあった。
ところが、息子もベビービョルンだと落ち着かないようだった。
夫氏だとベビービョルンで問題ないようだったので、サイズ感の問題なのかもしれない。
私は体がかなり薄っぺらいせいか、フィット感がない。フィットするには限界まで締めるのだが、肩や腰に負担がかかる。子供もなんだかしっくりこない。似たような体形の友達も、工夫しないとうまく抱っこできないと言っていた。
自分に抱っこ紐は合わないのかも…と思っていたところに、同じような薄い体形の女性が上手に抱っこしている写真を見て、興味を持ったのがコニーである。
今までの抱っこ紐が登山用リュックのようなコンセプトなのに対し、コニー抱っこ紐は伸縮性のあるカットソーみたいなもので、自分の体と布の間にできる薄い隙間に赤ちゃんを抱きこんでいるような状態になる。
ただの布なので軽いし、肩や腰ではなく体全体で支えるので凝ったりもしにくい。胸を張った自然なポーズで抱っこができるので、姿勢が悪くなりにくいのも気に入った、
コニーにいれると子供がすぐ寝るので、寝グズリが始まったらコニーにいれるという流れができた。
コニー抱っこ紐で面白いのは、サイズ合わせである。
服みたいに自分に合ったサイズを買う方式で、サイズが合わないとうまく抱っこできない。
私はサイト内のサイズ合わせツールのようなもので選んで買ってちょうどよかったのだが、あとから自分のものも欲しくなった夫氏のサイズ合わせは、少してこずった。
パパが買っている事例がそもそも少ない上に、
サイトが推奨しているサイズ感と、サイト内で言われている「Tシャツのサイズに合わせる」というのが合わなかったため、
両方のサイズを買って片方返品するという「試着サービス」を使ってみることにした。
返品は面倒だ。
韓国の商品なので、もともと韓国へ返品する必要があったのだが、今は日本国内で返品できるようになっている。
ところが、サイト内ではいまだに韓国へ返品する前提の文言が残っているため、混乱する。
問い合わせてみると、「レターパックプラス」で返品するのが最も安くて便利なようだ。集荷もしてくれる上に500円程度で済む。
サイトには、商品が入っている箱と、それを包む段ボールが必要と書いてあるが、実際はいらないらしい。レターパックプラスの入れ物に、直接商品と袋、リーフレットの3点を入れるだけである。
レターパックプラス以外を選ぶメリットがあまりないので、サイトもこれで統一してくれたら分かりやすいのにと思う。
サイズ合わせの必要のない「フレックス」というタイプも出ているが、
せっかく布一枚で抱っこするというコンセプトと、独特のすっきりした見た目なのだから、オリジナルを使いたい。
スワドルアップ
上の子の時もそうだったが、新生児期はモロー反射で起きてしまったり、少しの物音や振動で起きてしまったりすることが多く、
せっかく寝たのにまた寝かしつけ…というのが一番がっかりさせられることだった。
それを緩和してくれるのが「スワドルアップ」である。
手元にないとよく分らない商品なのだが、優しめの拘束着みたいなものだ。
子供を入れてジッパーを閉じると、手と足がM字になった状態で軽く固定される。
これを着せると実際に睡眠時間が伸びるので、無いと不安になり、洗い替えも買って愛用している。
ついでに布団を掛けなおしたり、布団が顔にかかっていないか心配したりすることもなくなった。
夜間の安心を買っているようなものだ。
ちなみに、廉価品が山ほど出ており、私も2枚ほど買ったのだが、生地の通気性やモロー反射を抑える効果が全く違うため、正規品を買うことをお勧めする。
アマゾンより公式で買った方が安いし品ぞろえも豊富だった。
ただ、廉価品でもいいレビューがたくさんついているので、もしかしたらそっちが合っている人もいるかもしれない。
アイクレオ液体ミルク
これもだいぶ話題になっていた。
子供が生まれたら絶対に買うんだ!と思って欲しいものリストに入れていたもののひとつ。
小さな紙パックに、125mlの液体ミルクが入っており、乳首のアタッチメントをつけるとなんとそのまま飲ませられる。
これってすごいことなんじゃないかと思ったが、
実際にはぬるいミルクは嫌がられてしまったので、一度哺乳瓶に出してチンしてから飲ませることが多かった。
また、家で作るのは粉ミルクの方が量を調整できて便利なので、
使うシーンとしてはお出かけ時になる。
普段の外出でももちろん使えるが、一時預かりの保育園でも、荷物が減って楽なので活用した。
外出時に泣きだされるとしんどいが、3か月までの子どもはミルクを飲む以外できることもないので、アイクレオを荷物に入れておくと心の平穏になる。
アイクレオは125mlなので、次は200ml以上ある「らくらく」や「すこやか」などにステップアップすることになりそうだ。
というわけで、新生児期+αを乗り切るのに活用したグッズの紹介でした。
上の子の時は、抱っこ紐もスワドルアップもなくてよく生きていけたな…と思った。あの頃は寝かしつけが生活の大半を占めていたような気がする…。
子の性質にもよると思うが、色々便利グッズを使ってみると実際に楽になったので、今後も大いに踊らされて色々使ってみたいと思う。