MENU

顔色が終わっていても健康になれる「ETVOSミネラルブロンズグロウ」

メイク動画をボンヤリ見ていると、いきなり顔が垢ぬける瞬間があって、その一つが「ブロンザーをつけたとき」だと思うんですよね。二次元から三次元へ。寝起きから外へ。顔がぐっとかっこよくなる。

あと、ハイライトかなー。ほんでチーク。って全部やないかい。

まあでも、そういった「顔の印影をつくるアイテム」って、うまく言えないけど超重要と思うのです。個人的には、アイメイクやリップよりもこっちを重視したい。もちろんマスカラもリップも塗るけど。って全部やないかい。

 

ハイライトとチークは昔から色々使ってきたんですが、ブロンザー(とコントゥアラー)だけは何か似合わず、続きませんでした。よく考えると「日本人のメイク動画だとあんまりブロンザー使ってない」ということにも気づき、あれは平たい顔族には無用のアイテムなのかも…。とガッカリしたりもして。でも使いたい。

 

前置きが長くなりましたが、「日本人でも似合うブロンザー」なのではないか?と思ったのが、「ETVOSミネラルブロンズグロウ」。もちろん、石鹸で落とせる。これは買うしかないね!と思って、買ってしまいました。これから冬なのに。 

 

 

これ、かなり好きです。絶妙なオレンジ寄りのくすんだ金で、オークル肌でも顔色悪くなることなく、むしろ明るく見えます。ブロンザーなのに明るい肌とはこれいかに。でもちゃんと影っぽくも見えるんですよね。

乾燥が気になったとき・夕方顔色が死んでいた時のクリームにも良い。シアーで油分多めな感じのテクスチャなので、あんまり考えずにポンと塗っても失敗しません。チークだけで顔色を回復させるのがちょっと痛々しくなってきた年代にちょうどいい気がします(悲しいなオイ)。

 

シェーディングでもなくハイライトでもないので、つけるところに悩んだのですが、ブロンザーを「日に焼けて光っている状態」と考えると、やはり日の当たるでっぱりの部分に塗るのがいいのかと思います。具体的には、頬骨ラインとまぶた。

 

まぶたに塗る場合、油分が多いのでよれ対策にパウダーを乗せます。厚めにピンポイントに乗せると、みかん色のグリッターみたいに見えてめちゃ好きだし、

↓これはDAZZSHOPのシマリングジェム01で全然違うんだけど、ほぼこんな感じになる

f:id:glasstruct:20181004102853p:plain

薄く広めに乗せて別の締め色とのグラデするのも秋っぽくて好きです。王道のこげ茶とのグラデもいいけど、最近は原色っぽい赤との組み合わせも好き。マスカラは茶色。紺色と組み合わせて、青マスカラでもいいかもな~。夢広がる。

余談ですが、下まぶたにつけるとアイバーム代わりにも良いんですよ。いつもは別のETVOSのアイバームシャドウを付けているのですが、これもいい感じです。これから乾燥するので、日中カピカピのオフィスでも安心。

 

頬骨は、ジャスト頬骨よりも指一本くらい下に線上に入れると、一気に立体的で健康な感じになる!血色UPに普通のチークも塗りたいので、ブロンザーが消えるちょっと上のポイント、目の下の真ん中あたりに小さくチークを入れると好きな感じでした。

紹介動画では「目の下の頬」を推奨されていたのですが、そこだとかなり日焼けっぽくカジュアルな感じになるので、私の場合使いづらいかも。

 

いま使っているチークはこれ 

何で買ったか覚えていないんですが、むちゃくちゃいっぱい入っていたのでがんばって使い切ります。(今見たら高くなっていてびっくりした!買ったとき3000円台だったのに)肌になじむサーモンピンクをベースに、ゴールドのパールが入っていてカワイイ。気に入ってはいるけど、量は3分の1でよかった。もう1年以上経ちそう。

ピンク系ですがゴールド系でもあるので、ブロンザーとも合います。

 

でも、さらにブロンザーにぴったり合いそうな、こっちのチーク&リップも欲しくなっちゃったな…。 

オレンジ色がめちゃくちゃ良かったんですよね。しかも、唇につけてもちゃんとリップっぽい質感。

 

…うーん。

ちょっと考えよう。

 

ケチだから化粧品は気に入らなくても全部使い切りたいので、買うのは相当慎重なんです。いっぱいあると消費期限過ぎちゃう。ファンデーションなんて使ってみたいのが山ほどあるのですが、使わなきゃいけないサンプルやら頂き物がたくさんあり、しばらくは買えません。悲しい。

化粧品の寿命は、製造後3年開封後1年です。ものによってはより短いです。「7つの無添加」みたいに無添加を売りにしているような商品の場合、防腐剤も弱かったりするのでより注意が必要。

ビューティーモールの下地と小じわ

下地がなくなったので、またまたマネ会の記事を読んで下地を買いました。このままマネ会の紹介商品をコンプリートするつもりか。

 

ダブルフラーレンモイストUVミルク

それまで使っていたナチュラグラッセの下地は私の肌だと崩れやすかったのですが、これは崩れない!肌疲れのなさはナチュラグラッセと同じくらいでした。荒れもしないので、けっこういいのでは?と思っていたのですが…

 

ある日、もうほとんど残っていないナチュラグラッセと、新品のビューティーモールの下地を左右の顔に半分ずつつけて一日過ごし、メイクを落とす前の肌を拡大して丹念にみていると…(いったい何してんだ)

 

ビューティーモール側の顔に見つけてしまったのです、

目の下のかすかな小じわを…!!ひぃぃぃぃ

 

ナチュラグラッセの下地は、小鼻は昼過ぎに崩れてくるくらい油分多めなのですが、そのおかげなのか一日中保湿されていたようです。

一方でビューティーモールは油分が少なく崩れにくい一方、顔の油分が少ない部分はしわになりやすいみたい。

 

わたしの肌だと、この生活を続けていると将来シワシワになってしまいそうなので、ビューティーモールは小鼻専用アイテムにすることにしました。自分はけっこうオイリー肌だと思っていたのですが、場所によっては乾燥肌なのかな?

 

鼻以外に塗るものがなくなってしまったので、どうしようかな~。崩れやすさ以外はなんだかんだ気に入っていたので、ナチュラグラッセの色違いでも買ってみようかなと思っているところです。

最近のコーヒー焙煎

相変わらず毎日自家焙煎コーヒー飲んでます。

最近は豆をいろいろと冒険するのがたのしい。

以前、自分で実験してみて「ピルベリー(小粒の豆)」の良さを実感していたので、ピルベリーのみの豆というのを買ってみました。これは失敗。味・香りは強いけれど、なんだかえぐく感じてしまったのです。やはり、私の舌にはピルベリーとふっくら大きい豆の両方をブレンドした味の方が合うみたい。

 

最近のお勧めはこれ

ちょっと高いのですが(と言ってもキロ2000円くらい)、香り味共に別次元においしかった!パッケージに書いてある通り、フルシティで仕上げました。口に入れて、しばらく味わっていたくなる味でした。これはいかん。完全に沼だ。

ちなみにこのサイトは100g単位で色んな豆を試せて、あらゆる生豆を扱っているので楽しいです。

 

 

最近買ったコーヒーグッズはこれ 

キントー コーヒードリッパー&サーモカップ ファーロ 7066

キントー コーヒードリッパー&サーモカップ ファーロ 7066

 

ひとり用のドリッパー&マグ。

ぱっと見ただの筒ですが、マグの方は二重構造になっており手が熱くならず、ドリッパーの方はステンレスでフィルターいらず。よくできてますねえ。波佐見焼の他の食器とも互換性があり、縦に積めます。使わないときに雑音にならないところが気に入っています。デザインしたのは友だち!やるじゃん。

 

また、最近の発見は美味しいカフェラテにはおいしい牛乳が必要ということ。

先日旅行に行ったらカフェラテがおいしいところが多く、そのおいしさの秘密が「わずかな甘み」だったんです。砂糖は入っていないので、おそらく牛乳が甘くておいしいんじゃないかと思い、家でもやってみたら正解でした。

いままで安さ重視で買ってしまっていたのですが、これからは牛乳の方もいいものを検討してみます。これはいかん。完全に沼(略

レディ・プレイヤー1(2017年、アメリカ)

レディ・プレイヤー1(字幕版) 

自分が日本人だからなのか、日本的コンテンツをテーマにしたハリウッド映画が良く目につきます。これもそうだし、犬ヶ島、クボ、パシフィック・リムやベイマックスなど。まだまだたくさんありそう。

こんなに日本のカルチャーが愛されているのも驚きだし、じゃあ今の日本で国際的に愛されているコンテンツは?というと、なんなんでしょうね。初音ミク的なものなのか、ポケモン的なものなのか。改めて、80年代ってすごかったんですねえ。

私は日本の漫画・アニメカルチャーに疎くてよく分からなかったのが残念ですが、この映画にはそういうものがたくさん出てくるようなので、好きな人にはたまらない作品だと思います。


国民が全員ゲームにはまっていて、現実世界が荒廃し…というのは全くピンとこなかったのですが(パン焼いて植物育ててるのが好きな人はどこに住んでるんだろう?)、思考テストとしては面白いような気がしました。

現実の街並み・世界観は好きでした。菊竹的メタボリズム建築がスラム化しているのは結構面白かった。


ストーリーはすこぶる普通に感じました。今までくすぶっていた主人公が、突然なぞ解きを始めるのはよく分からなかったです。それまで何してたんや。

否定と肯定(2017年、イギリス・アメリカ)

否定と肯定 (字幕版)

町山さんが紹介していたから見てみました。レイチェルワイズ演じる研究者が役に立たず、ピーピーとうるさい中、弁護士団が有能でサクッと解決した、というような印象でした。なんだかあまり面白くなかったな…。本当にあった話なので、あまりショーアップしないリアリティのせいなのかもしれません。視聴態度が悪かっただけかも。ごめんなさい。

ハッピーエンド(2018年、フランス)

ハッピーエンド [DVD] 

人間の嫌なところを嫌な感じで描くイメージのあるミヒャエル・ハネケ。映像が私の好きな雰囲気だし、露悪的なのもけっこう好きです。

本作もけしていい話ではないですが、主人公が12・3歳くらいの女の子なので、何となくほっこりした気分で見てしまいました。

彼女はかなり病んでおり、少女のゆがみを見抜いているおじいちゃんとの交流や父の不倫SNSをこっそり見ているシーンなど、チリチリするような痛みが感じられてリアルでした。

お母さんが病んだ原因は亡くなった弟のようで、そこから逃げるようにいなくなった父親(→そして新しい家庭においてもさっそく不倫)が諸悪の根源のようですね。気に入らない相手を簡単に殺す少女が、父親を殺さないのは不思議な感じがしました。むしろ、父親には愛されたいんですよね。それが分からなかった。


カレーのカラッと晴れた空の下、美しい家に住み、ろうそくの灯る食卓で美味しいものを囲む。音声さえ消せば素敵な家族物語が紡がれていそうな映像です。

しかし、登場人物がみんな近くの家族よりも電話やSNSに夢中になっており、お互い不幸そうにしているのが印象的でした。

わたしも、家族といるときはスマホを開かない・電話に出ないようにした方がいいなと思いました(小並感)

バース・オブ・ネイション(2016年、アメリカ)  

バース・オブ・ネイション (字幕版)

アメリカにおける黒人差別の、一番熾烈だった頃に起こった黒人による白人の集団殺人事件を描いた映画。

制作者の初めての長編映画で、しかもかなり出来が良いという話で、公開前から見るのを楽しみにしていたんだけど、製作者側の過去のレイプ事件が明るみになり、ほとんどお蔵入りしてしまったらしい。日本でもDVD公開だけ。事件は不起訴だったそうだけど、原告がその後自殺してしまい、どうしても印象が悪い。しかもこの映画には白人による黒人女性のレイプが一つの中心的事件として扱われているので、歪んだ印象を受けてしまう。

疑わしきは罰せず、なのだけど、昨今の状況からすると無理もない処遇と言わざるを得ない。

 

さて、映画の方はどうだったかというと、かなりしんどい映画ではあったが、同時に宗教的な高み、精神世界が描かれていて見ごたえがあった。白人に虐待される黒人がこれでもかと描かれているのはアカデミー受賞作品の「それでも夜は明ける」を思わせるが、グロテスク度で言えば本作は数段上のしんどさ。歯をバチンバチン折るシーンがあって、これが本当につらかった…。虐待され、心を病んだ黒人たちがリアルで、たぶん黒人差別映画の中では別格にエグい表現だと思う。


一方で主人公(=監督)以外の人物が薄ぼんやりとしていて、被虐の対象ではあるがあまり人物像は浮かんでこない。いつも一緒にいる友だちのような存在もいるんだけど、彼ですらどんな人なのか良く分からない(ちなみにフィアー・ザ・ウォーキングデッドの出演者でびっくりした!)。

主人公は幼い頃から特別の存在であり、差別の対象からも少し距離を置かれている第3者的な存在。彼が初めて虐待され、その妻も被害に遭ったことがきっかけとなって蜂起が始まる。昔から一緒に育った白人の主人を殺すところから始まるのだから驚く。

反逆は48時間で制圧され、主人公もそのうち捉えられ絞首刑になる。やはりそこはお約束的な天国に上っていく表現なのだけど、首が締まって顔が紫になっていくところもしっかり描く徹底ぶりだ。

 

今回図らずも感じたのは、社会的大義があったとして、こういうグロテスクな表現を好んで作るのは結局「そういう表現がやりたかったから」ではないかという疑問だった。

世の中にはどうしようもない暴力はあるし、そういうものから目をつぶるつもりはないのだけど、とりわけ実際に起こったことを実際に体験していない人が表現しているものは少し距離を置きたい。表現者が感じた事件を視聴者は見守るしかできないわけで、あまり一つの作品で事件の全体像を決めてかかるべきではないと思った。

実際、当時の黒人差別は熾烈だったのは間違いないのだろうけれど…。