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アマゾンのオリジナルドラマ「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」が面白い

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「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」予告編

↑なんとなく興味をそそらないパッケージ写真なのであった

 

海外ドラマはあまり見てきてないんだけど、NYフィルの指揮者とその周辺の人たちを描いた「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」は面白くてはまってしまいました。クラシック好きに限らず、誰でも楽しめる気がします。

 

1話30分と短いが、ついつい一気見してしまった

最近のドラマってこうなっているのでしょうか?1話30分とかなりコンパクトで、ついつい見てしまいました。夜見始めたので結局一気見しちゃいましたが…^^;あるあるネタと「そりゃないやろ」の両方がありましたが、面白かった!

 

オーボエって知ってますか?

知りませんよね。こんな楽器です。

SUNRISE SOUND HOUSE サンライズサウンドハウス ミニチュア楽器 オーボエ 1/6

実は中高で一番仲の良かった子がオーボエ奏者だったので、ものすごく親近感があります。音はそれほど大きくありませんが、抒情的で美しい、ソロ演奏に向いている楽器です。蛇つかいの男が吹いてそうな感じの音(なんやそれ)。

先の細い部分はリードと言って木でできていて、実は数週間で買い替えないといけない脆い部分なのです。3千円くらい。オーボエは楽器本体も安くはなく、最低でも30万、普通に買えば100万くらい見ておかなければなりません。私はクラリネットやサックスをしておりオーボエよりも何かと安上がりでしたので、「オーボエ大変そう…」と思った記憶があります。

 

このドラマの主人公はオーボエ奏者です。普通にキレイな女性…と思いきや、自信がないところ、地味なところ、素直で努力家なところなど愛されるキャラクターに描かれています。オーボエ奏者ってこういう感じよね!という私的イメージにぴったり。知らんがなって感じですが。

 

指揮者によって演奏が全然変わるからくり

オケと言えば指揮者ですが、傍から見ている分には「なぜ指揮者によって演奏が変わるのか」ということは分かりづらいかもしれません。演奏者のほうが演奏の質を握っていそうに見えますよね。

しかし、指揮者の役割はその場の演奏の進行だけではなく、メインは練習時の団員の持って行き方にあるんですね。「こんなことあるかい」というエピソードはありつつも、実感として「指揮者って大事なのね」と言うことがよく分かるドラマになっています。団員と心を通わせてオケを盛り上げていく様子は否応なく楽しめました。

 

そんな重要な指揮者を演じているのは、ガエル・ガルシア・ベルナル。「モーターサイクルダイヤリーズ」にも出ていましたが、私の印象に残っているのは「バベル」「ブラインドネス」「ジュリエットからの手紙」など、いずれも熱狂的でカリスマ性があり、欠点がありまくる人物像です。周りが見えていない天才というか…。そういう意味では、このドラマはハマリ役です。同じくアブナイ天才である彼の妻が、いきなりパガニーニを演奏しながらバイオリンを破壊するシーンなど笑いが出ました^^

24のカプリース、こんな曲ですよ(最初の方)。超絶技巧。

 

2016年のゴールデングローブ賞を取ったらしい

「アマゾンのオリジナルドラマ」ってなんとなく期待していなかったのですが、これは失礼なことでしたね。なんでもこのドラマはゴールデングローブ賞の作品集、主演男優賞を取っているそうです。制作陣も、ジェイソン・シュワーツマン、ローマン・コッポラ、ポール・ウェイツと有名所を押さえています。そもそもガエル・ガルシア・ベルナルってドラマに出るのは初めてなのではないでしょうか?

 

そんなわけでおススメのドラマでした。